ウリパパの日記

自由気ままに・・・

常磐線から冠雪の富士山遠望 2019.10.26

2019-10-26 20:12:42 | 自然

昨日は関東南岸低気圧と本州東海上を北上する台風21号の間接的な影響により、千葉県、茨城県、福島県では短時間に記録的な大雨となり、千葉県を中心に大変な被害が出ました。水戸では昨日一日で118.5mmの雨量を観測。そのほとんどが13時から18時の間に降っています。職場のある勝田駅周辺では朝から北寄りの暴風が吹き、夕方からは激しい雨に見舞われました。そして、予想通り常磐線が運転見合わせとなってしまいました。高浜駅周辺で線路が冠水した影響で、復旧に時間がかかり、ようやく勝田駅に到着した電車が折り返し出発するまで40分近く停車、その後も内原駅まで超々徐行運転。疲れてしまったので、結局高尾に戻るのは断念しました。

今回の集中豪雨は台風21号の直接的な影響ではなく、台風外周の暖かい湿った東風と関東内陸北風が収束することにより太平洋沿岸を中心に降水量の増大を引き起こしたそうです。千葉県では昨日1日の降水量が、市原市牛久で285mm、大多喜町で276.5mm、佐倉市で248.5mm、鴨川市で246.5mmなど。200mmを超える雨が昼前後の6時間で集中的に降ったため、大きな被害につながってしまいました。八王子では96.5mmの雨量を観測しています。

 今日は朝一番の特急で友部から戻ってきました。途中、常磐線の車窓から冠雪の富士山を遠望することができました。茨城県の常磐線から富士山を見たのは初めてかもしれません。富士山では、10月22日に平年よりも22日遅く初冠雪を観測、そして昨日も降雪があったようです。富士山の姿に気づいたのは佐貫駅付近。取手駅を過ぎて利根川の鉄橋を渡るときには冠雪の富士山の全容を遠望できました。昨日の雨で空気が洗われたようです。

 

朝5時50分。友部駅から見る朝焼け。雲が赤く染まります。

 

 今日は月齢27.4日。月曜日が新月です。

 

 友部駅構内には菊花がお目見え。10月22日に紹介のように笠間の菊祭りが始まりました。

 

 常磐線の高浜駅から神立駅にかけての田園風景。正面は筑波山。その右は加波山に続く山並みです。

 

 筑波山をズーム。手前は恋瀬川。

 

再び利根川鉄橋から見た冠雪の富士山。133km先の姿が鮮明に見えました。

利根川を渡り千葉県に入ると富士山の姿はほとんど見えなくなります。進行方向正面にあたるためです。代わって江戸川鉄橋からは日光の男体山が大きく見えました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひたち海浜公園のコキア 2019.10.22

2019-10-22 20:28:38 | 茨城県

即位礼正殿の儀の中継が終わる頃には茨城県でも天気が小康状態となり、薄日も差してきました。レーダーを見ると夕方まで雨は降りそうにないので、ひたち海浜公園までコキアを見に行くことにしました。 

 

友部スマートインターから常磐自動車道と北関東自動車道を利用します。上空には青空が見えてきました。そして友部JCT付近では正面に虹が現れました。大洗ICの先でも再び虹が出現。思わず車内からパチリです。

 

悪天候のため渋滞も全くありません。駐車場(海浜口)もガラガラ。この時期、駐車場待ちのため1時間以上の渋滞を覚悟する必要がありますが、さすがに今日は訪れる人も少なかったようです。園内も閑散としています。

 

みはらしの丘に到着。

 

 コキアが見頃。真っ赤に色づいています。

 

 みはらしの丘を見上げます。

 

 丘に登り見下ろします。台風19号の影響でどの株も傾いてしまいました。

 

 暴風吹き荒れるみはらしの丘から西側の眺望です。

 

 みはらしの里ではそばの花が満開でした。

 

 悪天候のため売店はすべてクローズ。コキアカラーソフトを食べたかった・・・

 

 コスモスも見ごろを迎えているのですが、台風19号で倒れてしまったようです。

 

 再び、真っ赤なコキアを見上げます。青空のもとで見てみたいですね。

 

 みはらしの里からコキアを遠望。

 

 

 大草原北側ではキバナコスモスが満開。

 

 大草原のパンパスグラス。

ひたち海浜公園のコキアは今月いっぱい見頃が続きそうです。

 

