kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

讃岐うどん

2007年04月14日 14時57分21秒 | 旅行
当初の予定では、午前中のイサム・ノグチ庭園美術館見学が終わった後
高松駅周辺で、1軒讃岐うどんのお店で食べるつもりでした。

しかし、素敵な朝食だったので、沢山食べ過ぎたので
まだおなかが減っていない・・

ここは、一気に丸亀駅まで向かうことに。
高松から丸亀へは、快速で25分程度。

時間も午後13時前になって、そろそろおなかも空いてきた!
早速、四国新聞社のネット情報「讃岐うどん巡礼」HPで
調べておいたお店へ。

あれっ??この辺なんだけどなぁ・・?
周辺を歩きまわってみるけれど、それらしきお店は無い・・

あっもしかしてこれ??
というのは、ネットの写真に載っていたお店の外観とそっくりのお店が・・
でも、うどんとは全く関係の無い、名前も違うお店に変わってしまっている・・

ええ~潰れたの??

仕方が無いので、本当に駅の目の前にあるお店「わだち」へ。
ここは、国産の牛肉を使った「肉うどん」が名物らしい。
かけうどんなら300円程度なのに、
肉うどんになると、600円!
セルフサービスのお店にしては結構するよね?
でも、牛肉だからしょうがないかっ。

私は冷たいタイプの「肉ぶっかけうどん」に。
冷たいうどんの上に、たっぷりお肉、大根おろしとネギ、そしてレモン。
それに冷たいお出汁をかけてくれます。

期待してたほどのコシは感じられなかったけれど
少し濃い目のお出汁に肉の脂と味が絡んでしっかりした味に。
それをレモンで少しさっぱりとさせます。
つるつるっと完食。


美術館から出て、やはりせっかくなので
「もう一軒ぐらいうどん食べておきたいねぇ~」ということで
駅前商店街を丸亀城に近い南側まで歩いた所にあるお店へ。

あれっ?シャッターしまってる・・
今日土曜日だよね?17時までやってるはずなのに・・?

しょうがないので、その近くにあるはずのもう一軒を探します。

うーん・・この辺りにあるはずなんだけど・・・?
看板もあったのに・・?
もしかして、この外観は写真と同じ!
ドアに紙が張られています・・「破産手続き・・」
いや~ここも潰れたのっ・・・

あとは・・こうなると駅でもらった「うどんマップ」で
徒歩で行けそうなところを順番に確認してみるものの
土曜日が休みだったり、14時頃の営業だったりでだめ・・

1軒、少し離れた所のお店はいけそうだったけれど
怖いので電話で問合せすると、
「今日は休んでます」とのこと。

うどんの本場じゃなかったっけ??

そういえば、土曜日だというのに駅前も人通りが少なくて
大丈夫か?丸亀!!
(でも、これだけ人通りが少なかったらもっとさびれた感じがするのに
 そうでもなくて、なんだかのんびりした空気が漂ってる感じがしましたけど)

とにかく、うどんは無理かなぁ~?とあきらめムードが漂いながら
駅への道を帰ってくると・・・
営業しているお店発見!

ここはセルフサービスのお店ではなくて一般店。
そんな贅沢は言ってられないっ。
その上、メニューを見てみると
食べたい「しょうゆうどんちくわ天付」が450円と良心的☆

しょうゆそのままというよりは、しょうゆ味のお出汁をかけていただく感じ。
よかったらゆず酢をかけてどうぞ~とのこと。
確かにこれをかけると、さっぱりして美味しいっ。
ちくわ天は、やはりデカイ!

コシとしては・・両店とも思っていたほどでは無く・・
大阪の讃岐うどんのお店の方が、しっかりコシがあった気が・・

でも、これは個人の好みらしいのでどれが良いという訳ではないみたい。
讃岐うどんに関しては、ちょっと期待を抱きすぎたかなぁ~?

イサム・ノグチ庭園美術館

2007年04月14日 11時49分39秒 | 旅行
今回の旅行の計画を立てる中で、
「オーベルジュ・ドゥ・オオイシ」から
車で約15分程のところに・・・

「イサム・ノグチ庭園美術館」があることが判明!
ここには行って見たいと思っていたものの
事前予約制ということと、場所がイマイチ分からなかったということで
当初は予定には入っていなかったのですが・・
そんなに近いのなら、是非~と思って早速調べてみました。

火・木・土という週3日しかOPENしていないということでしたが
幸い、オーベルジュに泊まった次の日は、土曜日!

これはラッキー♪

予約は往復ハガキでのみということでしたが
なんとか予約が取れてほっ!

朝10時の回に予約しておいたので、タクシーで駆けつけると
既にたくさん人が集まっている!(約40人ほど)

今日は人数が多いということで、緑のシールの人は住居部分からの見学
オレンジのシールの人は、工房と展示蔵からの見学ということで
半分づつ交互に見ることに。

私達は、オレンジ色だったので・・
まずはアトリエの方から~。
初めて庵治石の産地である香川県の牟礼町を訪れた際に
いたく気に入った彼は
1969年、五剣山と屋島の間にあるこの地にアトリエと住居を構えた。
その際、まずは庵治石で石垣を作って囲み、その中をアトリエとしたとか!

