ウリパパの日記

自由気ままに・・・

ミヤマウズラを探しに高尾山散策 2024.8.23

2024-08-24 15:22:49 | 高尾山・陣馬山

昨日は昼前に茨城県から自宅へ戻ってきました。笠間市での早朝散歩でミヤマウズラの花に出会い、高尾山に咲く姿も見たくなったので、さっそく高尾山へ向かいます。

 

ケーブルカー清滝駅前では竹筒からミストシャワーが出ています

 

向かって右側は英語表記。これらの竹筒は、夜にライトアップされるようです。

 

時間節約のため上りはケーブルカーを利用。改札口には、もみじまるがお目見えしていました。

 

ケーブルカーで高尾山駅まで登り、1号路を薬王院へ向かいます。途中横浜方面の眺望。1号路ではエゾゼミが鳴いていました。

 

浄心門手前、切り株のオブジェ

 

1号路で咲き残っていたヤマホトトギス

 

山門に到着。風鈴が飾られています。

 

何気なく手水舎を見ると、花で埋め尽くされていました

 

青色主体の花が涼しさを演出します

 

最近、花手水を見る機会が多くなりました。インスタ映えするのでブームなのかもしれません。

 

新たにお目見えした薬王院の案内図

 

太師堂先の階段脇に咲くレンゲショウマ

 

大師堂周辺でも咲いています

 

薬王院からは富士道経由で山頂へ。富士山は積雲の中です。

下りは稲荷山コースから6号路を下ります。沢沿いのこのルートは木陰の中を涼しい風が吹き抜け、真夏にはオススメです。

 

6号路に咲くフジカンゾウ

 

よく見かけた蕾はツルキキョウ?

 

さて、目的のミヤマウズラは一株だけ咲き残っていました。

 

場所は非開示です。

 

小さな花を接写

今年は花が咲いた状態で出会えたので大満足です

 

高尾山口からの帰りは、7000系 40周年記念のヘッドマークを掲出した各駅停車でした

 

ヘッドマークをズーム

 

狭間駅で下車して自宅に戻りました

 

 

 

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レンゲショウマとバアソブ探しに和田峠から陣馬山を散策 2024.8.13

2024-08-14 09:06:48 | 高尾山・陣馬山

昨日も日中35℃を越える猛暑日となりました。午前中に近場で涼しさを求め、和田峠から陣馬山を散策してきました。陣馬街道の工事に伴う通行止めは現在解除されているようなので、恩方から和田峠へ向かい、和田峠の先の駐車場に車を停めて散策開始です。目的は咲き始めたレンゲショウマと山頂近くのバアソブの花です。

 

今年も数輪の花を間近に見ることができました。

陣馬山のレンゲショウマは鹿の食害で壊滅的な状況になり、現在は鹿よけの柵で覆われた区域で保護されています。一部登山道沿いにも花が見られるので、それを目当てにほぼ毎年この時期に訪れています。

 

山の斜面の上のほうにもチラホラ姿を見かけます。

 

保護区域内では数多くの花が咲いています。柵の外からコンデジでズーム。

 

暗くてなかなか焦点が合いません。まだ蕾が多く、来週初めが見頃になりそうです。

 

レンゲショウマの群生地から陣馬山頂までは10分ほど。1年ぶりの白馬像です。

 

積雲が多く、富士山や奥多摩方面の山々は霞んで見えません。

 

北側正面は醍醐丸方面。手前の木は枯れてしまいました。

 

醍醐丸方面の斜面もナラ枯れのため山肌が赤茶色に染まっています。カシノナガキクイムシの被害が標高の高いところにも忍び寄っています。

 

山頂のコオニユリは終盤

 

シシウド

 

目的のバアソブが咲いていました

 

 

昔の山小屋の周辺で保護されています

草原の中にも自生していたのですが、年々姿を消しているような印象です。

 

クルマバナが咲き始めていました

 

スズサイコの蕾。早朝は花が開いていたかもしれません。

 

近くにもう一株

 

こちらは咲き終わったスズサイコ

 

帰りは木道を通って駐車場へ下ります。今年初めてのキンミズヒキの花。

 

これはノコンギクかな?

 

咲き始めのタマアジサイ

 

和田峠で咲き始めたクズの花

約1時間かけて和田峠から陣馬山を往復しました。日当たりの良い場所では汗が噴き出す暑さです。でも標高が高いため日陰は涼しく気温は25℃くらいでしょうか。虫はかなり多かったです。山頂では赤とんぼが飛び交う時期なのですが、あまりの暑さのためか姿を見かけませんでした。

 

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高尾山に咲くキバナノショウキラン、アオスズラン、クモキリソウ 2024.6.22

2024-06-22 14:13:09 | 高尾山・陣馬山

関東甲信地方に平年より2週間遅れの梅雨入りをもらした低気圧は昨日中に東海上に去り、移動性高気圧に覆われました。昨夜から晴れた八王子では放射冷却がきいて今朝の最低気温は14.2℃まで下がりました。日中は薄雲が多いながらも青空が広がり、日中の気温は昨日より10℃以上高い真夏日となっています。せっかくの梅雨の晴れ間なので、午前中に高尾山を散策してきました。今朝の涼しさが残る6号路を登り山頂から5号路、富士道、1号路を下るコースです。今日の目的はそろそろ咲きはじめたアオスズランです。6号路では偶然キバナノショウキランに出会い、2日続けて高尾山の中でもレアな花に巡り合うことができました。山頂からは富士山や南アルプスを遠望、終盤のクモキリソウや咲き始めたツチアケビの花を見てきました。

 

9時40分に清滝駅に到着。駅前には恒例の七夕飾りがお目見えしています。

 

ケーブルカー(もみじ号)が出発待ち中。それほど混雑していません。

 

織姫号のヘッドマークを掲出しています

 

今日は久しぶりに6号路を登ります。昨日の雨で水量が増しています。

 

琵琶滝を右に見て6号路を直進

 

大山橋を渡ります。心地よい森林浴でアルファ波倍増。

 

しばらく登るとキバナノショウキランを見つけました。実は、この花に出会えるのではないかと少し期待していて、琵琶滝を過ぎるあたりから周囲をキョロキョロしていたのです。

 

2株並んで咲いています

 

このくらいの開き方では、鍾馗様の顔は見えないようです

狭い6号路に立ち止まると通行の邪魔ですね。何事かと次から次へとハイキング客が覗き込み、皆さん写真を撮っていきます。

 

最後に横から1枚撮影して、山頂を目指します

 

久しぶりの6号路の沢登り

 

沢のぼりが終わると、左手の斜面にギンリョウソウが咲いていました

 

