日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

理由のひとつ

2011年02月14日 | Weblog
スピ界に関わる困ったチャンセラピストたちについてですが、この前てくてくと歩いている時ふと思った事があります。
ご気分を害される方もいるかもしれませんが、困ったチャンの理由の1つではと思われる事として、全員生きる為、生活する為の仕事としてやっている人ではないと云う事に気がつきました。
勿論そう云う環境にあってもきっちりされている方はいますし、実際何人も存じています。
が、私の知る限りではありますが、やっぱり死活問題ではないと云う事は、困ったチャンになる理由の1つとして大きいのではと思います。
私が出会ったと云う前提ありきですが、セラピストは生きて行く為の仕事ではなく、たまたま興味があった事を習いその能力が通用するかを試したい、或いは趣味の延長と云う人が殆どではないでしょうか。
こう云っちゃ悪いが、あくまでもお小遣い稼ぎでしかないと云うか……。
当然やる事は人助けですので、そう云う意思の元に始めてはいるのでしょうが、それが出来なくなり収入がなくなっても、生活に金銭的支障をきたす、死活問題に直結すると云う人はおりません。
私が知りうる範囲ですから狭い世界ではあるでしょうが、もし自分の仕事が生活費に直結するなら、恐らく今のようなやり方では続かない人ばかりだと思われます。
本気で取り組まれている方と困ったチャン達には明らかな違いがありますから。

やってはいけない人の定義がある訳でもなく、明確な線引きがあるでもない業界ですから、どんな人でも出来るし始めるのはその人の自由、勝手です。
でも、自分がどう云う環境・状況で始めるか(現在進行形含む)はともかく、どんなに微細であっても人の心に関わって来る事をしていると云う自覚を持っているのか、ちょっとしたお小遣い稼ぎになんて簡単にやって貰っちゃ困るのよと云う気持ちです。

自分は人を恐怖に陥れるような事はしない!とキッパリ云われているセラピストから、あなたの右肩に何かいると、全く聞いてもいないのにイキナリ云われた事があります。
これがこの人にとって怖い事ではなく、教えてあげたと云う好意だとしたら、それこそ恐怖に陥ります、別の意味で……。
何を意図して云われたのか未だに理解する事が出来ませんが、私が恐怖に慄いたのは云うまでもございません。
メールも電話も異常にテンションが高く、温度差が軽く10度くらいある人だったので、単純に相容れない人だったのだろうと思う以外ありません。
でもこう云う方の発する言葉と云うのは、完璧に「術」です、いいも悪いも。
私の大好きなソウルナビゲーターの方もおっしゃっていましたが、セラピストやヒーラーの「言葉の術」にかかってしまう事、本当に多いと思います。
特にマイナスの事を云われた時、これは本当に不安と恐怖で一杯になると思いますが、ここに怪しい宗教が絡んだりすれば、変な壺をあり得ない値段で買う事も何とも思わなくなるぐらい、セラピストやヒーラーの言葉はと云うのは影響力があるんですよね。
どんなに信頼している人の言葉も叶わない、その辺の人のものとは違う、別格なのです。
自分の発する言葉の影響力を全く分かっていない人が多過ぎます。
私だって、右肩のものを祓って貰える人を知っていると云われ、まんまと行ってしまいましたからね、諭吉と別れる事になるのに。
純粋な人助けだと云いながら、クライアントをドツボに落とすセラピストやヒーラーは、怪しい金儲け宗教と変わりないような気がして来ます。
本当に、そろそろ淘汰されていもいい時期ですよね。
飽和状態でしょう、スピ業界。