そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

2月27日(日)闇夜に霜の降るごとく

2011年02月27日 | 昔日記

  引き金は心で引くな手で引くな闇夜に霜の降るごとく引け

  「闇夜に霜の降るごとく」とは、昔々のサスペンスドラマのタイトルだったやに記憶するが、これはもともと旧軍で小銃の引き金を引くコツを教える文言だったことは、よく知られている。「闇夜」が、「暗夜」「寒夜」となる異文も見える。板坂光馬『不沈潜水艦長の戦い』(光人社NF文庫)を読んでいたら、村田経芳が射撃の極意を詠んだ一首だと書いてある(p18-19)。村田銃の村田経芳ですな。

  江戸時代に「心ある侍は暗夜に霜の降るを知る」という諺があり、『安政三組盃』(1885)に出ているから、さらなるルーツはこのあたりになるのかもしれない。

  和歌の種類としては道歌・教訓歌の類だ。その場合、漢語が詠み込まれても不自然ではないが、やはり「やみ夜」とあるのがしっくりくる。「暗夜」も「やみよ」と読むのかもしれない。

  昨日、駅前の不二屋でチーズケーキを買ったら、4個で999円だった。それを夕食後食ったのが大失敗。不二屋といえば、「ペコちゃんの歌」のCD?が800円で売れていた。DVDなら買わんでもないがな。とにかく踊りが傑作である。特に女の子の方は驚異的!?な可愛らしさ。それを、 変な替歌を作って歌っていると、同居人にたしなめられた。娘は、「♪ お風呂に入ろ~、ペコちゃん、ポコちゃん!と一緒~??? 」と歌っておる。

   闇夜に霜の降るごとく 我が心にもシモ(ネタ)が湧く

                                                       酔いどれ~る

  同居人に殴られた下ネタ替歌は、公開を憚る。乞う、ご賢察。


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