山麓から約1時間で高尾山頂に到着。空気が乾いているため、丹沢から富士山がくっきりと見えています。

 

梅雨時に富士山が鮮明に見えるのは珍しいです

 

さらにズーム。山頂付近の残雪はかなり減ってきました。

 

滝子山の左には南アルプスを遠望します

 

山頂からもみじ台方面へ下りクモキリソウを見学します

 

可憐な花をズーム。そろそろ終盤です。

 

近くにもう一輪咲いていました。下部の花は終盤ですが、まだ蕾も見えています。

クモキリソウを見てから5号路、富士道を下ります。花にそれほど興味が無かった頃は、富士道でキバナノショウキランを見た記憶があるのですが、最近はお目にかかっていません。今日も見ることはありませんでした。

 

続いて1号路を下り、アオスズランの花を探します。大勢のカメラマンが写真を撮っているので、すぐにわかりました。

 

2株並んで咲いています

 

目的の花を見ることができて満足

 

浄心門近くの切り株アートを見学

 

続いて、サル園近くのツチアケビ。今年は一株だけのようです。かなり成長してきました。

 

近くにもう一株ありました。こちらは開花が進んでいます。いずれも近くでは見れない場所なのでズーム撮影です。

 

霞台園地周辺で咲きはじめたオオバギボウシ

 

東京スカイツリーを遠望

 

橋本から横浜方面。その先にうっすら房総半島を遠望。

 

霞台から妙音橋へ下り清滝に到着。もみじ号がトンネルにさしかかるところでした。

 

最後は高尾山口駅前に設置された都知事選ポスター掲示板。某政治団体による掲示板ジャックとはこれなのか。。。

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日影沢から高尾山散策(キバナノショウキラン開花) 2024.6.15

2024-06-15 20:02:18 | 高尾山・陣馬山

今日は西から気圧の谷が近づき、昨日より湿度が高く雲が多めの一日でした。八王子では最低気温18.8℃、最高気温31.7℃と昨日より朝の冷え込みは弱まっています。梅雨入り前の晴天は貴重なので、予定が無い午前中に高尾山を散策してきました。目的の花がそろそろ咲き始める頃ではないかと思い、久しぶりに日影沢から高尾山へ登ることにしました。

 

高尾駅北口9時12分発の小仏行きバスは3台運行。バス待ちの長蛇の列に一瞬心配になりましたが、問題なく2台目に乗ることができました。日影で下車して林道を歩きます。

今日の目的の花はキバナノショウキランです。高い山で見かけるショウキランは淡い赤紫色ですが、高尾山の花は文字通り黄色(茶褐色)です。花にあまり興味が無い若い頃には3号路や6号路で大きな花を見かけた記憶があるのですが、最近は良いタイミングで高尾山を訪れることもなく20年近くお目にかかっていません。数年前の春、日影林道で山野草に詳しい方にキバナノショウキランが見られるエリアを教えてもらったので、記憶を頼りに林道の周辺を散策します。

 

いろいろ探し回り、咲き始めの一株を見つけました。予想通り大きな花なので、開花して花数が増えれば林道からも認識できる場所です。

 

すぐ近くにもう一株ありました。来週には花数が増えて見頃を迎えているかもしれません。

場所を教えて頂いた方によると、この花は毎年同じ場所に咲くことはないそうです。参考までに磐梯山に咲くショウキラン(記事の最後の方で紹介)は、毎年ほぼ同じ場所で見かけます。

 

花を探す途中で見かけたとても小さな蛇。ヒバカリでしょうか。

日影林道ではサンコウチョウの囀りが聞こえてきます。ツキヒホシは今ひとつですが、ホイホイホイは明瞭に聞こえます。カメラマンの方が三脚を立てて野鳥を撮影していました。多分サンコウチョウ狙いではないかな。。。

 

さて、もう一つのお目当てはキヨミウツボ。こちらは見頃でした。

目的の花に出会えたので高尾山頂へ向かいます。

 

今日も多くのハイキング客が訪れていました

 

大室山の右には富士山がうっすら

 

富士山をズーム。かなり残雪が減ってきました。

 

帰りは5号路、富士道、1号路を下ります。5号路ではホタルブクロが綺麗に咲いていました。

 

富士道ではギンリョウソウ

 

ムヨウラン。富士道では咲き終わっていたので、薬王院近くの1号路から少し外れた場所で撮影しました。あまり知られていない場所です。

 

浄心門近くの切り株。明日は父の日なのですね。子供達が幼稚園の頃には祝ってもらった記憶がありますが、それ以来、何もありません。

 

 

サル園近くのツチアケビは一株芽が出てきました

 

1号路の金毘羅台近くのイチヤクソウは終わっていました

 

金毘羅台からの眺望。うっすら東京スカイツリーを遠望。

 

1号路を清滝まで下ってきました。暑い一日です。

 

珍しく、話題の「さんかく堂」が空いていたので、お土産に三角ドーナッツを2個購入(クリームと抹茶)。さっそく昼食後に奥さんと食べてみました。ほくほくで素朴な味です。小学校の給食で提供された揚げパンのような甘さはありません。値段はやや高めですが十分満足!

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高尾山のムヨウラン開花、イナモリソウ・サイハイラン・セッコク満開 2024.5.25

2024-05-26 08:15:01 | 高尾山・陣馬山

昨日は奥さんが学生時代の友人達と高尾山から小仏城山へハイキングに出かけました。日中は雲が多く湿度も低めで、八王子の最高気温は23.9℃とハイキングにはちょうど良い陽気です。そこで、歯医者が終わってから、昼食のおにぎりを持ってふらっと高尾山を散策することにしました。先週はセッコクの花を見てきたので、目的はイナモリソウとサイハイラン、そしてもしかしたら3号路で咲き始めたかもしれないムヨウランです。この時期、花が少ないと思われがちですが、高尾山はそんなことありません。ちょっと目につきにくいですが、サイハイランのような地味な花が咲き乱れているのです。

 

午前中の庭仕事と歯医者が終わり、コンビニでおにぎりを購入して1号路を登ります。昼前の清滝駅前広場の様子です。

 

まずは1号路のセッコク。今がピークです。ここを訪れるのは3週連続となります(笑)

 

たくさんの花が登山客を出迎えてくれます。場所がわかっていないと気づかずに通り過ぎてしまうような高いところに咲いています。

 

高さ30m近い高い枝に着生するセッコク。満開です。3週連続での紹介となります。

 

1号路のセッコクは比較的低いところにも咲くため、ズーム撮影で大きく引き寄せることができます。

 

高い枝にもびっしり

セッコク観察はこれくらいにして先を急ぎます

 

1号路のイナモリソウは金毘羅台から上のエリアに移ってきました

 

