国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

アルコール悪玉説

2010-02-02 01:00:00 | 生活、人生、ペット
私はタバコは好きでない。
とくに狭い空間でタバコを吸う人と長期間いるのは苦痛と感じます。
まあ、一緒にいる人にもよりますが。

自分が以前吸っていたときは気付かなかったが、あれって臭い。
服とかに染み付くし食事を楽しむ邪魔になります。
昔は平気で吸っていたけど。

しかし、寿司屋のカウンターでもない限り我慢はするし(嫌味な仕草はよくするが)、
全面禁煙には反対です。
場所によって分煙くらいかな。

食事でもコーヒーが出るまで我慢してくれたり、道端に吸殻を捨てないと言うようなマナーさえ
守ってくれれば御の字です。
昔はマナーも守っていなかったけど。

大体、タバコが肺がんの原因だって本当なの?
オトモダチのはっちゃんが言っていたが同じ部屋にいる人が吸っている人よりリスクが大きいなんて
メチャクチャ嘘臭い。
タバコより臭い。

肺がんの主な原因は工場とか自動車の排気ガスによる大気汚染じゃないの?
オメエラ誰に金もらってんだよ、といいたくもなる。

タバコ税だって取りやすいからでしょう。
もともと国鉄の債務返済のために無理やり作った税金です。

タバコだけなら今は吸わないからいいけど、アルコールも悪玉にされているらしいと聞くと黙っていられない。
他人の痛みより自分の痛みに敏感なのは生物として必要な防衛本能、というのは大げさですけど。

他人の我慢は美談だが、自分の我慢は苦痛だ。

告発者はインフルエンザ・デマがバレたばかりのWHOだと言うからますます怪しい。
例のパンデミックスという虚報(1月20日記事「専門家を疑え」)。
このインフルエンザ疑獄、日本ではウヤムヤにされそうだが英国では10億ポンドの税金が無駄になったと
騒ぎが大きくなっています。

日本でもマスゴミが煽ったせいで政府は輸入品をコミットしてしまいました。
9900万人分が余るというからお話にもなりませんね。
ビジネス感覚ゼロ、責任回避役人根性の親方日の丸体質。

ノバルティスやグラクソの不正が問題になっているわけだから、いっそ全てキャンセルして
訴訟で闘うことを検討してはどうでしょうか。

お酒の話です。

私はお酒大好きですが、自分が飲んでいないときに飲んでいる人と居合わせるのは苦痛ですね。
とにかくうるさいね、酔っ払いが二人以上いると。

自分もそうなっているわけですから、気をつけなければいけません。
飲んだ後、帰って寝てからもさっきまでの自分のデカイ声が耳につくこともあるくらい。
これも節度です。
節度さえ守ればお酒は人生の潤滑剤でしょうか。

何でもかんでも自分の思い通りに規制しようと言う原理主義者が一番有害です。
こういう輩を利用して自己増殖をはかる国連とか各国の官僚も有害。
国連なんて究極の「て言うかどうせ他人のカネでしょ」主義者の集まりと言える(例によって
言いすぎですが)。

酒やタバコが悪いのではない。
使い方を誤る人間が悪いのです。

うん?どこかで聞いたような。

「デリバティブは悪くない....」だったか
「銃は悪くない....」だったか。

悪態ばかり吐いていると時々自分にも降りかかります。


第58回WHO総会 決議26 

議題13.14
アルコールの有害な消費により引き起こされる公衆衛生の諸問題

第58回世界保健総会は、以下に述べる認識の上で決議を行なう。

過去の総会決議の再確認。すなわち第32回・決議40(アルコール関連問題に関するWHOプログラムの作成)、第36回・決議12(アルコール消費と関連問題:国の政策とプログラムの作成)、第42回・決議20(ドラッグ及びアルコール乱用の予防とコントロール)、第55回・決議10(メンタルヘルス:対策への要請に応える)、第57回・決議10(交通安全と健康)、同・決議16(健康増進と健康的なライフスタイル)、同・決議17(食事・運動・健康についての世界戦略)。