勝田方面に行く用事があったのですが、阿字ヶ浦から大洗に寄り道してみました。磯崎から見る荒れ狂う鹿島灘。

 

 大洗磯前神社の神磯の鳥居。

 

 荒波が襲ってきます。

 

 白く砕ける瞬間です。迫力ありました。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笠間の菊まつり 2019.10.22

2019-10-22 12:41:15 | 茨城県

今日は即位礼正殿の儀が行われるため会社の仕事はお休みです。しかし、あいにくの天気となっていて台風20号から変わった温帯低気圧の影響で未明から激しい雨が降っています。笠間では日中も15℃以下で推移しており、先ほどから北風も強まってきました。

「即位礼正殿の儀」に先立ち、朝9時から行われた「大前の儀」をテレビで見おわりました。13時のイベントまで時間があるため、先ほど笠間稲荷神社まで出かけてきました。先週土曜日から笠間では菊まつりが始まり友部駅でも菊花が展示されています。

アパートから車で20分弱。10時過ぎに笠間稲荷神社に到着しました。風雨が強く閑散としています。

 

 

 

 参道には菊の花が展示されています。

 

楼門をくぐります。菊祭りのイベントが開催されているみたいです。

 

 まずは拝殿でお参り。

 

 拝殿の周囲には菊の鉢が展示されています。

 

 菊まつりの会場へ向かいます。

 

 せっかくなので、入場料(1000円)を払って菊人形展を見てきました。

 

 

 

 

時期的にまだ早いですね。ほどんどの菊はまだ蕾した。

 

「いだてん」をテーマにした菊人形展も開催されていました。

 

菊人形展と同時に嘉辰殿で開催されていた假屋崎省吾の世界展(第3回いけばな展覧会)の会場も見学してきました。オリジナルグッヅを購入するとサインがもらえるとか、ライン友達になると特典があるとか等々のイベントも催されているようです。写真撮影OKとのことなので会場の様子(作品のいくつか)を以下に掲載します。

 

 

 

 

 

 

笠間焼、流木、笠間の大菊とのコラボレーションはどれも見事でした。假屋崎省吾の世界展は10月30日まで開催されています。

 

笠間の菊まつりは11月24日まで。11月の天気の良いときに訪れたいですね。11月3日には神事 流鏑馬が行われます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日光連山遠望の季節 2019.10.20

2019-10-20 15:32:16 | 自然

昨日まとまった雨をもたらした低気圧は本州東海上に離れ、大陸から移動性の高気圧が張り出してきました。関東地方南岸には秋雨前線が停滞し、関東地方南部は北東からの湿った風の影響で低い雲に覆われています。この北高型の気圧配置は10月から11月、あるいは2月に多くみられます。上空の日差しが遮ぎられ、関東北部に青空が広がり、上空は乾いた空気に覆われているため、このようなときは遠望が期待できます。今朝も例外でははく、マンションの外階段から日光連山を遠望することができました。皇海山、日光白根山、男体山がはっきりと姿を現していました(オートフォーカスの焦点合わず、写真ボケボケです)。

 

中央に男体山、左に太郎山、右に大真名子山、女峰山。

 

関東の最高峰、白根山。

 

マンションからは赤城山(黒檜山)のピークがちょこっと見えます。マンションの標高は190m、外階段の高さは200m。もう少し標高が高ければ地蔵岳やその左奥に武尊山、日光連山の東に高原山が見えるはずです。

 

筑波山も男体山と女体山のピークが見える程度。今日は北側に加波山のピークがうっすらと見えてました。

 

こちらはめじろ台マンションの先に見える東京スカイツリー。

今日はすっきりと晴れないこともあって、昼頃まで遠くの山々やビルが見えていました。

 

買い出しついでに午前中に訪れた大光寺では十月桜が咲き始めていました。

 

本州の南海上では昨日台風21号が発生し、台風20号と合わせて今後の動きから目が離せません。台風20号は衰弱しながら22日頃には温帯低気圧に変わる見込みですが、秋雨前線を刺激して本州付近では雨が強まる可能性があります。一方台風21号は海水温の高い領域を北上するため大型で強い勢力に発達する見込みです。今のところ東海上にそれる予想となっていますが、太平洋高気圧が強まったりすると関東地方に近づく可能性も残っていそうです。今後二つの台風の動きに要注意です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風19号上陸から1週間 2019.10.19

