海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

古民家解体

2010年02月18日 08時09分25秒 | 古材
本日、古民家解体する。

とは言っても、内部の良い部材だけ大工さんにとってもらう。手払い解体だ。

海杉はこの時間が、解体の中でも大切な時、と考えている。

大工さんを養成したいという行政や業界の強い希望はあるが、大抵はうまくいっていない。

募集しても集まらないし、集まってもすぐにやめるためだ。

海杉の会社に関わる大工さんには、この手払い解体作業をやらせています。

なぜか?

それは、技術の習得になるからです。

新しい大工を養成することも大切ですが、バリバリの現役大工に昔の技術を学ばせることも大切なのです。そんな建設会社が減ってきている今こそ、解体現場に大工を送ることが大切になって来ているのです。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感です (太田行雄)
2010-02-18 22:52:23
手ほどき解体。これからの世の中には必要です。絶対。広めましょう。遣りましょう。
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手ほどき解体 (海杉)
2010-02-20 08:56:54
技術を伝承する方法は、いくつかありますが、今までの職人は、自分で探し、先輩や師匠の技を盗んだと言うのが本当でしょう。

技は、教えるものではなく、自分から積極的に学ぶものであると言う意味が「盗む」と言う言葉に置き換えられています。

手ほどき解体は、先人の知恵を「盗む」と言うことです。
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駅舎 (太田行雄)
2010-02-21 08:19:46
素朴な町の素朴な駅舎のイベントは面白いと思います。パーキングは路上になると思います。待合室は100へーべーほどで交通量は少ないながらもタクシーの待合場です。ぜひ進めていただきたいです
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全国規模のPR効果 (海杉)
2010-02-21 11:58:47
太田様
このイベントは、JR九州さんが絡みますので、多分、全国規模のPRになると思います。

大野下駅は、木造だけでなく、太平洋戦争の傷跡が残る駅としても有名です。平和を語る駅が無くなるという意味では、最後の看取りを私たちの手で行いたいものです。
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感慨深いものがあります (太田行雄)
2010-02-21 23:03:21
もし我々の手でできるのなら地元の老人会や保育園児たちの出番を用意して盛り上げたいですね。
丁寧に、手ほどき解体をすれば、話題性は抜群だと思いますよ。
ぜひとも、僕らの手で行いませんか。そして古材は一片とも塵埃に化することはしない
無ごみ化解体の見本事業のさきがけになれば戦渦に耐えた駅舎も浮かばれますよ。
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