ウリパパの日記

自由気ままに・・・

記録的に短い梅雨と6月末の猛暑 2022.6.30

2022-06-30 20:31:03 | 自然

今年の6月は前半の梅雨寒から一転して、下旬には記録的猛暑に襲われています。そして関東甲信地方では6月27日に梅雨明けの発表がありました。記録的に早い梅雨開けです。10年以上前から某気象予報会社のレポーターとして毎朝天気を報告し続けています(平日は茨城県の友部、休日は自宅の高尾から)。ちょうど6月の空模様が出揃ったので冒頭に掲載してみました。まだ確定していませんが、関東地方の梅雨入りは6月6日、梅雨明けは6月27日と発表されています。朝の空模様を見ると梅雨入りは妥当。一方、前の記事でも書いたように梅雨明けは25日でも良さそうな気がしています。

そして、昨日は何と東北地方南部でも梅雨明けしたとみられると発表がありました。今年の日本各地の梅雨入り、梅雨明けの一覧が日本気象協会のHPにまとまってたので、以下に引用しておきます。

 

東北地方南部は梅雨入りが6月15日、そして僅か14日間で梅雨明けと記録的に短い梅雨となっています。関東甲信は21日間でした。参考までに関東甲信地方の昨年の梅雨は梅雨入りが6月14日、梅雨明けが7月16日と約1か月でした。せっかくの機会なので昨年6月と7月の毎日の空模様を以下に掲載しておきます。空の記録を見ると、梅雨入り、梅雨明け共に妥当ですね。

 

 

えーと、昨年の7月27日は欠測なのです。年に1~2日、うっかり投稿を忘れてしまう日があり、悔しいけれど1年を通した皆勤賞は一度もありません。今年こそは・・・

さて、普段は海風の影響で比較的過ごしやすい茨城県でも昨日と今日は異常な暑さでした。早朝に出社して夜帰宅する生活なので、夜間はクーラーを回しっぱなしです。昨日は笠間で38℃まで気温が上がり、今朝は水戸で熱帯夜(25.4℃)、水戸では35℃を超える猛暑日が続いています。数年前まではクーラーを使用する日は、年に数えるほどしかなかったのですが。。。

 

昨日のAMEDAS記録を見ると、伊勢崎で40℃と6月25日の40.2℃に続く40℃越え。北関東を中心に39℃を超える地点が続出しました。

 

そして今日の高温記録です。40℃越えはありませんが、北関東を中心に39℃越えの地点が昨日よりも増えています。6月の高温記録を更新する地点が昨日より多くなっています。静岡、岐阜、愛知と高温エリアが西へ拡大しています。一方東京でも36.4℃まで上がり、6月の高温記録を更新しています。明日は、愛知県など中部地方に超高温エリアの中心が拡大する予想となっています。そして、この異常な暑さは今週いっぱい続きそうです。電力不足に加え、西日本では水不足も深刻な状況です。

この暑さの原因は太平洋高気圧の北への張り出しに加え、偏西風が北に蛇行してチベット高気圧が東に張り出すことにより下層から上層まで2段重ねで高気圧に覆われているためと説明されています。2018年夏に40℃越えが続出した異常な暑さをもたらした状況とよく似ています。来週の天気図を見ると、偏西風の蛇行が弱まり、梅雨前線が復活する兆しもあり、上空に寒気が入ったりすると日本海側や九州などで梅雨末期のような集中豪雨に襲われる可能性もありそうです。近年、従来想定されなかった極端な気象現象が発生することが多く(今の暑さも同様)、この夏から秋にかけての気象現象がとても心配です。

ひとまず来週は異常な暑さもひと段落しそうなので、ほっとしています。

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6月に現れた記録的猛暑 2022.6.25

2022-06-26 14:27:44 | 自然

昨日は関東地方を中心に記録的な猛暑となりました。昨日ほどではありませんが、今日も各地で35℃を超える猛暑日となっています。午前中に長沼の実家へ行く用事があり、帰りに暑さの中、長沼公園を散策してきました。ヤマユリの蕾が膨らみ、暑さが続けば今週末には開花しそうな勢いです。

 

6月から7月にかけてはオカトラノオの季節です

 

6月前半は気温が低めで開花が遅れていました。先週からいきなり真夏の暑さがやってきて、一気に見頃を迎えました。

ところで昨日の猛暑には驚きました。

 