世界健康リポート2002によれば、全世界の疾病の4%、死亡の3.2%がアルコールによるものであり、またアルコールは開発途上国(死亡率の低い)では筆頭の、先進国では第3番目の、健康へのリスク要因であること。

アルコール消費のパターン・状況・全体量は人々の健康に影響を与え、また有害な飲酒は疾病・ケガ・暴力(特に家庭内での女性と子どもへの暴力)・障害・社会問題・若年死の最も大きな背景であり、精神疾患とも関連し、個人・家族・地域・社会全体の福祉にとって深刻な影響を及ぼすばかりでなく、社会・健康上の格差を広げるものとなっていること。

アルコール消費が負の結果を招くリスク、中でも自動車の運転、職場、妊娠中については、そのリスクを強調しなければならないこと。

アルコールの有害な使用による健康問題の広がり、危険な飲み方の流行(特に若者の間)が、多くの加盟国で危惧されていること。

アルコールによる酩酊は、他の精神作用物質の使用や安全でないセックスなどリスクの高い行動を招くこと。

アルコールの有害な使用が招く社会的損失、つまり医療コスト、社会福祉と矯正制度のコスト、生産性低下と経済発展の阻害などが懸念されること。

いくつかの加盟国においては、アルコール飲料がいつどこでも容易に入手できる傾向が増し、人々の健康にとって脅威となっていること。

アルコール関連の害を減らすための戦略と手法につき、有効性の検証が積み重ねられていること。

アルコール消費という問題につき、個々人が前向きに生活を変える決断を自身で行なう力を培うべきこと。

かなりの数の加盟国はアルコール消費にからむ固有の宗教・文化的感覚を持つことを考慮の上、この決議における「有害な」という言葉は健康上の影響に限った意味であり、宗教的信念や文化的常識への偏見をいかなる意味でも含まないこと。

1.加盟国への要請

(1)アルコールの有害な使用による健康と社会への負の結果を減らす有効な戦略とプログラムを、開発、実施、評価すること
(2)アルコールの有害な使用を減らすため、科学団体、専門団体、非政府組織やボランティア団体、民間セクター、市民組織や企業など、関係するあらゆる社会・経済団体の協力を引き出し、積極的で適切な関与をうながすこと
(3)事務局長に要請される以下の作業について、必要に応じ、関心を持つ加盟国が自発的に支援すること

2.事務局長への要請

(1)加盟国によるアルコール関連の害のモニタリングを支援し、政策の有効性を科学的・経験的に実証していくよう後押しするため、事務局の機能を強化すること
(2)アルコールの有害な使用による健康上の問題を減らすため、国際的な協力を強めることを考慮し、世界・地域レベルで必要な支援を引き出すこと
(3)アルコールが人々の健康に影響する可能性があるさまざまな側面について、さらなる科学研究を行なうことを考慮すること
(4)第60回総会(2007)において、アルコール関連の害を減らすための証拠に基づく戦略と介入を、有害な使用により引き起こされた健康問題の総括を含めて、報告すること
(5)アルコールに関連する害を減らすための有効な政策と介入についての勧告を作成し、その戦略とプログラムを加盟国が実施・評価するのに役立つ技術的ツールを開発すること
(6)アルコール消費と、それによる健康・社会上の結果についてのデータをさらに収集・分析するため、世界および地域の情報システムを強化すること、そのため加盟国に技術的支援を提供し、データがない分野についての調査を促進すること
(7)ヘルスケア分野でアルコール問題を発見し処遇を行なえるよう、またアルコール消費の有害なパターンにより患者が抱える問題にヘルスケアの専門家が対処する能力を高めるよう、世界および地域での活動を促進・支援すること
(8)有害なアルコール消費を減らす効果的な政策とプログラムの実施を促進するため、加盟国、政府間組織、保健の専門家、非政府団体および他の関連団体と連携すること
(9)有害なアルコール消費による健康への影響を食いとめるため、製造企業・農業・販売部門の代表と公開で協議する場を設けること
(10)この決議の実施の進捗状況につき、理事会を通じて第60回総会に報告を行なうこと

第9本会議2005年5月25日 第58回総会

訳=ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)

public health=文脈により、公衆衛生と訳さず、「人々の健康」あるいは単に「健康上の」としてある箇所があります。