kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」

2007年04月05日 23時53分47秒 | 映画
今日は、観たかった映画
「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」
が当たったので行ってきました!

珍しく梅田ピカデリーでの試写会。
前日より座席引き換えが出来たので
真ん中の良い席で見ることが出来ました~。

入場の際には、抽選で一人ひとつづつ
リリー・フランキーデザインの
東京タワーのバッチがもらえた~。
(前売り鑑賞券を買うとついてくるというもの)
可愛い~

もう説明の必要が無いぐらい有名な・・・
リリー・フランキー原作の小説
「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」が
基になった映画。

何度かドラマ化されていますが
私的には、今回の映画が一番、原作のイメージに近かったような気がします。

前半は子供の頃のエピソードを繋げて見せていく感じで
『ボク』役の子役の男の子が何人も入れ替わって演じていくのですが・・

中学生・高校生役の時の男の子がしゃべった瞬間!

(あ~「花より男子」のつくしの弟役の子だ~!!)と叫びそうに。
やっぱりあの高い声は特徴ありますよねぇ。

そして大学生になってからがオダギリ・ジョーの登場です。
『ボク』の自堕落で流され易い性格だけど、
心優しく、アーティステックな雰囲気を上手くかもし出していました。

重要なオカン役は、樹木希林
コミカルな所、ラストの迫真の演技・・さすがです。
そして、若い頃のオカン役に、樹木希林の実の娘である
内田也哉子が扮していることでも話題!

本格的な演技は、今回が初めてだそうで・・
でもさすが堂々とした演技ぶりで、ちょっと感心っ。
声が意外と低かったのも印象深かったです。

傍若無人のオトン役には、演技派小林薫
ボクの彼女役には、松たか子

そして今回、勝地涼の演技力の幅に驚かされました!
この間は、「幸福の食卓」であんなに爽やかな高校生役を演じていたのに
この映画では、『ボク』の友達平栗くん(おかまっぽい)役!!
その弾けた演技に、そんなことも出来るのね!と感心。

他にも、不動産の事務員に小泉今日子!
大家さん役に、松田美由紀
宮崎あおいなども、ちょこっと登場したりして
出演者の幅広さも楽しい。

涙涙の悲しい話というよりは、
日々の楽しいこと、ちょっとしたギャグなど
ぷっと笑ってしまえる場面が多く

親子っていいなぁ~とか
人と人のつながりって大切だなぁ~とか
心温まる印象が強い作品に仕上がっていました。

最後に流れる主題歌は
同じ九州出身で、リリーさんから直接依頼を受けた
福山雅治の「東京にもあったんだ」
心に染みるいい曲です~。
(大阪城ホールのライブで歌ってくれた時にも鳥肌立ちましたっ)