国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

CIAと中曽根さん、正力さん

2010-02-25 01:00:00 | 政治外交
2月12日の朝日新聞の記事。
公開されたアメリカの秘密文書についてでした。

これによると、ロッキード事件で中曽根さんが自分の名前を疑獄から外すように米政府に
お願いしていた。
うーん、写真をみる限り上州屋が代官に取り入っているようにも見える。
「お主もワルよのう」みたいな。

この文書は2008年に公開されたが、何故か今頃記事になったんですね。

この辺の恣意性はどういう裏があるのでしょうか。

ロッキード事件。
中国に接近しすぎ、かつ資源外交でメジャーを怒らせた角さんを追放するキッシンジャーの
策略だったと本人が白状していますね。

その一方でPC3哨戒機疑惑の主役が中曽根さん。
アメリカは中曽根さんを助け恩を売り自分たちのために働かせたのでしょうか。

A級戦犯を許されCIAのエージェントになったのが正力さん。
その読売グループのドンと一昨年にはまた何かアメリカのために仕掛けようとした中曽根さん。
あり得る話かも。

それが今頃なぜ?

朝日はアメリカに強く支配されている新聞と言われますのでこれもなにやら横田幕府からの働きかけかな?

何度も言いますが情報操作や諜報合戦はとても大事です。
最上の兵法は敵の謀を見破ることですから「国益に合っている限り」CIAなり諜報機関の働きは評価されるべきです、
その国にとっては。

一方、日本の国益は外国の様々な謀を見破り、打ち砕き、裏をかくこと。
メディアが外国の諜報機関の手先になっている現状は寂しいかぎりですね。
いまだに小沢さんの「説明責任」とかバカの一つ覚え。

あのなあ、暴漢に襲われた人はなんで襲われたか説明する義務はないんだよ。
権利はあっても。
説明責任は無理筋で小沢を追い込もうとした特捜部とマスゴミの方にあるはずでしょ。
「推定無罪」という言葉を知らない?

しかし地方選挙で民主は負けているわけで、初期の目的は達成されたのでしょうか。
洗脳に乗ってしまうのは意識の低い選挙民の責任。

さて、なぜ今中曽根さんなんでしょうか。
同じアメリカのエージェントでもまさか読売というわけにもいかないから朝日を使ったんでしょうね。

なんとなくありうるのは小沢さんが先日キャンベルと会って何らかの手打ちをしました。
とするとロッキード事件における角さんの名誉回復なのでしょうか。

これは意外と途轍もないことかもしれませんね。
大勲位といえども所詮将棋の駒。

使い捨てにならないとも限らない。
融け行く氷河で立ち尽くすシロクマの代わりに豪雪で途方に暮れるアル・ゴアみたいに一寸先は闇。

今まで自民党清和会系を操り経世会を目の敵にしていたアメリカ、地検特捜部の大きな方向転換に
なるのでしょうか。

特捜部の人事が刷新されるとき経世会の大復讐劇が始まるのか。

CIA=新特捜部=小沢みたいなことになるのだけは勘弁してほしいところです。