霞台からの展望。東京都心は晴れている様子で、東京スカイツリーがうっすら見えていました。

 

ケーブルカーの高尾山駅構内で、桜の木に着生させたセッコクが公開されているので見学します

 

薄ピンク色の花も咲いています

 

1号路の浄心門手前の切り株。母の日の作品が残っていました。

 

浄心門から先はサイハイラン探し。今年は花数が多い印象で、あちらこちらで姿を見かけました。

 

いつもの場所でもパチリ

 

薬王院参道の杉並木に到着。ここの楽しみは杉の大木の高所に咲くセッコク探し。天狗の腰掛杉の上を見上げます。20m以上の高所に点々とセッコクの塊を確認できます。

 

右側の枝をズーム

 

一段と密集した場所をズーム。ものすごい花数で、正面から見てみたいものです。

 

天狗の腰掛杉の1本手前の大木にも着生

 

位置を変えて再び天狗の腰掛杉

 

デジタルズーム撮影

 

天狗の腰掛杉の1本先の杉の大木にも着生しています。全て20m以上の高所に咲くため、意識して見上げないと見つけることが難しいのです。

 

先日、お気に入りのブログで紹介されていた仁王門脇の桜の木に着生したセッコク。薄ピンク色の花を間近に見ることができます。実はこのセッコクは初めてなのです。

薬王院から先は富士道でお花探しです。

 

数多くのサイハイランが咲いています

 

淡いピンク色のイナモリソウ

 

崖下に咲くサイハイランの群生

ウメガサソウやイチヤクソウはまだ蕾でした。

5号路ではギンリョウソウを見かけました

 

大勢のハイキング客でごった返す高尾山頂に到着。丹沢のスカイラインははっきり見えるものの、富士山は雲の中でした。

高尾山頂でUターン。富士道経由で3号路を下ります。数年前までであれば、さらに小仏城山まで足を延ばしてエビネランやツレサギソウ、ピンク色の超レアな花の開花状況を確認に行くところですが、時間や体力、気力がありません(笑)。せめて日曜日が一日休めれば。。。

 

3号路はハイキング客も少なく快適な山歩きを楽しめると思っていたら、大きな誤算でした。団体さんでごった返していました。それもそのはず。旬の花が咲き乱れているのです。まずはホシザキイナモリソウ。

 

イナモリソウも満開。一つの株から、5裂、6裂の花が並んで咲いていました。

 

サイハイランも満開

 

そして目的の場所はカメラマンで大渋滞。そうです。早くもムヨウランが咲きはじめていたのです。

 

3号路のムヨウランはすっかり知れ渡ってしまったようです

 

富士道では見かけなかったムヨウラン。3号路では例年以上に花数が多い印象です。

なかなか焦点が合わないので、接写モードで撮影します。

 

3号路ではこの場所でしか咲く姿を見たことがありません。葉緑素を持たない黄褐色の花なので、全く目立たないのです。

 

昨日の一押しの花です

 

斜面の少し上に咲くので接写が可能です

 

少し高いところにも点々と咲いています

 

少し離れた場所にも。これは接写モードでズーム撮影(笑)。何とか焦点合いました。

次から次へカメラマンが押し寄せ大混雑状態。この場所がこんなに賑わうのは初めての経験です。もしかしたら、セッコク同様、パンフレットで紹介されているのかもしれませんね。普段は静かな山歩きが楽しめる3号路がこんなに注目されているとは。。。

 

再びイナモリソウの群生

 

3号路から2号路を経由して、妙音橋へ下ってきました。妙音橋へ下る病院裏の山道でもサイハイランが満開でした。

梅雨入り前の高尾山は地味な花が咲き乱れます。これからウメガサソウやイチヤクソウも咲き始めます。梅雨入り前にもう一度訪れてみたいですね。

 

 

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高尾山6号路のセッコクが見頃になりました 2024.5.18

2024-05-18 20:49:32 | 高尾山・陣馬山

今日は母方の従兄姉が八王子に勢揃いしました。朝、八王子駅に集合して上川霊園へお墓参り。その後、親が入居する老人ホームの最上階ラウンジで富士山を見ながらの昼食会と久しぶりに昔話に花が咲きました。

八王子駅まで皆さんを送り届けて自宅に戻ったのは15時過ぎです。日没までまだ時間があるため、ちょこっと高尾山6号路まで出かけてセッコクの開花状況を見てきました。昨日に訪れた1号路と同様、例年より少し早い開花で、見頃を迎えていました。

以下に紹介する写真は全てコンデジでのズーム撮影となります。

 

妙音橋から6号路へ向かいます。まずはサイハイラン探し。例年咲くエリアでは姿が見当たらず、しばらく登ったところの斜面で1株見つけました。今年初めて見るサイハイランです。

 

琵琶滝を過ぎてしばらく登った最初の休憩所近く(第1の観察ポイント)でセッコクを探します。ここでは数か所で開花していました。

 

さらに6号路を登ると、右手の谷側に杉の老木が続きます。セッコクが着生した枝を見上げます。

 

第2の観察ポイント近くで、淡いピンクい色のセッコクが満開でした。

 

第2の観察ポイントに到着。お馴染みのセッコクツリーです。枝にびっしりと着生したセッコクは見頃を迎えていました。

 

左側の枝をズーム

 

さらにデジタルズーム。薄ピンク色の花が咲いています。日陰に入り露光時間が長くなってしまうため、手持ちコンデジの超ズーム撮影が厳しい時間帯になってしまいました。

 

中央上部の幹にもびっしり着生。奥の方にもピンク色の花が見えます。

続いて第3の観察ポイントへ向かいます。

 

途中、ところどころで枝に着生するセッコクが観察できます

 

第3の観察ポイントに到着。正面の杉の老木の4か所にセッコクの白い塊が見えます

 

下側のセッコク

 

左側の枝に3つの白い塊があります。一番左の塊は少し元気がありません。時期的にまだ早いのかもしれません。

 

上側のセッコク。こちらは年々花数が増えている印象です。

 

帰りは左手に杉の老木を見ながら下ります。

昨日訪れた1号路も含め、高尾山のセッコクは来週前半にピークを迎えそうです。来週末は、薬王院参道の杉並木でセッコク探しを計画しています。

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高尾山1号路のセッコクとイナモリソウ開花 2024.5.17

2024-05-17 20:08:47 | 高尾山・陣馬山

今日は高尾の自宅で在宅勤務でした。朝から雲一つない晴天に恵まれ、朝方は八王子の最低気温が10.5℃とやや冷え込んだものの、日中は26.8℃と夏日となりました。天気が良いので先週金曜日と同様に長めの昼休みを取得して高尾山1号路へセッコクとイナモリソウの開花状況を見に行ってきました。

