そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月10日(火)烏賊、烏賊、烏賊!

2012年04月10日 | 公開

 午前中、痛風の病院へ行く。数値は可も無く不可も無し。都ぞ春の…桜の花がちらほら散りすぎて行く。新宿のデパートで抹茶を40g×2缶買い、昼食は築地へ移動し、「布恒更科」で変わり蕎麦の「桜の葉切り」をたぐる。こちらのお蕎麦は凛としていて、私しゃ大好きですな。

 歩いて社会人講座へ。へえ、菊正宗東京支店の隣は、京橋税務署なんだな。なんだかんだで八丁堀の校舎へ到着。受講者はまあ、最少催行人数を僅かに超えた程度。初めての方はいらっしゃらなかったので、極く初歩段階はすっとばして、いきなり資料読解から始める。プリントが少し小さかったかな。受講者はご年配の方が多いので、大きな資料を用意した方がよさそうだな。

 社会人講座は13:00からで、90分喋って講師控え室に戻ると、次の15:00からの講座の先生方がおいでになっていた。新しく遠州流茶道の講座が始まるのだが、その担当講師の深谷信子先生のご挨拶を受け恐縮する。ご大著『小堀遠州の茶会』は拝読しております。来週持って来て、サインしてもらうかな。でも、重くて大変だ。

 そのうち数学者Y先生もお見えになる。この間、「緑の豆」でお会いしたのだった。やあやあやあといった話になる。それから、校舎を後に「翠江堂本店」まで歩き、苺大福を買う。高橋の詰の桜がみごとに咲いていた。上野駅中で少し買い物をしてから帰蓬。

 陋屋の斜め前は、有名な俳優さんのご実家なのだが、そのご主人(俳優さんのお父上)が車から降りていらっしゃった。こんにちはとお声を掛けると、烏賊を食いませんか?とおっしゃる。父上は烏賊釣りがご趣味であること承知しておったが、なんでも今日は山のように釣れたよしで、箱に一杯頂戴することになった。ご挨拶は、するものである。

 夕食の準備をしているうちに、姑が帰宅。お向かいのNさんに烏賊をたくさんいただきましたと申せば、手早くシゴして刺身にしてくださった。姑は調理師免許を持っているのだ。残りは冷凍にいたしましょう。

  いや~、甘くて美味かった。唐津で食った烏賊刺以来だな。

 ゲソは焼いてみた。これも新鮮で何ともいえません。


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2 コメント

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これはすごい (O社長)
2012-04-11 10:06:47
茶色の肌は、新鮮な烏賊ならではですね。
タコは高いが、烏賊は値段も手ごろで味も良くありがたい食材です。
後は、すり身にして真薯か、烏賊ボールにしても美味しいかもしれません。

ご隣人は、烏賊を釣ってきたとの事で
『かちにあたる 浪のしつくを 春なれは いかかさきちる 花と見さらむ』
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物名 (亭主)
2012-04-11 13:06:55
兼覧王のお歌ですね。

いかかさき たこかあととは おもふかな
あしのかすにて たかをはからむ
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