国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

やっぱりアヤシイ、環境保護団体。メキシコ湾油濁に沈黙。

2010-07-30 02:00:00 | 社会、マスゴミ、教育


メキシコ湾の原油流失事故。
やっと新たな流失が止まる目途がついたとか。

そうあって欲しいと思います。
深海油田に蓋をしたことが功を奏したわけだが、蓋にかかる圧力が期待通りに上がってこないとか。
別のところから漏れ出している恐れもあるということだ。

しかしCNNを始めとする米国メディアのBPバッシングは凄まじい物があった。
ここまでやるか、と唸るほどの罵詈雑言が連日続いた。
ロックフェラー(エクソン・モービルら)がロスチャイルド系の石油会社を潰そうといているということなのでしょうか。

こんなのを日本企業(たとえばトヨタ)にやられたら従業員でも、株主でも、愛用者でもない身としても
胃が痛くなりそう。

肉食系ですな、奴ら。

さて本題。
グリーン・ピース、ネーチャー・コンサーベンスにシエラ・クラブ。
環境保護の正論を発信し市民活動家の尊敬を受けてきた保護団体。

エコと言えば泣く子も黙る絶対正義ですな。
「エコですかー??」みたいな立ち位置の当ブログはひねくれ者の扱いを受けることもある。

持続性、再生可能。
大事なことだと思いますが、本物と偽ものがありますからね。
気をつけないと。

人のやることには理由がある。
それが主に金銭的理由だというのが今の自由経済のしくみ。

経済でも極端な新自由主義モデルはどうやら失敗したようだ。
こと環境とか教育、医療に介護に関しては貨幣経済の競争原理はどうしても馴染まない。

ボランティアの顔をした大掛かりなビジネス。
それがリッチな環境保護団体の素顔ではないだろうか。

ここはしっかり見極めて変な宣伝に惑わされないようにしないと強欲な連中の
餌食になり間違ったアプローチで将来に禍根を残すことになる。

メキシコ湾での石油流出事故が歴史的災害となった今、これら環境保護団体はどういう活動をしているのか。

驚くべきことに彼らは沈黙を守っているらしい。

今回の爆発はループ・カレントの内部で起きたため海岸線だけでなく大西洋沿岸のノース・カロライナや
遠く北海やアイスランドまで油濁が広がる恐れがあった。

しかしアメリカ政府の動きも決して迅速とは言えなかった。
自国籍の船舶を保護するジョーンズ・アクトのため外国籍の処理船が入港できないという技術的な問題さえ
なかなかクリアされなかった。

しかしBPとアメリカ政府その他が迅速かつ適切な行動を取るよう要請するべき当の環境保護団体からは
なんらの声も上がってこないんだと。

結論からいえば「これは彼らが大規模な献金をこの石油会社から受けているからだ」ということを
調査ジャーナリストのウェイン・マドセンが指摘した。

本当にそうなのか。

「世界で最もパワフルな環境保護団体」であると言われてきたネイチャー・コンサーベンシーは、
BPからこの数年間で1000万ドル以上の資金を与えられ、BPに国際指導者評議会の議席を与えたとのこと。

最近まで、このコンサーベンシーとその他の環境保護団体はBPと共に協同で、議会で気候変動問題でロビー活動を行ってきた。
ほらほら、出ましたね地球温暖化商売です。

ワシントン・ポスト紙の最近の報道によれば、もう一つの環境保護団体であるコンサーベンション・インターナショナルは、
BPから200万ドルの献金を受け取っている。

そして石油抽出方法の調査等のプロジェクトをBP社と共に行っている。
BPのCEOだったジョン・ブラウンはコンサーベンション・インターナショナルの理事だそうだ。

更に別の団体である環境防衛ファンドは、温室ガス発生を減らすための市場原理に基づくメカニズムを促進するという
パートナーシップ・オブ・クライメイト・アクションをBPとシェルその他のメジャーと共に創立した。

例のCO2排出権取引というペテンでしょうか。

献金を受けたり、BPとの協同プロジェクトを行う環境的非営利団体には、ネイチャー・コンサーベンシー、
コンサーベイション・インターナショナル、環境防衛ファンド、シエラ・クラブ、オデュボンなどが含まれる。
これでは、メキシコ湾で決定的な行動を促す政治的な声が上がらないという事らしい(ネット情報)。

