ユニバーサル開発設計事務所のブログ

自動車業界における開発、設計、原価低減、品質信頼性向上を対象とした開発設計業務を行っております。代表三谷のブログです。

今年の「世界で最も不運な男」

2011-04-14 16:53:14 | Weblog
 米芸能誌ピープルは13日、今年の「世界で最も美しい女性」に米女優で歌手のジェニファー・ロペスさん(41)を選んだと発表した(時事通信)、そうだ。

 それでは、今年の「世界で最も不運な男」と言えば、東電の清水社長ではないだろうか。東電と言う世界でもTOPクラスの会社の社長である。ゆるぎない立場で、社長を退いた後も、子孫にまでその栄誉は語り継がれただろう。

 清水社長は昭和19年6月23日生まれの66歳である。昭和43年 3月に慶應義塾大学・経済学部卒業 の事務屋さんである。資材畑を多く歩いている。平成20年 6月に 取締役社長に就任。資材部門と言えば、ものを買う立場だから、どうしても腰が高くなりがちな部門である。

 それが不運にも、この地震である。天国から地獄である。途中自殺説まで流れたほどの弱気の方かもしれない。

 先日、マスコミに顔を見せて、この事態が収束したら社長職を責任を取り退くと言われた。

 普通、戦いの最中にこんなことは言わない。自分は死んでも収束させると士気を挙げるのが社長ではないか。

 それが職を退くとは、聞いてあきれる。国民はそんな言葉を期待しているのではなく、この放射線被爆をどうしてくれるのかを聞きたかった。以前、清水さんは敵前逃亡の社長というようなことを書いたが、社長職を退いて早く逃げたいのが本心だろう。

 社長が不運なのは半分である。残りは自分でまいた種である。地震発生後1週間たってやっと海水を注入し始めたのは社長決定だ。初動が大事なのはすべて同じだ。原発は特に大事だ。塩水を入れると後つかえない。そこに経営者としての損得感情(勘定)があったのだろう。それが傷口を広げ、収拾できなくした。

 社長と原発担当の取締役は、今からでも福島原発敷地内に入り、陣頭指揮を執るべきではないか。







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