2019-10-19 18:38:06 | 自然

東日本に甚大な被害をもたらした台風19号が上陸してから1週間が経過しました。今日の午前中、西八王子のお医者さんに行った帰りに、西八王子から、さつき橋へ向かい、南浅川沿いに古道橋まで歩いてみました。

 

先週の台風に加え、昨夜から八王子で45.5mmの雨が降った影響が重なり、濁流が勢いよく流れていました。右前方に銀色の建造物が漂着しています。

 

近づいてみると・・・これは何でしょう? 工事用の仮設歩道が流れてきたのでしょうか。

 

さらに上流に向かいます。ここにかかっていた橋(睦橋)が流されて無くなっていました。この橋の残骸が先ほど流れ着いていたのでしょう。この周辺は、ゆったりロードまで水位が上がった形跡がなく、橋脚に流木や枯草がひっかかり水圧によって流されたのでしょう。

 

 

東横山橋の先でゆったりロードが通行止めとなっていました。護岸が陥没してブルーシートで覆われています。

 

横山橋です。橋のすぐ下まで水位が上昇したようです。

 

両東橋の先から南浅川橋方面。濁流はゆったりロードまで上昇した様子。

 

南浅川橋から上流を眺めます。このあたりは道路まで冠水した形跡がありました。古道橋は無事のようです。

 

陵南公園が側の護岸が陥没。陵南公園側は立ち入り禁止です。

 

古道橋の先の濁流。ここでも護岸のコンクリートが損傷しています。

ここから上流の高尾から高尾山口にかけては大規模に冠水して大変な被害があったと報道されています。

 

 甲州街道のイチョウ並木です。残暑が長かった影響か、今年は色づきが遅いようです。

 

 銀杏の実は例年以上に大豊作。

 

 12日から運転を見合わせていたJR中央線の大月―高尾間は昨日運転を再開。高尾―相模湖間では下り線のみを使った単線運転となっているため、7:40~19:40の間、1時間から2時間半の間隔での折り返し運転となっています。特急や快速は運休が続いています。

昨日の中央線に続き、今日は土砂流入のため通行止めが続いていた中央自動車道の八王子JCTと大月ICの上下線が開通しました。台風の影響で寸断されていた東京と山梨の動脈がようやく復旧したことになります。

今日の午後、八王子の上川霊園にお墓参りに出かけたところ、圏央道の八王子西ICの鶴ヶ島方面入口が閉鎖されていました。本線合流地点の手前で大規模な土砂崩れの跡が見えました。復旧までまなり時間を要しそうです。日曜日夜に茨城県へ車で戻るときに利用するICなので気になるところです(今週は電車)。

 

先ほど八王子市のHPを見ていたところ、今回の台風19号の被災状況についての資料がまとまっていたので冒頭を引用します。 

 

 

 

八王子市の気象観測地点の降水量のデータが掲載されていました。24時間雨量ではなく12日の日降水量を比較したもので、AMEDAS観測地点の市役所で392.5mm(24時間最大降水量は409mm)に対し、高尾山口で525.5mm、上恩方で626.5mmを観測しています。自宅の狭間付近でも500mm近い雨が降ったものと予想されます。短時間でこれだけの雨が降ったため、南浅川や北浅川の水かさが一気に増して氾濫。そして浅川、多摩川へと流れ込みました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京王高尾線運転再開 2019.10.14

2019-10-14 14:40:26 | 自然

京王高尾線はめじろ台駅ー狭間駅間で発生した土砂崩れのため運転を見合わせていましたが、先ほど二日ぶりに運転を再開しました。

高尾線は12日の午前中に規制雨量に達したことから運転を一時見合わせ、間もなく再開したものの午後から計画運休に突入。昨日からはは土砂崩れの復旧工事のため終日運休となっていました。

 

今日の午前11時過ぎの狭間駅の様子です。その後、試運転電車が北野ー高尾山口間を1往復し、12時48分に最初の各駅停車高尾山口駅行きが狭間駅にやってきました。

土砂崩れの発生場所は自宅近くの上椚田橋からは見えません。先ほど現場を確認するため、めじろ台駅方面まで出かけてきました。

 

東浅川給水所北側民家の裏側の斜面に崩れた跡がありました。めじろ台付近は掘割となっていて、土砂崩壊対策として数年前に線路脇斜面の補強工事を実施したはずです。斜面にコンクリート張が見えるのはその証拠です。それなのになぜ崩れてしまったのでしょう・・・

 