そういえば話は変わるが、あのグリーンピース。
反核兵器で核の平和利用にも否定的。
しかし共同創設者でその後脱退したパトリック・ムーア(環境学者)は核の平和利用に積極的な人で2008年に驚くべき証言をした。

グリーンピースの資金源について。
全額寄付なのでしょうが、その出所です。

彼によると、当初は全世界の会員400万人からの会費だけだったが、ロックフェラーなどリッチな50の財団から資金を得るようになり、
活動資金の80パーセントを占めるようになったという。

80%ですか。

そのリッチな財団は、一方では原子力発電の支持団体である。
「それらの財団は環境を大切にしているというポーズのためにグリーンピースに寄付するのだ」と語った。

「自動車ほど環境を破壊する技術はないとあなたは書いているが、なぜ車に反対しないのか」と質問したら、
「そんな運動に誰が金を出しますか」答えた。
これがグリーンピースの正体。

日本のグリーン・ピースHPには

<ご支援ください
グリーンピースは環境保護を願う市民の立場で活動するため、政府や企業からの資金援助を受けていません。
これまでの成果は世界280万人、日本5,000人の個人のパワーが生み出した大きな財産。
あなたのご参加を、お待ちしております。>

会費は月1000円、5000人ではわずか年間6千万。
職員が15人いてかなり派手な活動をしているという事は大口の寄付があるということ。
本部から多額の資金供給があると考えるのが普通。

グリーンピースの資金源はサウジだという根強い噂もある。
新規の油田開発を環境保全を理由に制限すれば原油価格にたちまち影響が出る。
今70ドルの原油が71ドルになっただけで1日8億円の収入増。
環境団体を買収するなど安い物。

どちらを信じるかはそれぞれ。
しかし善意の人たちを騙してはいかんよ、エセ環境団体。

ウイキリークスって何だ(在英女性ジャーナリストが解説)

2010-07-29 02:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
必見、最新、「旬」な話題です。

内部告発サイト、「WikiLeaks(ウィキリークス)」がここ数日ツイッターとかで話題になっているようだ。

「アフガン戦争の米軍機密書類が大量に公表された」「内部告発サイト、ウィキリークス(Wikileaks)が暴露」
といったつぶやきが、ガーディアンやチャンネル4などのアカウントから続々と流れてきたと
英国在住のフリー・ジャーナリスト小林恭子(ぎんこ?)さん。

9万2000点という大量の米軍機密書類が、数週間前に米ニューヨークタイムズ、独シュピーゲル、
英ガーディアンにウィキリークスを通じて渡され、26日に各紙が一斉公開した。

アフガン戦争という軍事ビジネスの実態が米国民を始め全世界に知れ渡るのは米政府としては
極めて都合が悪い。
不必要な戦争だという事がバレちゃうんですね。

具体的にはCIA,パキスタンのISIIとタリバンがみんなお友達だったという事に迫っているらしい。

欧米マス・メディアはウィキリークに関しては殆ど報じてこなかったらしいが
そうもいかなくなったらしい。

二周遅れの日本のメディアはまだ殆ど報じていない。
触れているとしても「また変な内部告発で困ったものだ」みたいなことらしい(私は見ていないが)。

直近の岡田外相記者会見(まだオープンでやっているようだ、岡田さん)で上杉隆が
この件を引き合いに出し日本のアフガン戦争協力に影響を与えるかとの質問をしたらしい。
少しずつ世の中は変わっているのか。

ウィキリークを一躍有名にしたのがこのイラクでの銃撃シーン。

WikiLeaks releases secret video of journalists, civilians killed in Baghdad


衝撃的な動画です。
戦闘というより殺人ではないかと思われる。

2007年7月に米軍のアパッチヘリコプターがイラクでロイターの現地人記者二人や他の一般市民を含む
12人を銃撃し殺害した映像が内部告発されたんですね。

そして告発者とされる人物が米国当局により拘束されている。

この銃撃事件は実際にリポートされている。

米軍がイラクの武装兵だと思って攻撃した中に、ロイター通信のジャーナリスト二人や市民らがいた。
彼らを含め12人が亡くなったと推定されている(BBC)。

米当局側は、当初、「9人の武装兵」とともに、二人のジャーナリストが亡くなったと発表していた。
敵との「戦闘中に」起きた出来事であるのは「間違いない」(米軍広報官)と説明していた。