 

12時の清滝駅前広場の様子。新緑が眩しい季節です。

 

1号路をしばらく登ると、正面に見える杉の木に着生するセッコクが毎年見られます。

 

先週記事にアップしたように1週間前には蕾も見られませんでした。この1週間で開花が進みました。

 

反対側から見上げます。満開まではもう少しのようです。

 

10mほどの高さに咲く密集部をズーム

 

1号路の中では比較的間近に見られるセッコク。5mくらいの至近距離の枝に着生します。

 

咲き始めたセッコクの花をズーム

 

雨にあたらず傷んでいない花は、純白の色で綺麗です

 

ピンク色の花も咲きはじめています

 

少し高い10m付近にもセッコクの白い塊がたくさん見えます

 

全体的に蕾がまだ多く、数日後から来週末あたりがピークとなりそうです。1号路ではさらに高所(20m~50m以上)にも咲くセッコクが見られるので帰り探すことにして、イナモリソウの様子を見に行きます。

 

10分ほど登り、イナモリソウの群生地にやってきました。先週は開花直前の蕾が一つでしたが、今日はたくさんの花が見られました。

 

1本の茎に4枚から6枚の葉を広げ、淡い紫色の花が咲きます。非常に小さい花なので、注意深く探さないと気づかずに通りすぎてしまうのです。まだ蕾も多く、しばらくは楽しめそうです。

 

5つと6つに裂けた花が並んで咲いています

イナモリソウの開花を確認後、1号路を戻ります。

 

セッコクが着生する杉の木に戻ってきました

 

高さ10m付近に数多く着生しています

 

清滝から高尾山に向かって左手の谷側の高木にもセッコクが着生します。高さ20m以上のところに咲くセッコクを見つけてズーム。

 

隣の木ではさらに高い場所に点々と着生。ほとんどが蕾です。

 

 

1号路の頭上にせり出す枝にも着生。高さは30~40mはありそうです。

 

さらにデジタルズーム。先週、咲き始めを紹介した場所かもしれません。

高尾山1号路のセッコクは、例年より開花が早まっています。6号路でもそろそろ見頃を迎え、薬王院参道の杉並木では来週末あたりが見頃と予想します。

 

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高尾山1号路のセッコクとイナモリソウは蕾でした 2024.5.10

2024-05-11 07:45:15 | 高尾山・陣馬山

昨日朝は冷え込み、八王子では最低気温5.7℃を観測しています。アパートがある笠間では3.4℃まで下がったので霜が降りた可能性もあります。日中は気温が上がり湿度が低くて過ごしやすい一日でした。昨日は自宅での在宅勤務、天気に恵まれたため、少し長めの昼休みを取得して高尾山1号路のセッコクとイナモリソウの開花状況を確認してきました。

 

昼前の清滝駅前広場。平日のため清滝駅前は閑散としています。

ここから、右手の1号路を登りセッコクの開花状況を確認します。さすがに早すぎたみたいで、セッコクの花の姿はまだ確認できません。

 

イナモリソウを探しながら途中まで登ります。ようやく見つけた蕾。今日あたり開花しているのではないでしょうか。

イナモリソウの蕾を確認できたので、ここで折り返します。来週、また訪れてみましょう。

 

マルバウツギが満開

 

1号路ではハンショウヅルも咲き始めていました

 

杉の木の樹上を見ながら下ります。ようやく高さ20m以上の高所で咲き始めたセッコクを見つけました。コンデジでデジタルズームします。高尾山にもセッコクシーズン到来。来週末あたりには花数が増えそうです。

 

帰りに6号路を琵琶滝付近まで散策。終盤を迎えたコミヤマスミレです。

 

琵琶滝の少し先に群生しています

 

今年も季節の歩みがかなり早いので、来週には姿を消していそうです。

 

高尾山口周辺の山肌をジャケツイバラが黄色く染めていました

 

ズームして開花状況を確認。ほぼ満開です。

ジャケツイバラが終わる頃に高尾山6号路のセッコクが見頃を迎えます。あと1週間から10日後でしょう。

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久しぶりに奥高尾を散策 2024.4.29

2024-04-30 20:22:46 | 高尾山・陣馬山

三連休最終日の昨日は朝から薄曇り。気温も前日より3℃ほど低く過ごしやすい一日でした。奥さんは大学の同窓会に出かけたので日中はフリータイムです。久しぶりに奥高尾を散策して、いろいろな花を見てきました。

 

陣馬のヘッドマークを掲出した各駅停車で高尾山口駅に到着

 

清滝駅前の様子。予想外に人は少なく、ケーブル待ちの渋滞もありません

 

まずは、清滝駅の木に着生しているカヤランを見学

 

例年より少し早い開花です。日影沢でも咲いていそうなので、帰りに探してみましょう。

妙音橋から直接霞台へ登る予定にしていましたが、昨日は時間に余裕があるので、琵琶滝経由で霞台へ向かいました。もしかしたらコミヤマスミレが咲き始めているのではないかと期待。残念ながら蕾も出ていませんでした。

 

1号路に合流して浄心門手前の切り株にやってきました。予想通り、兜と鯉のぼりのオブジェでした。

 

昨日は女坂を登ります。途中、ツクバキンモンソウが咲いていました。高尾山で見られるという話を聞いたことがありました。高尾山で見るのは初めてです。きっと茨城県のアパート近くの難台山でも見頃を迎えていることでしょう。

 

薬王院のシャクナゲ園に立ち寄ります

 

ピンク色のシャクナゲは今がピーク。とても綺麗でした。

 

富士道のスミレは全て終わってしまい、エビネが咲き始めていました。今年も季節の歩みが早そうです。

 

高尾山頂に到着。西の山々は春霞の中です。

 

富士山の山頂がぼんやりと雲の上から姿を見せていました。

 

一丁平へ向かう途中、日当たりの良い場所ではエビネが咲き始めています。

 

その一方、元気に咲くタチツボスミレも見かけました。

 

一丁平のホオノキの花。強烈な匂いが漂っています。

 

小仏城山へ向かう登山道脇では、早くもキンランが開花。

 

奥高尾にも一気に初夏が訪れました

 

登山道脇で咲き始めたエビネ

 

小仏城山付近では大きなチゴユリの花が目立ちます。長沼公園で見かけるオオチゴユリよりもサイズが大きく、ホウチャクソウのように枝分れすることからホウチャクチゴユリとも呼ばれているようです。

 

小仏城山に到着。城山茶屋の手前に八重桜が咲いていました。

 