気象庁のHPから昨日の全国ランキングを引用します。伊勢崎で40.2℃を観測。6月に40℃を観測するのは国内での観測史上初めてです。関東地方北部では軒並み38℃を超えで東京でも青梅で38.3℃を観測しています。関東地方を中心とした記録的暑さは、今まで主役だったオホーツク海高気圧が後退して夏の高気圧が一気に勢力を強めて7月下旬並みの位置まで北上したこと、関東上空に非常に暖かな空気が流れ込んだこと、南西風の山越えフェーン現象が発生したことが重なったためです。週間天気図の予想を見ると梅雨前線は北緯40度付近まで北上して関東地方は真夏の太平洋高気圧に覆われ続けます。もう梅雨明けのようにも感じますが、来週には高気圧の勢力が幾分弱まって梅雨前線が南下する気配もあるため、長い梅雨の中休み位置づけられるとのかもしれません。今週末になって、昨日にさかのぼって梅雨明け宣言となる可能性も残っているようにも思えます。

今年は猛暑が予想されています。いずれにしても梅雨寒から一転して長くて暑い夏が始まりました。

 

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3年ぶりに宮床湿原を散策 2022.6.21

2022-06-25 16:47:42 | 福島県

21日の福島県ツアーの最後は3年ぶりの宮床湿原です。南郷スキー場脇の林道を登り、峠を越えてしばらく下ったところに数台停められる駐車スペースがあります。そこが宮床湿原への入口となります。

 

このような表示が出ているので、見落とすことはありません。

 

案内版です。ここから宮床湿原へ向けて標高差50mほど山道を登ります。訪れる人は誰もいなく、いかにも熊が出没しそうな場所です。熊鈴を思いっきり鳴らして湿原へ向かいます。

 

この時期、咲いている花は少なく、ギンリョウソウが目立ちます。

 

木道が見える手前に、宮床湿原の説明があります。10種類のミズゴケや豊富な湿性植物が生育しているそうです。低層湿原・中層湿原・高層湿原の各発達段階を1ヶ所で観察できる貴重な湿原です。

 

木道にやってきました。手前から高層・中層・低層の湿原が木道沿いに続きます。

 

高層湿原にはワタスゲが咲いていました。レンゲツツジも開花。緑の湿原の中の赤褐色は鮮やかで目立ちます。

 

ワタスゲをズーム

 

高層エリアではニッコウキスゲも咲き始め。この周辺の標高は850m。ニッコウキスゲが満開の南郷スキー場より200mほど高く、高清水自然公園とほぼ同じ標高です。

 

高層エリアからの見晴らしです。点々とワタスゲが咲いています。

 

木道を歩き、中層から低層エリアの池塘にやってきました。3年前の同じ夏至の日に訪れた時に比べて水量が少ない印象。3年前はトキソウやサワランを数多く見かけましたが、今回は姿がありません。今年は春の訪れが遅かった影響でしょうか。

 

お目当てのハッチョウトンボを探します。遠くの葉にオスが2匹とまっていました。焦点が奥のトンボに合ってしまいました。

 

コンデジでズーム。長さ1mm程度の小さなトンボなので、オートフォーカスでは苦労します。ようやく焦点が合いパチリ。

ハッチョウトンボは日本で最も小さいトンボで全長10mm程度。7月になると数多く見られます。成虫になるとオスは赤くなります。今回もハッチョウトンボに出会えて幸運でした。

熊鈴のおかげ?で、熊さんに出会うこともなく、無事に駐車場に戻ることができました。帰りは友部まで一般道で200km。気が遠くなる距離です。国道289号を会津田島へ向かい、国道121号を南下。国道400号に分岐して塩原へ向かいます。塩原温泉の先でトンネルのバイパスができていたのには驚きです。塩原へのアクセスが格段に向上しました。トンネルを出た先に、日帰り温泉(彩花の湯) の案内があったので、そこに立ち寄り温泉で休憩としました。天然温泉で内風呂と、高台からの景色が良い露天風呂があります。お客さんは誰もいなくて独り占め・・・

ここから友部まで残り90km弱。通り慣れた道で、大田原、烏山、茂木と栃木県東部を南下して19時50分にアパートに戻りました。一日の走行距離は520km。とてもハードな一日でした(おしまい)

