今日は大陸からの移動性高気圧に覆われ、朝から快晴の一日でした。昨日日本列島に南下した寒気は東海上に抜けたため、日中は笠間で20.4℃、水戸で19.2℃と平年を上回り、湿度が低いため爽やかな初夏のような陽気となりました。今日はアパートで在宅勤務なので、早朝から仕事の合間を見て掃除、洗濯、布団干しなど忙しい一日でした。そして少し長めの昼食休憩をとり吾国山にカタクリの花を見に行ってきました。
アパートからフルーツラインを道祖神峠(標高310m) まで登り、少し林道を上って洗心館跡の駐車場に車をとめます。
標高340mの駐車場から標高518mの吾国山までは標高差180m。急坂を一気に登ります。友部から岩間方面を見下ろします。
駐車場から15分で吾国山山頂に到着。正面には筑波山から加波山が間近に見えます。
北には高峯から雨巻山方面。遠くに高原山から冠雪の那須連山をうっすらと見渡します。
那須連山をズーム。南月山から茶臼岳、三本槍岳、朝日岳方面でしょう。これだけ霞んでしまうと山座同定は難しいです。
北西にはうっすらと日光連山が見えています。
全貌はこんな感じ。北関東自動車道が桜川から真岡方面に延びています。その先は栃木県の平野部となります。
山頂の眺望を見てから福原方面に下ります。
ブナ林に広がるカタクリの群生地に到着。山頂近くは日当たりが良いため午前中から全開です。
満開のカタクリ
今週火曜日に訪れた那珂川町のカタクリ山公園には規模では及びませんが、山頂直下一帯に咲き誇る姿は絶景です。
少し下るとエンレイソウの群生地があります
エンレイソウも見頃を迎えています
ここがカタクリ群生地の出発地点
カタクリの群生を両側に見ながら山道を登ります
斜面一帯に咲きます。北斜面で日当たりが悪く、午後になると全体的に日が差し込むため、全ての花が全開になりそうです。
とても広範囲に群生しています
下からのぞき込みます
カタクリの群生地をひたすら登ります
まだ半開きの花もあります。あと1時間も経てば全開になるでしょう。
カタクリに彩られた登山道
山頂から続く尾根が見えてきました
朝から日が当たっている場所では全開です
青空に映えます
山頂近くのブナ林に戻ってきました
以前にも紹介しましたが、吾国山のブナ林は笠間市の指定文化財となっています。ブナの木は目通り幹囲3m以上のものが10本あり、3m以下のものも多数生育しています。吾国山におけるブナ林はブナの純林ではなく、ブナ・イヌシデ・オオモミジ・コナラ等の落葉広葉樹林となっているそうです。
ブナ林の下に広がるカタクリの群生
スマホでも撮影。ピンク色が鮮やかに写ります(冒頭の写真もスマホです)。個人的には日蔭で撮影するコンデジ写真が見た目に近くてお気に入りです。
再びコンデジの写真
青空の下で咲く満開のカタクリを堪能しました
スミレはこれからのようです。ナガバノスミレノサイシンでしょうか。
休暇ではなく、仕事の合間に訪れているので、長い時間散策することができないのが残念です。昼過ぎから打ち合わせがあるため、ここで切り上げ、帰りに笠間の街の桜を見学しながらアパートに戻ることにします。昼食はコンビニおにぎりを車の中でぱくついて終了(これ、いつもこのパターンです)。
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