一方のロイター側は、該当地に「武装兵がいたことを目撃した人がいない」、
そしてイラクの警察当局が攻撃は「米側の無差別爆撃だった」と発表した。

次第に、ある疑念がわいてきた。
つまり、状況は「戦闘中」ではなく、米側が自ら攻撃を開始ししかも相手が武装していると見誤って
市民らを攻撃していたのではないか、と。

そこでロイターは、ジャーナリストの死に至る状況への調査を米国に要求するとともに、押収された
ジャーナリストたちが持っていたカメラの返還、ヘリコプターが記録した音声通信や映像などへのアクセスを求めた。

これに対し情報公開法を使ってのロイターの要求を米国防省は拒否した。

しかしこの映像がウイキリークスの手に渡っていたんですね。

今年年頭、ウィキリークスはサイト上で「米国の爆弾が市民を攻撃する」動画を解読するための支援を呼びかけた。
1月8日付のツイッターのつぶやきで、2007年の事件の動画を持っており、3月21日公開すると宣言していた。

4月5日、ウィキリークスの12人のボランティアがアイスランドのレイキャビクの隠れ家で、
12日間働き続けて完成した短縮版(タイトルが「コーラテラル・マーダー」)とオリジナルの38-9分間のバージョンが公開された。

動画の公開を米当局がとめられないよう、20のサーバーを使ったという。
ウィキリークスは動画の情報源は「米軍の数多くの告発者たち」であると説明した。

ロイターの取材に対し、ある米軍国防省高官が動画は本物であることを認めたという。

動画はアラブの衛星放送アルジャジーラや米メディア(ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、CNN),
英BBCなどで広く報道された上に、ユーチューブ上でも公開され、7000万回以上視聴された。

5月になって新たな動きが出た。
米軍諜報アナリストのブラッドレー・マニング兵(22歳)が問題の動画と26万点に上る外交機密情報を
ウィキリークスに流したと元ハッカーに話したことがきっかけとなって、米当局に逮捕されてしまったのである。

6月24日現在、罪状は発表されていない。



ほぼ3年前からこの世に姿を現したウィキリークスは、世界中の政府が公にしたくない情報をサイトに掲載してきたらしい。

これまでにも、米共和党の副大統領候補だったセラ・パーリンのプライベートな電子メールの中身、
キューバにある米グアンタナモ基地の刑務所の運営マニュアル、NATOの対アフガン作戦などを公開してきたそうだ。

ウイキリークは個人からの献金によって成り立っているとのこと。
5人の編集者と800人のボランティアが運営を支えているとのだと。

一時資金不足で窮地に陥ったがイラク動画の配信で募金が急増した。

しかし最近の動きは情報の質、量といいかなり組織的に大掛かりに準備されているのではないか。

田中宇あたりに言わせると「英米覇権主義(戦争屋)」と対立する多極主義者が仕掛けたもの、みたいに言うのだろうか。
それでなくてもアメリカの中間選挙を前にして「政治の季節」の真っ盛りですね。

今回のリークは電子書類。
改竄の可能性もないとは言えない。

よくよく見極めないとね。
イラクでの日本人殺害にアメリカが関与していたという話も暴露資料にあるらしい。




ーアサンジ氏のプロフィール(小林恭子さんによる)。




 ウィキリークスの創始者、ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏とはどんな人物なのだろう?