青天狗という名前の茶屋がお目見えしていました。景信茶屋青木が閉店して、こちらへ移転したようです。今までここにあった茶屋は閉店して青天狗として再出発したのでしょうか。。。

 

小仏城山山頂から、ちらっと富士山頂の姿が雲の上に見えました。

 

小仏城山周辺のエビネは林床にあるため、まだ蕾です。

 

この時期、気になる花を探しに行ってみましたが、まだ蕾も出てませんでした。その近くではスズムシソウが開花。

 

この花を見るのも久しぶりです

 

途中、クマガイソウ(移植された株)を見てから、日影林道へ下ります。

日影林道で気になる花を探しましたが、この春の大雪による倒木の影響で荒れてしまい、残った株には蕾が見当たりませんでした。

 

倒れかけた杉の木の枝にカヤランが着生していました

 

日影林道に咲くラショウモンカズラ。こちらは終盤です。

日影林道を下った先に、気になる花が自生しているのですが、残念ながら既に終わっていました。たった3日しか咲かない花なので、ジャストのタイミングに訪れないとお目にかかることができません。

 

近くではタチガシワの花が咲き始めていました

 

日影林道入口の民家に咲くエビネ。ここまで下ると、今が満開です。

 

日影沢では、カヤランが開花

 

ゴールデンウイーク中は楽しめそうです。いずれも比較的低いところに咲いています。

久しぶりの奥高尾の散策。いろいろな花を楽しむことができました。でも気になる花(や〇し〇く〇く)に出会うことができず、残念・・・

 

 

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春本番の高尾山から日影沢散策 2024.4.13

2024-04-14 21:04:24 | 高尾山・陣馬山

昨日は大きな移動性高気圧に覆われて穏やかな晴天となりました。日中は薄雲が広がったものの爽やかな空気に覆われ、絶好のお花見日和です。高尾山の桜も終盤を迎えているようなので、久しぶりに高尾山頂から日影沢まで散策してきました。

 

自宅を9時過ぎに出発。狭間駅から高尾山口駅まで電車を利用します。高尾駅で停車中に大光寺を見下ろします。山門前のソメイヨシノはまだ満開。

 

清滝駅前広場の様子。ソメイヨシノはほとんど散ってしまいました。

 

1号路を登ります。目的のタカオスミレは1輪だけひっそり咲き始めていました。

 

金毘羅台に到着。新緑の山の先には甲州街道。イチョウ並木が淡い緑色に染まってきました。

 

甲州街道のイチョウ並木をズーム。南浅川沿いの桜並木もピンク色に染まっています。

 

霞台に到着。山桜と新緑が綺麗です。

 

東京方面の眺望。遠くは霞んでいます。

春のビアガーデンのイベントが始まってしまったので、展望塔には登れません。残念。

 

ケーブル山頂駅前から新緑の北高尾方面を望みます。

 

淡い新緑とサクラが織り成す春色のパッチワーク。先週訪れた茨城県の高峯を思い出します。

 

十一丁目茶屋横から南側の眺望。コンデジ写真では色合いが再現しません。実際には写真以上に美しい景色を楽しめます。

 

浄心門手前の切り株のオブジェ。すっかり御馴染みになってしまいました。入学式の季節ですね。

 

薬王院仁王門前にやってきました。仁王門前の枝垂れサクラがまだ咲き残っています。手前の八重桜も咲き始め。今日は八重桜の開花が進んで二本の桜を同時に楽しめているかもしれません。

 

仁王門と枝垂れ桜

 

御本社前の山桜も見頃でした

 

山桜の下の御本堂を見下ろします

 

仁王門を下り、枝垂れ桜を見上げます

 

薬王院から富士道を登ります。ヒナスミレは終わり、エイザンスミレの季節を迎えました。

 

マルバスミレも開花しています

 

5号路で咲き始めのタチツボスミレ

 

5号路で見かけた白い小さな花。センボンヤリかな??

 

高尾山頂に到着。ヤマザクラが咲いています。

 

花曇りの空は霞んでいますが、うっすら富士山が見えました。

 

ヤマザクラと富士山

 

山頂からもみじ台方面へ下る階段途中に咲くシュンラン。とても大きな花でした。

 

山頂からは1号路、いろはの森を経由して日影沢へ下ります。ヒナスミレはほとんど終わっていました。

 

タチツボスミレは元気に咲いています

 

日影沢ではニリンソウが群生しています。あまり見かけない萼片の形をしたニリンソウ

 

萼片が5枚と6枚の花が咲きます

 

この花は7枚? この周辺では、よく探すと八重咲の花やミドリニリンソウが見られるのですが、最近レアな花を探す根気が無くなってしまいました(笑)

 

日当たりの良い林道ではフデリンドウが開花

 

ようやく見つけたタカオスミレ。もう終盤でした。

 

こちらはヒカゲスミレ

 

少し下った日陰で元気にタカオスミレが咲いていました

 

ウラシマソウ

日影沢の散策を終わり旧甲州街道を歩いていたら、ちょうど高尾行きのバスがやってきたので思わず乗車(笑)。これで高尾散策は終わりとなりました。

 

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高尾山トクトクブックピンバッジ交換と早春の高尾山散策 2024.3.16

2024-03-16 14:51:42 | 高尾山・陣馬山

今日は春本番の暖かさとなりました。八王子では最低気温は2.4℃とほぼ平年並みの朝でしたが、日中は20.4℃まで気温が上がっています。さて、雪の影響で1週間延期となった高尾山トクトクブックのピンバッジ配布が昨日から始まっています。昨日の午前中は茨城県での勤務となったため休暇を取得できず、自宅に戻った今朝早起きして高尾山に出かけてきました。朝6時20分に自宅を出発。コンビニで朝食を買い、京王線で高尾山口駅へ向かいます。

 

6時40分に高尾山口に到着。駅前広場の整備がかなり進んできました。植樹や芝生張りも終わったので、今年中に公園の供用が開始されそうです。

 

1号路を登ります。金毘羅台の展望台からの眺め。春霞のため八王子の街並みもぼんやりです。

 

ピンバッジ配布の75分前にケーブル高尾山駅に到着。1週間前の雪がまだ残っています。3月のスタンプを押して列に並びます。階段の上から続く行列は既に100人近く。蛇滝登山口からの合流地点まで続いています。

 

プレゼント整理券が配布されました

 

8時30分からオリジナルピンバッジ交換が始まりました。5分後にオオルリのピンバッジをゲットしました。

 

今日は時間に余裕があるので、1号路を高尾山頂へ向かいます。浄心門手前の切り株のオブジェ。今まさに卒業式シーズンですね。

 

男坂を上った先にヤマルリソウが咲き始めていました。

 

スミレも咲き始め(帰りに撮影)。ピンク色っぽいですが、タチツボスミレ?