そのサークル内には、沢山の作品が屋外ですがそのまま置かれています。
イサム・ノグチは、その配置にも厳しく、
製作途中はバラバラに置かれていたものを
高齢になった際に、いつ自分が死んでも大丈夫なように
全てを並べ替えたらしい!

その作品には、「I・N」のサインが入ったものと入っていないものがあって
サインの入ったものを完成品、
入っていないものを未完成品と位置付けているらしい。

確かに、まだ削る印が入ったままになったものもあるっ。
移築してきた蔵は、工房として使っていたようで
実際に使っていた道具などもそのまま置かれているっ!

整然と整理された道具達を眺めていると
製作にも厳しかったといわれる彼の後姿が見えるようにも感じられます。

サークル内には、数々の彫刻作品が並べられているのですが
ひとつとして同じ形はなく
様々なデザインの仕事に携わっていたからか・・
形が今の時代でも、とてもモダンに感じられます。

なんだか『潔さ』を感じるのです。

隣には、「エナジー・ヴォイド」を雨風から守る為に
酒蔵を移築してきたと言われる展示蔵が。
思ったよりも大きい蔵だった為、他にも何点か作品を置くことになって
展示蔵としたらしい。

エナジー・ヴォイドは、思っていたよりもかなり大きく
迫力がありましたっ。
こういう作品は石膏で何回もミニサイズで試作品を作ったり
構造計算をして緻密に作られているらしい。

係員さんが、質問があればどうぞ~とのことだったので
気になっていたことを・・・
「石の彫刻など、かなり大掛かりなものが多いので
 イサム・ノグチさん一人でされていたんですか?」

「先生が石の彫刻を始められたのは、65歳を過ぎてから。
 どんなに小さい作品でも重過ぎるので一人では動かすことも出来ません。
 地元の石屋の息子さんだった石の作家である和泉正敏をパートナーとして
 その和泉さんのお弟子さんなど沢山の人と共に製作活動をしていたんですよ」

有名な和紙で出来た照明の「あかり」などは
もっと前の作品だそうで、
普通は歳を重ねると軽いものなどを製作していく感じがするのに
どんどん重いもの、大きなものにチャレンジしていく方だったらしい!

と30分ぐらい経ったところで、チェンジ!
今度は、「イサム家」と呼ばれる
制作活動の際には住居として使っていた建物や
小高い丘全体を彫刻庭園として作りあげた場所を案内してもらいました。

お家は、愛媛県のとある豪商の武家屋敷で有形文化財だったのに
取り壊されることになったということで
移築を熱心に勧められて・・始めは嫌がっていたノグチ先生も
その当時では、日本で初めてだったのではと言われる
床暖房やお湯が出るようにボイラーなども完備するということで
承諾したとか。

こういう建物に椅子を持ち込む生活はしたくないけれど
私はアメリカ育ちなので、畳に正座というのはしんどい・・
ということで、生まれた畳の部分から一段下げて座れるようにしてある!

残念ながら、中に入ることは出来なかったのですが
外から覗くと、有名な「あかり」が柔らかい光を放ち
石の作品なども展示されていて・・
でも物の少ないすっきりとした空間に、
日本家屋の良さを改めて感じました。

そして、住居の横から石を積み上げて階段にしてある部分から
登っていくと、ノグチ先生が一番お気に入りだという
小高い丘の頂上に立つことが出来ます。
屋島の海を眺めることが出来て、隣の山では石を切り出す音が響いてくる
この環境を気に入っていたとか。

本当に良い季節に来たようで、ほととぎすが鳴く声や
すずめのさえずる声などが聞こえ
山々と海を眺めることが出来、素晴らしい景色を観ることが出来ましたっ。

この場所は、聞いたり写真で観るだけでは感じられないものがある!
来て良かった~。


イサム・ノグチ庭園美術館
〒761-0121
香川県高松市牟礼町牟礼3519
Tel. 087-870-1500
Fax. 087-845-0505

「オーベルジュ・ドゥ・オオイシ」朝食編

2007年04月14日 09時05分07秒 | 旅行
朝、目覚めてみると・・大きな窓一面から明るい日差しが届いて
目の前の海は青く、眺めは遠くまで~。

風が強くなければ、テラスでの朝食も可能だったのですが・・
ちょっと寒そうだったので、お部屋の中でということに。

それでも、目の前に海を眺めながらゆったりと頂くことが出来ます。


本場フランス式の朝食にこだわったということで・・
(フランスでは、朝から卵やソーセージなどは食べないらしい。
 クロワッサンとカフェオレのみ~といった感じ。)
本当にシンプル!

その代わり・・素材にこだわっているっ。
自家製のクロワッサンやフランスパン、チョコ入りのフランスパンに

自家製苺ジャムと自家製マーマレード
近くのはちみつ農家の結晶はちみつ

ヨーグルト、フルーツ盛り合わせ

コーヒーorカフェオレ
ジュース(グレープフルーツorオレンジorアップル)

私は朝から卵とかいらない派なので
こういうシンプルだけど、ひとつひとつ美味しいというのは
とても嬉しい♪

特にバリッとした食感のフランスパンに
食感が面白い結晶入りのはちみつをつけて~というのが
気に入りましたっ。

とても良い気分で、ゆったり朝食を頂いていたので
あやうく出かけなければ行けない時間を忘れるところでした・・

本当は、チェックアウトは11時なので、
それまでゆっくり出来ると良かったんですけどねぇ~。