海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

大野下駅

2010年02月23日 09時56分21秒 | 古材
九州JRの方から電話が入った。

「熊本だけど・・・」

いつもの歯切れがない。

「木造の駅舎を解体することになって…」

「残しましょうよ」

「いや。もう、ダメなんだ。新しい駅ができているんで…」

「残念ですね」

「海杉さん!何かできないか?」

「もし、熊本の仲間がやる気があれば…」

建物は、残せる残せないは、建物の持ち主が最後は判断することになる。建築保存は、感情だけでは、成立しない。

でも、保存は、現物を残すだけではない。

記録や記憶も保存活動なのだ。

海杉は、記録や記憶の保存活動で最後の砦を築こうと考えている。

建物は、詳細な記録があれば、復活ができると信じている。

大野下駅は、歴史的にも価値のある駅舎だ。

地元の人たちだけでなく、全国の人たちに知ってもらい、忘れてはならない記憶として保存したい。

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