 

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南郷スキー場に咲くヒメサユリとニッコウキスゲ 2022.6.21

2022-06-24 20:57:58 | 福島県

高清水自然公園から南郷スキー場までは車で15分足らず。いったん南郷の街へ下り、再び伝上山へ向けて狭い林道を登ります。途中、熊出没注意の看板が目立ちました。

 

スキー場周囲には柵が設置され、自由に立ち入りできません。ただしスキー場脇の林道には駐車スペースが設置されていて、林道沿いの散策が可能です。この周辺の標高は650m。高清水自然公園に比べて200mほど低く、ヒメサユリは満開を迎えていました。

 

高清水自然公園ほど密集していません。草原の中に点々とピンク色の花が咲いています。

 

ヒメサユリの先に咲く黄色い花はニッコウキスゲ

中腹のリフト乗り継ぎ地点にニッコウキスゲが群生します。林道を少し登り見学に行きます。

 

スキー場内に散策路が設置されているので、間近にニッコウキスゲを見学できます。

 

ニッコウキスゲが満開です

 

ヒメサユリとニッコウキスゲ

 

スキー場内の散策路からゲレンデを見下ろします。3年前に訪れた時には、正面に浅草岳や守門岳をうっすらと遠望できました。当日は空が霞んでしまい遠望できません。

 

満開のヒメサユリをズーム。高清水自然公園に比べて季節の歩みが1週間以上早くなっています。200mの標高差だけでなく、積雪量や日当たりの差が影響しているのでしょう。

 

駐車スペースから少し下ったところに、大株のヒメサユリが咲いていました。立派なユリです。

南郷スキー場で満開のヒメサユリを見ることができたので十分満足しました。このまま友部のアパートへ戻ろうと考えていたところ、伝上山の先に宮床湿原があったことをふと思い出しました(3年前に訪れています)。熊との遭遇するリスクが高いけれど、せっかくの機会なので立ち寄ることにしました(続く)

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高清水自然公園のひめさゆりは咲き始め 2022.6.21

2022-06-23 20:38:45 | 福島県

11時50分に磐梯山頂から八方台の駐車場に戻り、90km先の南会津を目指します。当日は朝食のみ持参してきたので、途中、道の駅ばんだいに立ち寄り、お弁当(ビーフステーキ弁当)を購入。

 

数量限定に釣られてしまいました(笑)。

 

値段は少し高めですが、ローストビーフ入り。値段以上に充実していて美味しく頂きました。


前回(昨年)はここから会津若松経由で国道401号を南下して南会津を目指しました。しかし博士山の峠越えで想定以上の時間を要してしまいました。そこで今回はカーナビでルートを検索。多少距離がありますが、塩川から会津坂下へ南下して只見川沿いに国道252号(沼田街道)を会津柳津へ向かいます。会津宮下の手前で県道32号に分岐してひたすら南下、国道401号に合流後は前回と同じルートで14時過ぎに高清水自然公園に到着しました。

 

標高900mの高清水自然公園のヒメサユリは、まだ咲き始めの案内。300円を払い入園します。窪地となっている中央の木道沿いは蕾の状態で、全く花の姿が見えません。積雪量が多かった今年は5月上旬まで雪が残った影響で開花が遅れているそうです。

 

融雪が早かった日当たりの良い北斜面の上から開花が始まっています。

 

一部では見ごろを迎えつつあります。

 

薄紅色の可憐な花です。

この群生地にはワラビが共生しています。ワラビの葉が適度な日陰をつくり地温の上昇を防ぎ、ワラビの根がヒメサユリの球根をモグラなどの食害から守っています。公園の周囲には電気柵が設けられ、シカの食害から守っています。

 

木道を歩きます。ヒメサユリは福島、山形、新潟の県境付近でしか見ることのできない貴重な植物。飯豊連峰、吾妻山、守門岳周辺に自生します。環境庁のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。

ここ高清水自然公園は、ヒメサユリが自生する国内最大規模の群生地。約7ヘクタールの敷地に100万本が自生します。咲き始めたのは、ほんの一部でした。

 

撮影スポットから花の姿は見えません。あと1週間もすれば、一面ピンク色に染まることでしょう。

南斜面の上側でも見ごろを迎えているので、そちら向かいへます。

 