家に帰りグーグルマップを調べてみました。土砂崩れの現場と見比べてみると、法面の補強工事個所を行っていない箇所が境界から崩れてしまったようです。なぜもっと先まで工事を実施なかったのでしょう。こういった人工的に作り出してしまった不連続箇所は、土砂崩れの起点になりますよね。

 

上椚田橋からめじろ台方面を見渡します。試運転列車の先、もう少しカーブを曲がった先の右側斜面が土砂崩れの現場となります。

台風19号の被害は、南東からの湿った空気が激しく吹き付けて発生する上昇気流が雲を発達させやすい箱根方面や関東山地、北上山地などの山沿いに集中しています。八王子付近でも例外ではなく、南浅川が氾濫した高尾山口から高尾駅周辺では濁流が押し寄せたそうです。土砂崩れもあちこちで発生し、中央線は土砂流入のため高尾ー大月間で運転見合わせ中。中央自動車道の大月ICと八王子JCTの区間と圏央自動車道の八王子JCTとあきる野インターチェンジの間の外回りも通行止めとなっていて、復旧まで数日かかるとのことです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風一過の青空 2019.10.13

2019-10-13 23:10:04 | 自然

台風19号は12日夜から13日にかけて東日本を縦断しました。静岡県伊豆半島から小田原、町田、調布、松戸と南関東を通過。中心気圧955hpaと上陸後も衰えることなく東日本を縦断。進行方向東側の東京都心や千葉県では南風の暴風が吹き荒れました。最大瞬間風速60m/sが予想され、暴風による未曽有の災害が懸念されましたが、東京 江戸川区43.8m/s、 東京都心41.5m/s、羽田42.7m/s、横浜43.8m/s、千葉40.3m/sと40m/s台前半でおさまりました。松戸に住む妹によると、風による被害は先日の台風15号のほうが格段に大きかったようです。台風の西側に入った八王子では、中心が通過するまでより吹き返しの北風のほうが強く、北北西の風25.5m/s(21:21)が最大でした。

今回は風よりも記録的大雨による被害が甚大で、長野市の千曲川など21河川24カ所で堤防が決壊し大規模浸水しています。災害派遣要請を受けた自衛隊などが各地で救助を進めています。数十年に一度の重大な災害が予想される大雨特別警報が東京、神奈川、埼玉、山梨、群馬、長野、静岡、新潟、栃木、茨城、福島、宮城、岩手の1都12県の自治体に発表されました。東京都内では板橋、豊島、墨田、世田谷など23区にも出されました。東京23区に大雨特別警報が発表されたの特別警報が設定されてから初めてのことです。

八王子では11日降り始めからの総雨量が423.5mm、13日の降水量392.5mmと24時間降水量 409mmは観測史上第1位を観測しています。八王子付近では台風が接近する前に南浅川や秋川が氾濫、高尾駅付近でも冠水したそうです。そして下流の多摩川でも二子多摩川付近で氾濫しました。長野県、栃木県、福島県、茨城県では堤防が決壊し大規模冠水となっています。

台風が通過した今日は朝から快晴。八王子では気温が27.3℃まで上がりました。長沼の実家では雨漏りが発生したとの連絡があり、朝から様子を見に出かけてきました。あまりにも空が澄んでいるので、ちょっと平山の高台に寄り道して富士山の姿を眺めてみました。

 

台風通過時の富士山頂の気温は8℃まで上昇。今朝も氷点下には下がらず冠雪とはなりませんでした(夜には0℃を切っています)。

10月中旬にもなって勢力が衰えることなく台風が日本付近までゆっくり北上すること自体、今までの常識では考えられない動きです。太平洋の海水温の高さが原因で、地球温暖化が影響しているのは間違いありません。今後、今回のような数十年に一度の気象現象が毎年のように発生するようになっていくのでしょう。

  

 長沼の高台から見た浅川の様子です。昨日は濁流が堤防の高さまで迫っていたようですが、今日はすっかり水が引きました。

 

浅川と湯殿川の合流地点をズーム。昨夜は茶色い濁流が激しく橋にぶつかり冠水寸前となった浅川の様子(大横町)がライブカメラで何度も放送されていましたが何とか堪えたようです。浅川では長年進められてきた大規模な護岸工事が完成?したため、決壊することが無かったのでしょう。

ところで、今回の台風19号は昭和33年に関東地方を襲った狩野川台風と動きが似ているという報道がありました。今日、実家で母も何度も狩野川台風のことを口にしていました(横須賀で体験したらしい)。

