本屋の店頭でこの本を見つけ、衝動的に購入した。私自身、都内の史跡は行き尽くした感があったが、この本で未だ訪ねていない史跡や墓が数多く残されていることを知り、思いのほか値打ちものであった。著者の幕末への傾倒は尋常ではなく、自分と同じ匂いを感じた。著者の本職は、グラフィック・デザイナーだそうで、この本のイラストレーション、デザインも担当している。赤色を使ったカラーリングは落ち着きがなく、やや違和感を覚える。個人の趣向の問題だろうが、単色刷りでもこの本の価値を損なうものではないだろう。
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以前からこちらのサイトは見させて頂いていたのですが
本の方、紹介していただきありがとうございました。
その後、都内の方も着々と回られているようですね。
実は本書に収録したかったのですが、
入稿に間に合わず、断念した面白い話がありましたので、
ご紹介させて頂きます。
多磨の「旧多摩聖蹟記念館」ですが
当地は、近藤勇の実家である「宮川家」の土地であったらしいです。
そして土地を寄付した宮川家に田中光顕が御礼に伺っており
その際、近藤の書状などから、彼らも尊皇の心を持っていたのだと認識したとのことです。
この時、宮川家では記念写真も撮られており、
ご子孫の方に見せて頂きました。
史跡を巡っていると、こういう面白い発見があるので
やめられません。
今後とも、楽しみにしております。
コメント有り難うございます。都内に住んでいながら、なかなか都内の史跡を巡ることができなくて、悲しい思いをしております。今後とも気長にお付き合いください。
多摩聖蹟記念館のお話、大変興味深く聞かせていただきました。
夏休みは、岩手、青森の史跡を回ってきました。そのため返信が遅れましたことお詫びします。