木道沿いに数多くの花が咲いて、見ごろを迎えているエリアもあります。

 

美しいピンク色の花は見ていて飽きません。

 

花により微妙に色の濃さが違います。3年前には白いひめさゆりを見つけました。

 

昨年6月30日に訪れたときは、ほとんど終盤でした。今年はこれから開花が進み、今月末に見ごろを迎えそうです。

続いて、ゲレンデにヒメサユリが群生する南郷スキー場へ向かいます(続く)。

 

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梅雨の晴れ間に磐梯山登山 2022.6.21

2022-06-22 21:45:21 | 山登り

五色沼湖畔に咲くベニバナイチヤクソウと毘沙門沼からの磐梯山を見てから八方台駐車場へ向かいます。例年、磐梯山への初登山は梅雨入り前の6月上旬と決めています。しかし今年は天候に恵まれず、東北地方が梅雨に入った後となってしまいました。梅雨の晴れ間ということもあり、駐車場はそこそこの車の入りです。

 

八方台登山口から登山開始。クマ出没の看板が増えていました。

 

昨年6月30日に訪れたときに偶然見かけたショウキランを探します。ようやく見つけましたが、まだ蕾でした。あと1週間程度で開花しそうです。

 

約15分で中の湯に到着。正面に磐梯山。少し積雲が湧いてきました。ここから登山が始まります。

 

ミツガシワが群生する湿地帯。ちょうど見頃です。

 

花の内側には沢山の毛がある不思議な花です。

 

尾根道を登り始めるとツマトリソウが咲いていました。

 

コケイランもちょうど見頃です。

 

標高が上がると視界が開けます。桧原湖の東には吾妻連山が見えるはずですが、昨日は湿度が高く、全く遠望がききません。うっすらと西大巓が見える程度。昨年の6月には2回磐梯山を訪れていますが、いずれも飯豊山、朝日連峰から月山まで遠望できました。

 

さらに標高が上がると、桧原湖も霞んでしまいます。

 

タニウツギが綺麗

 

お花畑へ向かう途中で見かけたミドリユキザサ

 

ズダヤクシュの群生地を抜けていきます。雨続きの影響で、このあたりは足元がぬかるんでいるため、滑らないように注意が必要です。

 

日当たりの良いお花畑に到着。グンナイフウロが咲き始めていました。

 

ベニバナイチヤクソウはまだ蕾です

 

ミヤマキンバイが咲き乱れます

 

お花畑から見上げる磐梯山

 

レンゲツツジが満開

 

 

サラサドウダンと磐梯山

 

ミヤマキンバイの先に天狗岩。櫛ヶ峰方面は雲がかかっています。

 

弘法清水小屋までもう一息。ミヤマオダマキが開花していました

 

弘法清水小屋に到着。ここで少し休憩してコーヒーを頂きました。

 

弘法清水から最後の登りです。途中、ハクサンチドリが姿を現します。

 

桧原湖方面を振り返ります。雲が湧いて視界を遮ります。

 

山頂直下ではゴゼンタチバナが咲き始めています

 

標高1816mの磐梯山頂に到着。途中15分の休憩を含め、八方台駐車場から1時間40分。足元のぬかるみがあったとはいえ、ちょっと時間かかりすぎです。昔のようにサクサク登れなくなってきました。

 

磐梯明神の石祠

 

山頂で咲き始めたバンダイクワガタ。この花を見るために毎年6月に磐梯山を訪れるのです。

 

山頂直下のお花畑でも咲き始めていました

 

まだ蕾も多く7月上旬まで楽しめそうです。

 

山頂東側斜面に咲くハクサンチドリ

 

グンナイフウロも咲き始めていました

 

南側の猪苗代湖は雲に隠れて見えません。残念。

 

西側の猫魔ヶ岳。飯豊連峰は雲の中で見えません。

周囲の山々は雲と霞の中で、眺望はゼロ。でもバンダイクワガタやグンナイフウロ、ハクサンチドリなど、たくさんの鉱山植物を楽しむことができました。山頂で30分ほど休憩してから下山します。

 

櫛ヶ峰方面の雲が切れてきました。このまま天気が回復すれば、櫛ヶ峰方面の尾根を下り、バンダイクワガタの大群落やイワカガミ、アズマギクを見に行きたかったのですが、この後濃い霧に包まれてしまったため断念しました。

 

山頂の岩場に咲くミヤマキンバイ。その中に見える赤い蕾はアカモノ

 

山頂から下る途中で見かけたイワカガミの群落

 

黄色い可憐な花が咲き始めていました。名前は?