 

薬王院ではミツマタが開花。今年は遅い印象です。

 

ミツマタはトクトクブックの3月のスタンプのデザインになっています。

 

薬王院から富士道を登ります。期待したスミレの姿は全くありません。3月上旬の冷え込みや度重なる雪の影響で遅れているようです。シュンランの蕾は数多く見かけました。

 

5号路では春を告げる花、ダンコウバイが咲き始めています。

 

1号路との合流地点には数多くのシュンランがあります(多分移植されたものでしょう)。チラホラ開花が始まっていました。

 

お気に入り部ブログの参考情報では、既に1週間前に開花している株があったので周囲を探します。ようやく見つけました。

 

高尾山頂に到着。まだ時間が早いためか、それほど混雑していません。

 

春霞の中、富士山から丹沢の山々がうっすら見えました。眺望は全く期待していなかったので、少し得した気分ですね。

 

富士山をズーム

 

丹沢山から蛭が岳にかけての主峰も雪化粧しています。

 

高尾山頂から1号路を下り、霞台から蛇滝へ下ります。目的はハナネコノメです。

 

蛇滝近くの日当たりの良い斜面でヒナスミレが咲いていました。富士道では全く姿を見かけなかったので、見られてラッキーです。

 

蛇滝から先はハナネコノメ探しです

 

日陰でもたくさんの花が咲き始めています

 

岩かげにもひっそりと咲きます

 

沢沿いの日向ではニリンソウが開花

 

遠くからズーム。仲良く揃って咲いています。

 

登山道沿いに点々とハナネコノメの群生地が続きます

 

1号路の沢沿いほどではありませんが、蛇滝口の登山道でもスプリングエフェメラルを楽しめました。

 

再び開花間近のニリンソウ

旧甲州街道に出てから小仏川沿いに遊歩道を歩いて、もう一つの目的地へ向かいます(続く)

 

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節分の高尾山(2) 霞台と山頂からの眺望 2024.2.3

2024-02-04 12:56:43 | 高尾山・陣馬山

昨日は節分、そして今日は立春です。今年の冬が例年になく暖かく、特に日中は春先のような高温が頻発しました。八王子では最低気温の月平均が-1.7℃(平年比+0.1℃)とほぼ平年並みであった一方、最高気温の月平均は11.5℃(平年比+2.2℃)と2度以上も高く、2月末から3月初め並みの暖かさでした。月平均気温は4.9℃とAMEDAS観測に移行してから5番目の高温となっています。昨日の節分も最低気温-2.6℃、最高気温11.1℃と1月の高温傾向を反映したような気温傾向でした。

今朝は南岸低気圧が関東地方から離れて通過したため午前中は冷たい雨が降りました。明日の夕方から明後日にかけて南岸低気圧が発達しながら通過するため、今度は大雪の心配が出てきました。今後の気象情報に注意が必要です。

さて、快晴に恵まれた昨日は高尾山から遠望に恵まれました。その様子を紹介します。

 

まずはケーブルの高尾山駅で2月のスタンプを押します。来月で12スタンプ完了で、3月8日がピンバッチ交換日。既に休暇を取得済で、ピンバッチを求めて朝から並ぶ予定です(笑)。

 

霞台の展望塔に昇り、景色を楽しみます。北西には北高尾山稜の先に奥多摩の山並み。

 

鷹ノ巣山から東京最高峰の雲取山、飛龍山と連なる奥多摩の山々。雲取山は冠雪していません。

 

空気が澄んでいるため北関東の山々が姿を見せていました。

 

皇海山、冠雪の奥日光白根山、男体山

 

雄大な男体山をズーム。左に太郎山、右に大真名子山を従え、その東には帝釈山と女峰山。

 

ひときわ高く冠雪した関東最高峰の日光白根山

 

日光連山の西には尾瀬の燧ケ岳が見えることがあるのですが、昨日は冬型の気圧配置のため雪雲の中。その左手前の荷鞍山は姿を見せていました。

 

さらに西側には赤城山。山頂には雲がかかっています。

 

東には関東平野を一望します

 

東京スカイツリーから東京タワーまで連なる都心のビル群。東京タワーの左の麻布台ヒルズ森JPタワーは日本一の高さで330mあります。

 

東北東には牛久大仏を遠望します。柏の葉キャンパスの右奥にちょこっと見える黒い影(写真中央のやや左)が日本最大の大仏です。過去に別なコンデジでもう少し鮮明にとらえた姿があるので、こちらの記事を参照ください

 

筑波山と加波山はうっすらでした

 

十一丁目茶屋の横からは南から南東方面の眺望が開けます。南には相模湾が輝いて見えます。江の島もくっきり。

 

相模湾の先には三浦半島、その先には房総半島(館山)を遠望

 

高尾山頂まで登ると、江の島、三浦半島、房総半島が並んで見えます。三浦半島と房総半島の間には、微かに東京湾が見えます。さらに西の奥高尾から陣馬山まで足を延ばすと、相模湾と東京湾が同じように輝いて見えるようになります。

 

最後に高尾山頂からの眺望を紹介します。正面には丹沢連山、大室山と冠雪の富士山。

 

富士山の北には道志の山々、三つ峠、御坂黒岳、笹子峠から滝子山。滝子山の左奥には白銀の南アルプスが輝きます。

 

富士山をズーム

 

 

南アルプスをさらにズーム。左から蝙蝠岳、塩見岳、広河内岳から農鳥岳と連なります。

 

蝙蝠岳と塩見岳をさらにズームアップ

高尾山頂から日本百名山がいくつ見えるでしょう。富士山、蛭ヶ岳(丹沢)、塩見岳、大菩薩嶺、雲取山、日光白根山、男体山、那須岳、筑波山、皇海山、燧ケ岳、赤城山、武尊山(ちょこっと)、甲武信ケ岳(ちょこっと)の14峰かな。昨日の記事では9峰が写っていました。紹介しなかった大菩薩嶺は場所を選べば見えやすく、甲武信ケ岳は霞台展望塔から少しだけ見えるのです。武尊山と燧ケ岳は、冬から春にかけて冬型の気圧配置が緩むと比較的見やすいです。最も難しいのは那須岳(三本槍岳)。霞台の展望塔からは手前の山に眺望が遮られるため、この方角が見渡せる場所が高尾山では限られていることと、遠望が得られる冬場は連日雪雲に覆われるため年に数日しか遠望できません。機会があったら狙ってみたいですね(一度紹介したことがあります)

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節分の高尾山(1) 節分会追儺式を見ながら山頂往復 2024.2.3

