そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

7月8日(木)

2010年07月08日 | 昔日記
 帽子をかぶってサングラスを掛け、キャンパスを歩いて行くと、学生は皆避けて行くし、ビラの1枚も渡されない。よほど怖そうに見えるのかね。おつかいでE博物館の事務所を尋ねたら、やっぱり窓口のスタッフにビビられてしまった。文学部の××××だが、○○助手はおいでか?と告げると、そ、そんな助手はおりませんなどと、訳のわからんことを言う。GCOEなんぞを取ると、世帯が巨大化して、こういう仕儀になるのかねえ。しばらくすると、○○助手が慌ててやってきて、名刺を渡されたんだがね。私の授業を受けたことがあるのだそうだ。

 それから、B部に行き、来週の委員会の打ち合わせをする。私は担当理事指名の委員長に就任するのだそうだ。担当者から説明を受けるも、この御仁は議事の流れというものに沿って問題を整理してくれないので、大いに困却してしまった。まあ、なんとかいたしますわ。

 研究室で弁当を食って、研究指導まで時間があるので神楽坂へ行く。赤城神社前の象牙店でネックレスのクリーニングを頼み、「うつわや釉」でこの間金だけ払っておいた蕎麦猪口と皿のセットを松江の老母の誕生日に届くよう発送を依頼、「緑の豆」で虎年ブレンドを200g焙煎してもらった。

 研究室に戻って、ミル付きコーヒーメーカーを使ってみる。S君がてきぱきと扱って、美味いコーヒー淹れてくれた。さすがアメリカ人である(?)。本日の研究指導はSさんの論文発表を聴くが、ずいぶん意見が出た。その後、学生研究会につきあう。

 修士課程の院生諸君だけを引き連れて「AMA」へ。日曜は投票に行ってから唐津行きだと言うと、Tさんのご尊父は唐津のご出身なのだそうだ。名産品などお教えくださるようお願いした。後からNさんとOさんも見えたのだが、酔っぱらっていたのでそれから先は半分記憶がない。もし失礼があったとしたらお許しください。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