 

サラサドウダンが満開

 

タチツボスミレが咲き残っていました。6月下旬まで咲いているのは驚きです。今年は気温が低いのかもしれません。

 

標高が下がるとマイヅルソウが咲き始めます

 

山頂付近では雲に遮られて見えなかった桧原湖が姿を現しました

 

標高が下がるとクルマムグラが開花していました

 

この花はフデリンドウかな?

 

中の湯から八方台へ戻る途中、冒頭で紹介したショウキランの蕾の近くで見かけたササバギンラン??

他にも紹介しきれないほどたくさんの花を見かけました。

山頂から1時間10分で八方台駐車場に戻ってきました。昔は1時間でチョイで戻れたので、やはりペースが落ちています・・・

天気が回復すれば、磐梯山に続いて安達太良山へとも考えていました。しかし、東海上に移動した高気圧から北東風が入り始め悪天候が予想されます。しかも火曜日はゴンドラがお休み。急遽方針を変更して、南会津の高清水公園と南郷スキー場にひめさゆりの花を見に行くことにしました(続く)

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五色沼毘沙門沼周辺に咲くベニバナイチヤクソウ 2022.6.21

2022-06-21 21:53:01 | 福島県

梅雨前線が日本の南に南下し、北日本上空の寒気も東へ抜けました。今日は東北地方の山の天気も安定しそうなので、昨日仕事を調整して、急遽休暇を取得しました。午前中は磐梯山に登山、そして午後は南会津に南下して高清水自然公園と南郷スキー場でヒメサユリを見てきました。

朝5時10分に友部のアパートを出発。茨城県は曇り空です。時間節約のため往路は常磐自動車道と磐越自動車道を利用して猪苗代磐梯高原ICまで2時間10分。そこから五色沼へ向かい、毘沙門沼の散策路で足慣らしをします。ここには毎年訪れていて、目的はベニバナイチヤクソウの花です。今年は時期が遅かったので終盤を迎えていましたが、可憐な花が咲き残っていました。

 

朝日を浴びてピンク色に輝きます。

 

散策路沿いには、このような群生地が数か所あります。最近雨も多いようなので、かなり散ってしまいました。1週間遅かったですね。

 

花は下から上に向かって咲くので、上の花はまだ咲き残っていました。

 

毘沙門沼まで歩いていきます。エメラルドグリーンに染まった沼の先には磐梯山がそびえます。クマ鈴を車に忘れてきたのですが、熊さんに気を付けて湖畔を少し散策します。

 

櫛ヶ峰と磐梯山が見える場所にやってきました。湖面に磐梯山の姿が映ります。

 

コンデジで湖面に映る磐梯山をズーム。絶景を独り占めです。周囲にはハルゼミの合唱が響き渡ります。

上空の寒気が抜けたとはいえ、湿度が高いまま高気圧の後面に入ったため、急速に雲が広がってきそうです。あまりのんびりせずに先を急ぎ、八方台登山口へ向かいました(続く)。

 

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京王線高尾駅ホームで見かけたイワツバメの巣 2022.6.19

2022-06-19 21:23:45 | 自然

毎年5月から6月になると、高尾山口駅や高尾駅でイワツバメの巣を数多く見かけます。今日、京王線高尾駅でHM車の撮影を終わってからホームを歩いていると、屋根の下に何組ものイワツバメが営巣している様子が見られました。5cmほどの屋根との隙間から、ヒナが姿を見せていました。

 

この巣には3羽のヒナがいるようです。

 

親ツバメが戻ってきました。ヒナに餌を与えています。そして一瞬で飛び去ります。

 

 

餌にありつけなかった2羽のヒナは茫然としている様子?

 

再び親ツバメが餌をくわえて戻ってきました。

この後、ヒナの姿が見えなくなったので、無事に餌にありつけたのかな?

