
まだまだ先週金曜日の話題が続きます。栃木県の大柿カタクリの里を出発して、東北自動車道と圏央道を経由して高尾へ戻ります。渋滞表示から3時間は覚悟していたところ、渋滞は徐々に解消して2時間かからずに高尾山ICに到着しました。関東地方西部には積雲が発達している様子ですが、想定より早く到着したので、そのまま旧甲州街道を西へ向かい、日影沢でスミレを探すことにしました。
小雨がぱらつく中、林道を西へ歩きます。キャンプ場近くで目的のタカオスミレを見つけました。咲いていたタカオスミレはこの1輪のみです。
日影林道を歩き、次の花を探します。
見つけました。可憐なヒナスミレ。
青い花はナガバノスミレサイシンです
こちらもナガバノスミレサイシン
ヒナスミレは予想より花数が少なく、ほとんど咲き終わっていました
これは、ナガバノスミレサイシン? ヒナスミレのようにも見えます。
もっと分からないのがこの花。高尾で初めて見ました。花の形からエイザンスミレではありません。エイザンスミレと何かの交配種でしょうか?
日影沢の春の訪れは遅く、ニリンソウは咲き始めです。花びらが6枚、8枚の花が並んで咲いていました。
花びらが8枚
まだまだ咲き始めです
駐車場近くで沢に降りてみました。日当たりが良い場所では、たくさんのニリンソウが群生しています。この周辺は花びらが5枚の花が多いようです。
裏高尾の山々でもヤマザクラが咲き始めました
街道沿いの民家の石垣に咲くオキナグサ。気温が低いため花は閉じていました。
帰る頃になると天気も回復。山桜が満開の高尾山霞台方面を見上げます。
ハグロスワスミレです。
エイザンスミレとタカオスミレの交配種でとても希少なものです。
ハグロスワスミレですか。
ありがとうございます!
タカオスミレやエイザンスミレが咲くエリアで見かけたので、納得です。
すみれは、奥が深いですね・・・