 

 

気になったので、狩野川台風について少し調べてみました。1958年の台風22号のことで、静岡県伊豆半島の南端をかすめたあと、神奈川県三浦半島、東京を通過しています。天気図10年集成という本があったはずなのですが探し出せなかったので、国立情報学研究所のHPから当時の天気図を引用しました。この台風は24日に中心気圧877hPaを観測し大型で猛烈な台風となりましたが北緯30度線を越えて急速に衰えたため風による被害は少なかったようです。上陸時の気圧は960mbと今回とほぼ同じです。南海上にあった前線が活発化しながら北上したため、東京で日降水量の記録を更新するなど、東海地方と関東地方では大雨となり、土砂災害や河川の氾濫が相次いだ土砂災害や河川の氾濫が相次ぎました。 伊豆半島中部では、特に集中して雨が降り、大量の水が流れ込んだ狩野川が氾濫、伊豆地方だけで1,000名を超える死者が出たそうです。

 

 

探していたのと別な本(天候10年集成)を先ほど見つけたので、昭和33年9月のメモを引用します。右下に記載があります。東京で一日の降水量392.5mmを記録しています(26日) 。今回の八王子とほぼ同じ降水量です。参考までに当時気象観測を開始していた八王子第4中学校の気象記録を見ると同日の日降水量は287mm、大手町のほうがはるかに多い雨量を観測しています。今回の台風19号による雨と降り方が異なっているようです。

そろそろ台風シーズンも終わりとなる頃ですが、過去には11月の七五三の時期に大型台風が日本付近を通過したこともあります。地球温暖化の影響で想定外の現象が発生することが否定できなくなってきました。もしかしたら、もう1回、関東地方を巨大な台風が襲ってくるかもしれません。今のところフィリピンの東海上で雲がまとまる気配は無さそうですが。。。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩間の小田喜商店 2019.10.10

2019-10-12 10:10:15 | グルメ・お店

 アパートのある笠間市は全国でも有数の栗産地です。この時期、地元スーパーや駅のコンビニで笠間産の栗を購入でき、先週はお土産に買って戻り、栗ご飯にしました(皮剥き作業が大変でした)。毎年、地元産栗を使ったお菓子や料理を紹介したパンフレットが出回り、以前紹介した友部駅近くのお菓子屋さん「クリーム」や笠間駅前の「グリュイエール」のモンブランがおすすめです。それに加え、一度行きたいと思っていたのが岩間町の小田喜商店です。一昨日は閉店(18時)まで余裕があったので、益子町のコスモス祭りの帰りに寄ってみました。メインの通りから少し入ったところにあり多少わかりにくいですが、工場に併設した売店なので、工場の場所さえ把握できれば辿り着くことができます。

 

 店の入り口で栗のマスコットがお迎え。

 

 店内の様子。栗きんとんの試食サービスがありました。

 

 有名人が結構訪れているみたいで、たくさんの色紙が飾られています。

 

入口で出迎えていたキャラクタは、"くり彦"と"くり姫"でした。 

 

さっそく、店内限定で販売されている「もんぶらんソフト」を注文。濃厚なモンブランクリームとソフトクリームのマッチングが絶妙です。大満足。

お土産をたっぷり購入して持ち帰りました。衣栗(渋皮煮)、ぽろちゃん栗の甘露煮は瓶詰めです。それから栗菓子の「ぎゅ」。ぎゅは栗と砂糖だけでつくられたお菓子です。冷凍保存されています。現在解凍中で、後ほど試してみます。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

益子町のコスモス祭り 2019.10.10

2019-10-11 22:58:27 | 自然

三本槍岳山頂から姥ヶ平の紅葉を巡り駐車場に戻ったのが13時30分過ぎ、ここで軽い昼食(余った菓子パン)を食べてから次の目的地である益子へ向けて出発します。東北自動車道を那須ICから矢板ICまで利用し、国道4号、広域農道(塩谷グリーンライン)を快調に飛ばします。

 

途中、下野花岡駅付近で烏山線の線路を渡ります。踏切が下りて那須烏山行きの電車が通過します。側面にACCUMと書かれていました。一般型直流用の蓄電池駆動電車ですね。初めて見ました。

 

15時20分過ぎに益子町の生田目地区に到着。無料の駐車場に車を停めて、コスモス畑を散策します。まずは展望塔からの眺望。巨大なコスモス畑は数か所の畑に分かれていて、総面積は10ha(東京ドーム2個分)あるそうです。