2024-02-03 17:23:52 | 高尾山・陣馬山

今日は節分です。2月3日が週末と重なったのは久しぶりのような気がします。昨日の曇天から一転して朝から青空に恵まれたので、午前中にトクトクブックのスタンプを押してから節分のイベントが行われる薬王院を経由して高尾山頂まで往復してきました。まずは節分会追儺式の様子を見ながら山頂往復の様子、後半に節分にまつわる鉄ネタを紹介します。今日は高尾山からの眺望にも恵まれたので、そちらは次の記事とします。

 

9時30分過ぎの清滝駅前広場。歳男・歳女の受付所が設置されています。歳男歳女の修行希望者はここで3万円を納めると追儺式に参加できます。豆まき式参加費、衣装代、御礼、記念品、祝宴、ケーブル往復代、記念写真代が含まれているそうです。追儺式は1日6回開催され、ちょうど3回目の10時30分の様子を見られそうです。

時間節約のため今日は妙音橋経由で霞台に登り、トクトクブックのスタンプを押してから1号路を山頂へ向かいました。清滝駅のヘッドマーク車(節分号)については後半に紹介します。

 

浄心門近くの切り株のオブジェ。テーマは節分ですね。今年の恵方は東北東のようです。

 

山門前に高尾警察署の山岳救助隊の車が停まっていました。

 

後ろからも1枚

 

山門脇に並ぶ芳名板。今日の節分会(豆まき会)に参加する方のお名前でしょう。

 

霞台の展望塔で時間を費やしてしまったため、10時30分の節分追儺式は始まっているようです。もしかしたら通り抜け禁止?一瞬不安になりました。

 

御本堂前では大勢の一般客が御本尊飯縄大権現の御宝前での厄祓いに参加していました。5分ほど一般客の後方でお参りしてから山頂へ向かいます。豆まきが始まると通行ができなくなる可能性があるためです。

 

御本社への階段を上り山頂を目指します

 

南無飯縄大権現の大きな幟を見上げます

 

10時50分に高尾山頂に到着。冠雪の富士山を見てから1号路を引き返します。なお、山頂からの眺望は次の記事で紹介します。

 

再び薬王院へ戻ってきました。ちょうど豆まきが行われていました。先ほど紹介した芳名板に名前を連ねていた丘みつこさんかな?

 

豆まきが終わると仁王門は通行止めになり、客殿前経由で戻ります。仁王門前の階段で記念撮影中のためここも通行止め。豆まきに参加した方々や、歳男歳女修行者が階段に並んでいるようです。

 

5分ほどで撮影会が終了して、皆さんが客殿に戻ってきます

 

皆さん、お疲れ様でした

 

力士の姿もありました。その後ろには国会議員? 地元出身ですが今年は控えておくべきでしたね。三本目の矢を発射できずに日本を先進国から陥落させてしまった元総理大臣からの人望が厚かった方です。しかも裏金議員ランキングの上位。まさか、豆まきには参加していないですよね(汗)

 

帰りに山門を見上げると、紅梅が咲いていました

 

権現茶屋の前にはムッちゃん

 

お尻の天狗はボケボケ(笑)

 

さて、薬王院の話題はこれくらいにして、後半は鉄ネタです。

 

もみじ号には"節分号" のヘッドマークが掲出されていました。

 

節分号のヘッドマークをズーム。今年限定の絵柄のようです。今日一日限りですね。

 

妙音橋へ向かう途中、下ってくるあおば号のヘッドマークをズーム。こちらは福豆号です。

 

帰りに見かけた高尾山駅に到着するもみじ号

 

清滝駅で、あおば号の入線を待ちます。ライトを点燈して清滝駅手前のトンネルに進入します。

 

清滝駅に到着したあおば号

 

さっそく福豆号のヘッドマークをズーム

 

ところで、清滝駅と高尾山駅で歴代ケーブルカーピンズを販売していました。1個300円。何が出てくるかはお楽しみです。初代と2代目をゲットしたいですね。今日は小銭を持ち合わせていないので断念しました。

 

京王線高尾山口駅の看板も節分モードでした。

次の記事では、高尾山からの眺望を紹介します(続く)

 

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久しぶりに高尾山霞台から尾瀬の燧ケ岳を遠望 2024.1.6

2024-01-06 18:17:40 | 高尾山・陣馬山

今日も3月並みの陽気となりました。八王子では最低気温-1.4℃と冬日となった一方で日中は15.3℃と3月中旬並みの暖かさ。来週初めに冬型の気圧配置が予想されていますが、上空の寒気は平年並みに戻る程度。その後は再び暖冬ベースで、今年は本格的な寒さを迎えることなく春へと季節が移り変わりそうな気配です。

茨城県との往復に用いている車の最初の車検を迎えたため午前中にディーラーへ車を預けに行きました。毎週末茨城県との往復に使用しているため、2000km/月のペースで乗っています。このペースでは次の車検時には軽く10万kmを突破しそう。単身赴任が終わるまでは元気に活躍してほしいので、入念なチェックを依頼しておきました。午前中の時間を有効に使いたいので、ディーラーでお馴染みの店員さんとしばらく雑談してから、めじろ台駅まで歩き、帰りに高尾山口駅まで京王線に乗車して、ちょこっと高尾山霞台まで散策してきました。3連休の時間があるときに、高尾山トクトクブックに1月のスタンプを押すためです。

 

清滝駅前広場。昨年末に紹介した辰の看板が掲げられています。

 

お正月大看板の説明です。正月早々、能登半島地震と羽田空港での衝突事故とダブルショックで2024年は幕を開けました。この苦難を乗り越え、昇りゆく龍のごとく運が開けていく1年になることを祈っています。

 

今日は時間節約のため、上りはケーブルを利用します。10分間隔で運行されているので待ち時間なしで乗車できました。ヘッドマークは年末にも紹介した開運号です。

 

高尾山駅に到着後、目的のスタンプを押します。ピンバッチゲットまで残り2つとなりました。

 

久しぶりに霞台の展望塔に登ります。北側の空を見ると、赤城山と日光連山の間、遠くに尾瀬の燧ケ岳が見えていました。

 

燧ケ岳から尾瀬方面をズームします。今日は空が霞んで遠望は期待していませんでした。午前中、尾瀬方面は快晴で、群馬県方面の比較的視界が良かったので、青空を背景に冠雪の山々がうっすら見えたようです。

 

さらにズームします。双峰の燧ケ岳、左手前は荷鞍山でしょう。

高尾山霞台から東北地方最高峰でもある福島県の燧ケ岳が見えるのは、それほど珍しいことではありません。今まで一番記憶に残っている2つの記事を紹介しておきます。大雪の中トクトクブックのピンバッチをゲットした2013年3月1日、そして令和元年5月1日(つまり初日)です。

