そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月8日(金)はけのパウンドケーキ!

2011年04月08日 | 昔日記

  昨夜の地震に、ウチの女性陣はパニック状態となる。姑殿は毛布を引っ被って震えていたというのだから、何の対策にもならぬ話だ。この余震は予測されていたという。東北はまた大停電だそうだ。

  大学へ。研究棟解体工事中のキャンパスを行けば、図書館入口のところで見知らぬ若い女性に声をかけられる。??? 「集中講義で先生に習いました」と名刺を渡された。九州のF女子大でお教えしたとのこと。丸善に就職され、このたびウチの図書館の営業担当になったのだそうだ。F女子大といえば、「Iさん(博士課程の研究室同期生)が副学長になって、学長が急逝されたので先般卒業式を代わりにやったそうですね」と言うと、ご存知だった。ゼミはO先生だったとのこと。いやはや、どこで誰に逢うか分からんものである。 

  K教授に「はけのパウンドケーキ」というのを頂戴した。小金井の美術館でおもとめになったそうだ。お返しに向月庵のお菓子をメールボックスにお入れしておく。教員ロビーのPCで明日の打ち合わせの資料を印刷。ちょうど居合わせた英文学の主任殿に、文学コースが協力して震災をテーマにしたオムニバス講義を企画したいと相談された。ご趣旨結構にして極力協力したいとお返事申し上げた。

  島根県産品が欲しくなり、帰路、日本橋を経由。もうお抹茶が切れそうなので、原田茶舗の「一の白」を90g購入。青山の野焼き、それに恵曇の出平(笹カレイ)も出ていたから、あわせて買い込んだ。

  東京駅まで歩いて、「醸し人九平次」の純米吟醸山田錦を買う。能書きが全部フランス語で書いてあった。シャレてますな。今夜は鮪のカブト煮。しつこい味にへヴィな酒の味がばっちりマッチいたしましたわ。

  なお底に「お茶」と書いてあるふざけた盃は、若山牧水愛用品のレプリカだが、縁の塗装?は除去してしまった。沼津の牧水記念館で、昔々購入したシロモノ。あれは岩崎恭子(沼津市出身)がバルセロナオリンピックで金メダル取った時だから、ずいぶん昔のことだなあ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