 

 

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京王8000系デビュー30周年記念HM車 2022.6.19

2022-06-19 15:32:12 | 電車

今日は梅雨前線が本州南海上に南下し、梅雨の中休み。八王子では朝から青空が広がり、最低気温17.4℃、最高気温30.5℃を観測しています。真夏日は今月初めてで、今年2日目となります。比較的乾いた空気に覆われているため、蒸し暑かった昨日よりも若干過ごしやすい印象でした。昼前には薄雲が広がりハロが見られました。梅雨時の好天は庭仕事が捗ります。雑草抜きや庭木の剪定、芝生への追肥など今月のお仕事はすべて完了させました。

京王線では1992年に8000系が入線してから30周年を迎え、さまざまなイベントが催されています。記念HMを掲出した8000系が6月6日から運行されています。今日はそのHM車が午後から高尾山に入線し、13時40分過ぎには高尾駅でHM車がすれ違うというプチ鉄情報を入手。早速時間を見計らって狭間駅へ向かいます。

 

13時28分過ぎにHMを掲出した8000系(各駅停車 10両)がやってきました。

 

狭間駅に到着。HMの模様が前方と異なります。

 

高尾駅を出発。ここで下車して高尾山口から折り返してくるのを待ちます。

 

8分後に各駅停車新宿行きとなって再び高尾駅に入線します。

 

新宿方面のHM。影付きの文字です。

 

高尾山口方面のHM。こちらのほうがシンプルなデザイン。

 

新宿へ向かい出発するタイミングで下り線ホームにやってきた特急も、陣馬のHMを付けています。事前の鉄情報通りでした (^^♪

 

陣馬号のHMは、初代5000系の時代から使われている懐かしいデザインです。

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シャクジョウソウその後と真覚寺のアジサイ 2022.6.18

2022-06-18 21:10:09 | 自然

今日は予想よりも天気が悪く、終日曇り空でした。八王子の最高気温は25.5℃どまり。湿度が高いため気温の割に蒸し暑さを感じました。友部のアパートから持ち帰った大量の洗濯物(シーツ類)は1日で完全に乾かず、明日の青空に期待です。

今日は朝から老人ホームや病院の付き添いなど予定があり、午後になって一息つきました。目標の12500歩に大きく未達なので、90分ほど自宅周辺を散策してきました。まずは先週と同じ自宅近くの神社へ向かいます。

 

鳥居をくぐり階段を登ります。

 

先週咲き始めたシャクジョウソウが成長していました。

 

群生するシャクジョウソウをズーム

 

続いて、真覚寺を訪れます。アジサイと本堂。

 

境内の心字池前から鐘楼を見上げます。

 

数年前にアジサイを刈り込んで以来、花数が減った印象です。

 

高宰神社脇の民家では、橙色と黄色のユリが咲き始めていました。

 

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ひたち海浜公園のハナハタザオ 2022.6.17

2022-06-17 21:36:40 | 茨城県

本日は会社の手続き関係の郵便物(簡易書留)を友部郵便局へ受け取りに行くため午前中は在宅勤務としました。天気も良いので、早朝から仕事を開始し9時に郵便局で郵便物を受け取り、ひたちなか海浜公園に直行。砂丘エリアでハナハタザオの花が見頃になっているため、様子を見に行くことにしました。時間節約のため、友部ICから北関東自動車道を利用して海浜口駐車場に約40分で到着。

 

開園直後に砂丘観察園路へ向かいます。

 

砂丘エリアを散策してハナハタザオの保護エリアへ向かいます

 

ちょうど満開でした。昨年よりも花数が増えた印象です。

 

ひたち海浜公園のHPによると、ハナハタザオは絶滅が危惧される貴重な植物で、環境省の第4次レッドリストでは絶滅危惧ⅠA類に指定されているそうです。

 

淡い青紫色の花が多いようです。

 

ひたち海浜公園では増殖活動にも取り組んでいます。

 

ハナハタザオの他にも希少な植物が見られます。これはハマボウフウ。茨城県の準絶滅危惧種に指定されています。

 

こちらは砂丘エリアで群生するヘラバヒメジョオン。

 

このような表示がありました。姿は見えません。

 

この花は?

