そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

7月12日(金)をかしの家

2013年07月12日 | 公開

 グリム童話のヘンゼルとグレーテルは、「お菓子(をかし)の家」を見つけるんだが、そのすぐ近くに、とっても可哀相な家があったのねと、同居人との閨の睦言である。あはは、「あはれの家」と言いたいんでしょ、清少納言で。いや、分かってらっしゃる。閨の睦言に相応しや、枕の草子。

 「江ノ島」の近くに、「安ノ島」「以ノ島」「「宇ノ島」と「於ノ島」が続いているというのも、ウソである。もっとも、「江」は大昔ヤ行音だったから、「也ノ島」「以ノ島」「由ノ島」「与ノ島」と言うべきかもしれない。一緒にベッドインしているお相手が、博士号を所持あそばす音韻学者だと、相当に頭を使はずんば非ず。(汗 こう見えても学部生時代の国語学関係科目の成績は、全優だったけんね。きひみ、けへめ~♪

 今ここで、東京スカイツリーを立ててみようか?と言ったら、後頭部を殴られた! ←きわどいか?

 志ん生の『なめくじ艦隊』を読み直す。


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2 コメント

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変の歌とてよめる (O番頭)
2013-07-13 07:26:22
よもすがら ものを思ふころは あけやらで 閨のことのは つれなかりけり (空塔法師)
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くさい話 (亭主)
2013-07-14 05:57:44
思ひかね 芋をば食へば 夏の夜の 気温を高み おなら鳴るなり
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