 

 

コスモスは1種類のようですが、赤、ピンク、白の花が咲き乱れています。

 

 

 

10月5日からコスモス祭りが開催されています。どの畑もほぼ見頃を迎えていました。

 

到着したときは青空が広がり太陽を浴びてました。20分ほど経過すると、次第に西から波状の雲が広がってきました。

 

空が広いので、雲をバックにしたコスモスも絵になりますね。

コスモス祭りは20日(日)まで開催されています。台風19号の暴風で倒れてしまわないか心配されます・・・ 続いて、栗の産地・岩間へ向かいます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那須岳登山(3) 姥ヶ平の紅葉 2019.10.10

2019-10-10 23:02:38 | 山登り

三本槍岳から峰の茶屋跡に戻り、茶臼岳の北側を牛ヶ首方面へ向かいます。目的地は紅葉の名所でもある姥ヶ平。

 

歩いてきた熊見曽根方面を振り返ります。昼前になっても雲一つない青空が広がります。快適な山歩きが続きます。

 

白い噴煙を上げる茶臼岳です。

 

15分ほど歩くと、眼下に姥ヶ平が見えてきました。

 

牛ヶ首の手前を下り紅葉の森へ進みます。正面の山は流石山です。

 

姥ヶ平に到着。噴煙を上げる茶臼岳を見上げます。ピークを過ぎた印象ですが、遠目に見るとまずまずですね。

 

今日一番の紅葉。

 

ひょうたん池に足を延ばしてみました。木道を200mほど歩くと目的地に到着。木道の先に池がありますが、撮影エリアが非常に狭いので順番待ちです。待った甲斐がありました。水面に映る茶臼岳と紅葉の写真を撮ることができました。

 

木道を戻ります。木道から見る紅葉が綺麗でした。

 

昨日からの夜の冷え込みで色づいた葉も落葉がすすむことでしょう。

 

帰りにひょうたん池と木道を見下ろします。大勢の人が写真を撮りに訪れています。

 

峰の茶屋跡から駐車場へ向けて下ります。朝日岳方面の紅葉は朝に比べると少し鮮やかになってきた印象です。太陽の角度に依るのかもしれません。

13時30分に駐車場に到着。帰りは、益子のコスモス畑で満開のコスモスを見学し、岩間の小田喜商店に寄って栗のお土産を買ってからアパートに戻ることにしました(これで終わり)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那須岳登山(2) 三本槍岳からの眺望 2019.10.10

2019-10-10 21:20:41 | 山登り

乾燥した秋の空気に包まれ、三本槍岳の山頂(標高1917m) から大展望を楽しめました。南から西、北へと見えた山々を紹介していきます。

眼下に見えるのは沼ツ原湿原。その先には高原山の峰々、右奥には日光連山。冬場に遠望がきけば、高原山の左に富士山が見えます。さすがに今日はそこまで見えません。

 

日光連山をズーム。左から男体山(2486m)、女峰山(2483m)、太郎山(2468m)、そして右側のピークが日光白根山(2578m)。日光白根山は関東地方の最高峰です。今日見えた山の中で最も高いです。女峰山と太郎山の間にちょこっと頭が見えるのは皇海山(2144m)。

 

日光白根山の右には黒岩山(2163m)から帝釈山(2060m)方面の栃木、福島県境の山並み。

 

至仏山(2228m)と東北の最高峰、燧ケ岳(2356m)。

 

西側の眺望です。正面には流石山(1813m)、大倉山(1792m)、三倉山(1854m)と続く稜線。その左奥には先ほど紹介した燧ケ岳、その右に会津駒ケ岳(2133m)の峰々。

 

会津駒ケ岳の北側をズームします。越後三山方面でしょう。中ノ岳(2085m)と越後駒ケ岳(2003m)、その間のピークは荒沢岳(1969m)でしょうか。

 

三倉山の北に目を移します。浅草岳(1585m)と守門岳(1527m)が雲海の先に見えます。

 

 

栗が岳(1293m)から御神楽岳(1386m)の新潟県の山々、その手前には博士山(1482m)。

 

 

北北西に目を移します。喜多方の街の先には雄大な飯豊山がそびえます。

 

 

飯豊山をズーム。大日岳(2128m)と飯豊山(2105m)。三本槍岳から鮮明に飯豊山を見たのは初めてです。

 