高尾山から尾瀬の燧ケ岳が見えた!  2013.3.1

高尾山霞台から燧ケ岳を遠望 2019.5.1

 

今日は、11時30分の時点でこれだけ見えれば十分です。早朝に来ればもっと鮮明に冠雪の山々が見えたことでしょう。

 

日光連山は霞んでうっすらとしか見えません。左側の奥白根山もぼんやり。

 

男体山も霞んでいます

 

北東にはうっすら筑波山

 

東京都心のビル群と東京スカイツリー。真冬にしては今一つの眺望。こんな状態で燧ケ岳が見えたのが不思議です。

 

奥多摩方面の山々

 

東京都最高峰の雲取山。1月なのに冠雪していません。

 

十一丁目茶屋横から横浜方面を遠望。房総半島は全く見えません。

 

浄心門手前の切り株でアートを見てきました。獅子舞や辰、ポケモンなど賑やかです。

 

鳥居をズームすると、扁額には高尾山と書かれています(トリミングなので不鮮明)。とても繊細な作品です。

 

薬王院は混雑していそうなので、切り株で引き返して1号路を下ります。途中ケーブル山頂駅を見学。ちょうど迎光号のヘッドマークを掲げたAOBA号が出発待ちでした。

 

2024迎光号のヘッドマークをズーム。

大急ぎで1号路を下り、昼食前に自宅に戻ってきました。

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初冬の高尾山の紅葉 2023.12.9

2023-12-09 21:04:37 | 高尾山・陣馬山

今週は日中10月並みの気温が続いています。八王子では一昨日の20.5℃に続き、昨日17℃、今日も17.5℃と小春日和となっています。高尾山では半袖Tシャツ姿の元気なハイカーを数多く見かけました。

 

この暖かさで、庭のグラジオラスが開花していました。当初スイセンかなと思ったのですが、よく見たら毎年夏に場所に咲くグラジオラスでした。球根は放置してあります。12月に開花するのは初めてです。

 

今週末は久しぶりに時間があるので、午前中に高尾山へ散策に出かけてトクトクブックの12月号にスタンプを押してきました。天気も良いので薬王院御本社裏側のモミジの紅葉見学のついでに山頂まで足を延ばし、富士山の姿を見てきました。先週、八王子市役所近くの北浅川河川敷で熊の目撃情報があることからから、熊鈴を鳴らした登山客も数多くいました。奥高尾や北高尾は昔から熊の生息領域で、毎年目撃情報が多数寄せられているようです。今年は12月に入っても気温が高く冬眠に入れないようなので、下山が夕方になる場合は熊鈴やラジオを持参したほうが良いと思います。

 

12月に入ると太陽高度が低いため、清滝駅前広場にはなかなか日が当たりません。紅葉は終わってしまいました。1号路を登り山頂へ向かいます。

 

日当たりの良いエリアに残ったモミジが鮮やかです

 

暗い1号路をしばらく登ると、右側の日当たりの良い南斜面にモミジが植栽されたエリアがあります。

 

植栽されてから10年以上は経過しています。枝ぶりも良く立派に成長しました。

 

1号路から分かれて直進して階段を上り、金毘羅台展望台に到着

 

八王子の街並みを見下ろします。甲州街道沿いのイチョウ並木がまだ目立ちます。完全には落葉していないようです。

 

金毘羅台近くでは、紅葉シーズンの最後を飾るメグスリノキが真っ赤に色づいています

 

この付近の紅葉は今が見頃です

 

ケーブルカーの高尾山駅近くでトクトクブックに12月のスタンプを押します。天気が悪いときはここで引き返しますが、今日は山頂まで散策を続けます。

 

北高尾山稜から奥多摩方面を遠望。北高尾山稜は熊の生息地域なので縦走するとき留意が必要です。遠くには大岳山、御前山、雲鳥山、飛龍山を遠望します。

 

空気が霞んでいるため、北関東方面の山はぼんやりとしか見えません。右側にかろうじて冠雪の日光白根山が見えています。奥武蔵の山並み奥に群馬県の山々がうっすら。その先に条件が良いと燧ケ岳を遠望できるのですが、目を凝らすと何となく見えているような(写真中央の少し左)。。。

 

帰宅後に写真をトリミングしてコントラスト付けてみると、確かに双峰の燧ケ岳がうっすらと確認できました(写真の中央左)。遠望が利く早朝には、鮮明に見えていたと思います。

 

東京都市のビル群と東京スカイツリーもぼんやり。この霞んだ状況でよく燧ケ岳が見えたものです。

 

山頂を目指します。十一丁目茶屋近くにもメグスリノキがあります。こちらも真っ赤。

 

十一丁目茶屋横から橋本、横浜、江の島方面の遠望。横浜や江の島は霞んで薄っすら、相模湾は認識できませんでした。

 

浄心門前の切り株にやってきました。毎回楽しにしているオブジェです。12月バージョンがお目えです。

 

洗心門周辺の紅葉

 

参道の紅葉は終盤です。黄色いモミジ。

 

権現茶屋付近の紅葉

 

山門に到着。薬王院周辺の紅葉は、前回訪れた11月24日にはピークを迎えていました。今日は終盤でほとんど落葉していました。

 

今日の紅葉のハイライトは御本社裏側のモミジです。

 

飯縄大権現の朱色と赤いモミジのコラボレーション

 

晴天の日に、正面からではなく裏側から見ると鮮やかに浮かびます

 

コンデジではなくスマホで撮影。こちらのほうが見た目に近い印象です。コンデジでは赤色の写りが今一つなのです。

 

薬王院(奥の院)から歩いて10分ほどで高尾山頂に到着。こちらの紅葉はほぼ終わっています。

 

高尾山頂からの眺望です。丹沢連山から大室山、富士山を一望。

 

富士山の北側には三つ峠から大菩薩連邦最南端の滝子山。

 

滝子山の左奥には冠雪の南アルプス。右から農鳥岳、塩見岳、蝙蝠岳を遠望できます。

 

塩見岳と蝙蝠岳をズーム

 

こちらは丹沢最高峰の蛭が岳。ズームすると山頂の小屋が見えます(視力1.5の肉眼では識別できません)

 

 

最後は富士山です

 

前回訪れた11月24日にくらべて雪が減った印象です

 

山頂をズーム。いったん積もった雪が融けて、山肌や登山道が露出した残雪の姿のような印象です。

今日は自宅近くの富士見峠(山頂がちょこっと見える)からダイヤモンド富士が見られるはずだったのですが、夕方から薄雲が広がってしまい残念・・・

 

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