 

保護区域以外にも砂丘エリアではハナハタザオが点々と咲いています。

 

白い花も数多く見かけました。

 

ん?これは?? 後で調べたところハマウツボでした。確かにウツボグサに似ています。花は終わりかけていました。

 

これもランの花のようです

 

これも後で調べたところハマカキランのようです(自信ありません)。こちらも終盤。前回オオウメガサソウを見に来た時に訪れていれば満開の姿を見られたことでしょう。来年に期待ですね。

 

少し時間があるので、大草原フラワーガーデンへ足をのばします。リナリアの花が見頃でした。

 

ローズガーデン。バラの季節もそろそろ終わりです。

 

こちらはハマナスの花

ここまで来たついでに、ひたちなか自然の森にオオウメガサソウの様子を見に行くことにします。

 

イチヤクソウが満開です

 

前回満開のウメガサソウはすっかり花を落としてしまいました。一方、開花期間の長いイチヤクソウは咲き残っているようです。

 

オオウメガサソウの保護区域に黒いシートがかぶされていたので、ちょっと中を拝見します。

 

まだ元気に咲いている様子(ピンボケ・・・)

 

少し離れたところの花は見頃のようです。

 

続いて、ヒナの林にアジサイを見に行きます。

 

咲き始めのアナベル

 

白い装飾花が開き始めました

 

続いてみはらしの丘の様子をチェック

 

斜面ではコキアの植え付けが始まっていました。秋が待ち遠しいですね。

 

駐車場に戻る途中で見かけた小さな蝶

 

上を見上げるとハロが出ていました。今日は終日薄曇りですが梅雨寒は解消。蒸し暑さを感じる一日です。最高気温が水戸で27.1℃、笠間で28.0℃まで上がっています。

 

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勝田駅に停車中のE491系 East i-E 2022.6.16

2022-06-16 21:08:03 | 電車

毎朝6時26分友部発の常磐線の始発で出勤しています。勝田駅の4番線到着は6時51分。今年のダイヤ改正で、その直後に3番線から出発する勝田駅始発の普通列車が廃止されたため、3番線には車両が無く、1番線のひたち海浜鉄道のホームの見通しが良くなりました。今朝は珍しく3番線ホームにE657系に似た車両が停車中です。しかも車両数が少ないようです。

 

近いづいてみます。初めて間近に見るE491系 East i-E「ID-23」です。軌道・架線・信号の検測を行う交直流事業用車両です。2両目に図体のでかい車両が接続されています。

 

中央の車両はマヤ50 5001。車体の側面には凸凹したハコのようなものが取付けられています。

 

マヤ50は建築限界測定車と呼ばれ、車両周囲の障害物に接触しないか確認するための車両です。昔の建築限界測定車(オヤ31)は車両の側面から矢羽根を出して障害物に接触すると電気信号で状況を伝えるようなシステムになっていたそうです。現在のマヤ50は車両の側面からあらゆる方向にレーザーを照射してCCDカメラで撮影を行い測定するという方式を採用するため、宇宙船のような形状になっているそうです。

 

先頭車両には East i-Eのロゴ

 

いわき側の先頭車両です。East i-Eは勝田車両センターに配置されているそうです。

 

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笠間城跡(佐白山)に咲くウスギムヨウラン 2022.6.15

2022-06-15 19:26:01 | 茨城県

今年の梅雨はオホーツク海高気圧の影響をうけて肌寒さが続いています。関東地方には冷たい北東風が吹き付けるため雨の日が多く、今のところ陰性型の梅雨が継続中です。そのオホーツク海高気圧は次第に弱まり東海上へ遠のきつつあり、西日本方面から梅雨前線が北上してきました。そのため関東南部では朝から雨となっています。

今日はアパートで在宅勤務。昼間は雨が断続的に降りそうなので、朝のうちに車で笠間城跡(佐白山)へ向かい、先週金曜日に確認したムヨウランの花を見てきました。先週よりも花数が減り、ピークは過ぎた印象でした。

 

朝食を食べてからアパートを出発。6時30分に駐車場に到着して、先週同様、笠間城跡への散策路を上ります。

 

本丸跡近くではムヨウランの花が咲いています。先週の開花状況と比較すると、半数近くは花が散り、残った花も頭を下げて咲き終わり、上部で開花という状況。先週金曜日のほうが花数が多くピークだったようです。高尾山3号路で見られるムヨウランに比べ、ここのムヨウランは花が大きく開かず、半開状態で散ってしまうようです。

今朝は時間があるので、全開の花が無いか周囲を探してみました。

 