北側の眺望。この方面の紅葉は終わっています。上で紹介した飯豊山、そして磐梯山、吾妻山と見渡せます。

 

猪苗代湖の手前には郡山布引風力発電所の巨大な風車。全部で33基あるそうです。猪苗代湖の先には磐梯山(1816m)、その奥には西吾妻山(2035m)から中吾妻山(1931m)、東吾妻山(1975m)にかけての吾妻連山。

 

磐梯山をズームします。

 

 

こちらは、東吾妻山の東にそびえる安達太良山。左から箕輪山(1728m)、安達太良山(1700m)、和尚山。

今日は飯豊山と磐梯山の間に山形県方面の山々を遠望できたので紹介していきます。これは想定外の遠望でした。肉眼でもはっきりと認識できました。

まずは大朝日岳(1871m)方面の峰々。

 

 

さらに月山(1984m)まで遠望できました。100km以上離れた山形県の山々は熊見曽根あたりから見え始め、とても気になっていました。三本槍岳山頂の山名案内板を見てほぼ確信し、アパートに帰宅後に地図で検証して確認しました。

山頂から360度の眺望が得られたのですが、北東から東の方面は低い空に霞がかかり遠くの山々は見えませんでした。山頂で朝食を含め50分ほど休憩し眺望を思いっきり満喫後、姥ヶ平へと向かいます。

 

正面に茶臼岳を見ながら熊見曽根の稜線を歩き峰の茶屋跡へ戻ります。(続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那須岳登山(1) 紅葉の終わった三本槍岳へ 2019.10.10

2019-10-10 19:29:00 | 山登り

今朝はこの秋1番の冷え込みとなりました。最低気温は笠間で9.3℃、水戸10.7℃、北部の大子町で7.3℃を観測しています。今日は有給休暇を取得して那須岳を散策してきました。那須岳には毎年9月下旬から10月上旬に訪れていますが、仕事の関係で今年はちょっと休暇が取りづらくこの時期になってしまいました。今年は残暑が長く9月下旬には台風や低気圧の悪天候をうけたこともあって、紅葉の鮮やかさは今一つでした。

友部のアパートを5時15分に出発して北関東自動車道と東北自動車道を利用して那須登山口へ向かいます。山麓駐車場に7時過ぎに到着したところ、峠の茶屋、山麓駐車場共に満車のため、1kmほど下の大丸駐車場に戻り、偶然2台ほど空いていたスペースに駐車することができました。平日なのにびっくりですね。峠の茶屋には徹夜で多くの車が訪れていたそうです。台風19号の通過で落葉する前に最後の紅葉を楽しもうという人が多いのでしょう。

 

峰の茶屋跡へ向かう登山道から見る朝日岳方面の紅葉。色づいてはいるのですが鮮やかに欠けます。先週あたりがピークだったのではないでしょうか。

 

茶臼岳方面。こちらは色づき始めです。

 

峰の茶屋跡へ向かいます。今日は多くの登山客が訪れていました。こんなににぎやかな那須岳は初めてです。クマ鈴を鳴らす必要も無さそうです。

 

花はほとんど終わってしまいました。わずかに残っていたエゾリンドウ。

 

シラタマの木。

 

駐車場から約50分。峰の茶屋跡の避難小屋に到着。今日は雲一つない快晴。遠望を楽しめそうです。眺望を期待して、まずは三本槍岳を目指します。正面は朝日岳です。今日は山頂をパスします。

 

南斜面の巻き道ではわずかに紅葉が残っていました。

 

ガレ場や鎖場の急な尾根歩きが終わると、眺望が開けます。正面に熊見曽根が見えてきました。紅葉は既に終わってしまったのか、色づく前に落葉したのか、映えませんね。

 

目指す三本槍岳です。こちらの紅葉も終わっていました。遠くに磐梯山や吾妻連邦が姿を見せています。

 

振り返ると遠くに高原山や日光連山、燧ケ岳方面が姿を見せていました。

 

朝日岳方面の紅葉です。

 

終わってしまったようです。紅葉のピークは1500~1600mあたりに下っている様子です。

 

熊見曽根から清水平にかけての登山道ではところどころで色づいた木が残っています。

 

今朝は氷点下に冷え込んだのでしょう。足元にはシモバシラがびっしり。気温は10℃を越えて日当たりが良いので、帰りにはすっかり融けていました。

 

三本槍岳までもう少しです。既に紅葉は終わっています。

 

