ユニバーサル開発設計事務所のブログ

自動車業界における開発、設計、原価低減、品質信頼性向上を対象とした開発設計業務を行っております。代表三谷のブログです。

どうした! 日本

2007-12-06 22:33:07 | Weblog
 先日来、新聞やTVなどで理数系学力の低下が報じられている。OECDは15歳国際調査の結果を報じている。詳細は、別に譲るが、一例を挙げると、日本の科学的応用力は2000年(以下同じ)の2位から2006年(以下同じ)は6位に、数学的応用力は、1位から10位に、読解力は8位から15位にと転落である。
 読売新聞は、「ゆとり」弊害浮き彫り、と見出しをつけている。私が関心を持ったのは、フィンランドのすごさである。科学的応用力は1位、数学的応用力は2位、読解力も2位と言うすごさである。
 私は以前に何回もフィンランドに行った。彼らは、母国語のフィンランド語以外に、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語などを話す。一人で母国語以外に3ヶ国語くらいを話すと言う。
 その理由は、この国は人口も少なく、国土資源も少ない。生き残っていくためには教育しかないと言うことで、政府が、国を挙げて、海外との仕事が出来るよう、語学に力を入れていると聞いた。
 この結果を見ると、国が力を入れているのが語学だけでなく、あらゆる分野に力を入れている。
 国の政策の効果が、まざまざと出てきた日本とフィンランドの結果である。
コメント
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