半開の花はいくつか見つかりました。

 

コンデジではオートで焦点が合いにくく、撮影に苦労します。

 

高尾山で見られるムヨウランは黄褐色の花が中心です。一方、佐白山に咲く花はやや薄青色です。ネットで調べるとウスギムヨウランと呼ぶそうです。

 

先週満開のウメガサソウはほとんど散っていました。崖下の日陰では咲き残っていました。

 

帰りに、先週見つけたクモキリソウの群生地を再度訪れました。まだ咲き残っている株もありますが、ほとんど終盤を迎えていました。

ウメガサソウと同時期に咲くイチヤクソウを探しましたが、先週同様に見つけることができませんでした。佐白山では個体数が少ないのか、時期的にやや早いのか・・・

ウメガサソウが見つからなかったので、昼休みに小雨降る中、アパート近くのビオトープ天神の里を訪れ、イチヤクソウの花を見てきました。

 

 

前回訪れたのも雨上がりで、今年は雨に濡れた姿しか見ていません(笑)。ほとんど花を落としてしまい、そろそろ終わりのようです。

 

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シャクジョウソウの季節 2022.6.11

2022-06-12 16:39:43 | 自然

関東地方では梅雨入りして1週間が経過します。今年はオホーツク海の高気圧が強く、今のところ梅雨らしい肌寒い陽気が続いています。そして昨日は九州地方でも遅い梅雨入りの発表がありました。昨日、自宅近くの神社を散策していたところ、今年初めてシャクジョウソウの姿を見つけました。

 

シャクジョウソウ(錫杖草)は地味で目立たない腐生植物

 

咲き始めは明るく黄色がかっているので比較的見つけやすいです

 

帰宅近辺ではこの神社と片倉城跡公園で姿を見かけます。高尾山でも咲くようですが、姿を見たことはありません。

 

この神社の雑木林は手入れが行き届き、一年を通していろいろな花を楽しむことができます。

 

拝殿の前ではホタルブクロが咲いていました。

 

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ウメガサソウとクモキリソウ咲く笠間城跡(佐白山)を散策 2022.6.10

2022-06-12 08:25:03 | 茨城県

一昨日(金曜日)は友部のアパートでの在宅勤務。昼休みの休憩時間を利用して笠間の佐白山へ散策に出かけます。もしかしたらウメガサソウやイチヤクソウが咲いているのではないかと期待し、手頃な散策コースを歩いてみることにします。

 

アパートから15分で佐白山山麓公園の駐車場に到着。ここから笠間城跡を目指します。散策路はうっそうとした樹木に覆われています。

 

道沿いで目立つ白い花はツルアリドオシ。水曜日に小松寺を訪れた時に初めて見かけました。笠間城跡ではいたるところで咲いています。

 

本丸跡近くで見かけたランの花。高尾山3号路に咲くムヨウランに似た姿です。

 

明るい尾根に出ると群生していました。あと数日で開花しそうです。

 

ウメガサソウを見つけました。

 

ひたち海浜公園ほどの群生ではありませんが、山頂近くの明るい草地で点々と咲いていました。

 

こちらでもムヨウラン?の蕾

 

山頂の笠間城跡へ向かう最後の登り

 

山頂は、東日本大震災で石垣が崩落して立入り禁止となっていました。自己責任で佐志能神社にお参りします。神社の裏手には、笠間の街を見下ろす絶景ポイントがあるのですが、リスクが高いためここで引き返すことにします。

 

帰りは別ルートで下ります。テイカカズラが咲いていました。

 

笠間城跡の案内版です。国指定史跡の指定を目指しているようですが、山頂の石垣が残念な保存状態で、ついに立ち入り禁止となってしまいました。何とか現状を維持できるような補修を行ってほしいところです。

 

下りの散策路沿いでもツルアリドオシが満開です。

標高の低いところではムヨウラン?が咲いているのではないかと思い、山麓の散策路を探します。

 

山麓でもムヨウランは蕾でしたが、クモキリソウの群生地を見つけました。

 

ちょうど見頃のようです。

 

 

 

あちらこちらで、可憐な花が咲いていました。

佐白山一帯で見かけたラン(ムヨウラン?)がとても気になります。天気が良ければ、今週の在宅勤務時に再度出かけてみることにします。

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