尾根道からの遠望。遠くに磐梯山、吾妻連邦、安達太良山が見えています。

 

磐梯山~安達太良山をズーム。

 

すっかり落葉した木々。

 

9時20分過ぎに三本槍岳山頂に到着。期待以上の大展望が広がっていました。(続く)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風19号発生 2019.10.6

2019-10-06 22:36:21 | 自然

昨日までの残暑はようやくおさまり、関東地方では北東からの涼しい空気が流れ込んだため昨日より気温が10℃近く下がりました。八王子では青空が見えた昼前後に気温が20℃を超えて最高気温は22.9℃まで上がりましたが、朝晩は20℃前後のこの時期らしい陽気となりました。今日は今年最後の芝刈りを行いました。プランターのほうは、ようやくピーマンが収穫のピークを迎え、花壇にはシソやペパーミントが茂っているため、球根の植えつけは一か月以上先になりそうです。

さて、午前3時に台風19号が発生しました。暫くは北西に進み、海水温が高いこともあって猛烈に発達しそうです。気象庁の予想では10日には915hPaに達する見込みで、今年最強の台風となって3連休に日本列島を直撃する可能性が出てきました。日本付近の海水温次第では、勢力がそれほど衰えることなく上陸することも考えられ、今後の進路を注視したいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高尾山も暑かった 2019.10.5

2019-10-05 19:07:17 | 高尾山・陣馬山

今年は秋の訪れが遅く10月に入っても汗ばむ陽気が続いています。八王子の最高気温は30.6℃。今月3回目の真夏日です。こんなに安定して暑い10月は記憶にありません。来週半ばになると大陸の高気圧に覆われる予想でようやく秋めいてきそうです。しかし、日本の南東海上のウェーク島近海に熱帯低気圧が発生し、来週の3連休の天気に大きく影響しそうな雰囲気になってきました。

平地よりは少し秋の気配を感じられるのではないかと思い、今日の午前中、久しぶりに日影沢から高尾山まで2時間ほどかけて歩いてきました。

 

午前10時30分を過ぎても日影沢では朝の冷気が残り涼しさを感じます。アズマヤアザミが咲き始めてました。高尾山全山で見られるアザミですが、例年よりかなり遅い印象です。

 

ツリフネソウがまだ盛りでした。

 

日影林道から萩原作業道へ分岐する近くで見かけたナギナタコウジュ。

 

萩原作業道を登り、一丁平の北側巻き道から高尾山方面へ向かいます。巻き道で見かけたシラネセンキュウ。

 

同じくクサボタン。

 

シモバシラ。

 

キバナアキギリ。

 

もみじ台の南側巻き道へ向かいます。カシワバハグマの蕾。

 

ヤマハッカ?

 

多くのアサギマダラを見かけました。南へ旅立つ準備をしているのでしょうか。

 

こちらのアサギマダラは、待ち構えていたカマキリに捕まってしまいました。その後どうなったか気になります。

 

高尾山頂に到着。全く秋の気配はありません。暑い暑い。まだ夏の空です。

 

雲から頭を出す富士山。

 

真夏の暑さとはいってもさすがに10月です。空気は澄んでいます。蝙蝠岳から塩見岳にかけての南アルプスが見えていました。

 

十三州大見晴台のモミジ。10月に入るといち早く赤く色づくのですが、今年はまだまだです。この秋の八王子の最低気温は9月26日の16.0℃。高尾山頂でも10℃以下には下がっていないものと思われます。参考までにほぼ平年並みだった昨年の8月、9月の八王子の最低気温を調べてみると、8月15日に15.4℃、9月28日に12.1℃を観測しています。今年の暖かさは異常です。

 

南にはうっすらと江ノ島と相模湾、三浦半島と房総半島を遠望します。

 

高尾山からは5号路と富士道を経由して下ります。5号路に咲くアキノキリンソウ。

 

薬王院では彼岸花が満開です。10月に入っても咲き続けています。

 

高尾山トクトクブックに10月のスタンプを押すためロープウエイの高尾山駅にやってきました。12時20分には既にビアガーデンの整理券が配られていました。今日はビアガーデン大盛況でしょう。

 

東京スカイツリーが見えました。

 

1号路を清滝駅前まで下ってきました。ラグビーワールドカップ2019の大看板が掲げられていました。今日はこれから日本とサモア戦ですね。

 

清滝駅前の広場です。とにかく暑い一日で、全く秋の気配を感じられない高尾山でした。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする