ユニバーサル開発設計事務所のブログ

自動車業界における開発、設計、原価低減、品質信頼性向上を対象とした開発設計業務を行っております。代表三谷のブログです。

初めての市議会傍聴

2010-03-14 20:39:47 | Weblog
 私は,F市に来て初めて市議会を傍聴した。まず傍聴者はコートや帽子を脱いでくれといわれ、携帯は切るかマナーにと言われた。傍聴中の拍手も野次も一切禁止された。

 芦田川の河口堰の将来的な部分開放に関する提案であった。質問議員は、すごくよく調査し、勉強されていて、歴史的経緯から現在に至るまでの様子について、多くのデータをベースに質問されていた。

 他方、回答する市長は、原稿(担当部署の作成と思う)の棒読みで、まさに無感情のロボットのようであった。以降の質疑応答は、すべて各担当部長などが答えていた。市長は実に気の毒だなと思った。市長として立候補し当選されたのだからそれなりの自分の思いや意思はあると思う。だけれどもそれを自分の言葉で話せない、それゆえ聞いていても気持ちが伝わってこない。市の幹部が作成した作文を読んでいるだけの印象だった。

 他の出席の市会議員も実におとなしく静かだった。まさに優等生である。議員が質問中に傍聴席から強い拍手がでた。すぐ市の職員が飛んで行き、注意していた。

 私の感じではこんなにおとなしく、紋切り型の市会なら開かなくてもいいのではないかと思った。全部ライブで、ケーブルTVか何かで質問者と回答者だけ放送し、昼働いている人は録画し、夜時間のあるとき見れるようにしたほうがいいのではと思った。一言も発しない市会議員の出席は不要ではないか。

 この感想を市の職員に話したら、市議会の前の段階の小委員会では、もっと意見が活発に出るので、そちらを見に来て欲しいとのことだった。
 
 ならば、そちらだけにして、本会議は関係者のTV放送だけでいいのでは。いかがなものだろう。
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