英文ウィキペディアと英紙、BBCの報道をまとめてみると、氏は1971年、オーストラリア・クイーンズランド州に生まれの38歳、39歳。
スカンジナビア系を思わせる真っ白な髪が印象的な男性である。
(小林さん早速女の視点。いいですね、その調子)

職業はジャーナリスト、プログラマー、インターネットを使った活動家。

両親は劇団を主宰しており、旅芸人の子供として、幼少の間は学校を幾度となく転校している。

「ワイヤード」誌やサンデー・タイムズ紙によれば、10代の頃、ハッカー・グループの一員になり、
メルボルンの自宅をオーストラリア連邦警察に捜索された経験もあるという。

アサンジ氏はオーストラリアの大学や通信企業のコンピューターにハッキングし、ハッキング罪で有罪となり、
罰金を科されたことがある。
その後はプログラマーとして働き、ソフトウェアの開発に従事した。

2006年まではメルボルン大学で物理と数学を学び、告発サイト、ウィキリークスを構想するようになった。

―常に旅行中

 アサンジ氏は決まった場所に住むのではなく、常に移動中の生活を送ることが多く、
「空港に住んでいる」とあるメディアの取材に答えている。

 アサンジ氏はウィキリークスの9人のアドバイザーの中の一人だが、実際に集められた情報の信憑性を判断して、
サイトに掲載する際の最後の判断を行う人物だ。
2009年には、人権擁護団体アムネスティー・インターナショナルが選ぶメディア賞(ニューメディア)を受賞している。
 
ウィキリークスの事情に詳しい作家ラフィ・カチャドリアン氏がサンデー・タイムズに語ったところによれば、
アサンジ氏は心がいつも他のどこかにあるような感じの人物だという。
「航空券の予約を忘れたり、予約したと思えばお金を払っていなかったり、当日空港に行くのを忘れたりする」。

募金で成り立つウィキリークスに対し、当局に訴えられたときのため、AP通信、LAタイムズなどの米メディア企業が無料の弁護士支援を行っているという。



援軍が来ない(マスゴミの官房機密費汚職)

2010-07-28 02:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
何度も書きますがひどい話じゃありませんか。

国民の血税が回り回って大手メディアの記者や評論家に渡っていた(いる?)。
マスゴミが公務員になったわけではありませんよ。

彼らにおカネを渡して来たのは官房、即ち時の与党。
殆ど自民党でしたが民主はどうなんでしょう。
鳩山さんから菅さんに変った途端に支持率が3倍になったのは何故?

渡すからには訳がある。
勿論メディア対策。
自分たちに都合のいい記事を書かせる阿吽の呼吸。
つまり与党は税金を使ってその出し手である国民への情報をコントロールしてきた。

メディアは「報道の自由」やら「国民の知る権利」とかお題目を並べながら
全社が賄賂を受け取り続けた。

国民の税金を自分のカネのように扱う与党も与党だが分かっていて受け取るメディアは
恥知らず以外の何物でもない。

この官房機密費(内閣官房報償費)、会計検査院の査察もなく勿論領収書も要らない。
毎年14億の多くが与党の活動費となっているわけだ。

使途を明らかにしない使い道と言えば野党対策(野党への賄賂)、メディア対策(マスゴミへの賄賂)、
そして議員仲間でのお手盛りの流用ですね。

もっと多いのが外務省の機密費(報奨金)でこちらは50億。
機密費流用という背信行為を内部から暴露しようとした三井環氏は直前に逮捕された。
逆だろう、それって。
外務省機密費は検察への賄賂にも使われているのだろうか。

そして50億のうち3分の1が官邸に上納されているというから開いた口が塞がらない。
そればかりでなく、外務省の役人は出張だ転勤だといっては数十万から百万を官房から貰うんだそうだ。
わけわからん。

血税を貰って申告しない、脱税行為だから二重の背信行為と言える。

機密費は必要だと思いますよ。
インテリジェンスにはカネがかかる。

MI6やCIAのように麻薬やニセ札で資金調達っていうのもどうかと思う。
特別何億か日銀に刷ってもらえばいいのでは。
大勢に影響ないでしょ。

引用

だが、外務省史上、最も長くインテリジェンスに関わった孫崎さんは、「機密費は、ほとんど現場には回ってこなかった」と。
政治家や政治部の記者らの懐に入り、国益のために使われることが、ほとんどない我々の血税(岩上安身ツイッター)。

引用終わり

機密費は使途をきちんと記録し何年(何十年でもいい)かしたら公表すべきでしょう。
国益のために使わないのなら名誉を剥奪して欲しい。
貰ってた奴には勲章上げないとか。

さて大スキャンダルの官房費疑惑だが当事者のメディアには自浄作用が全くないらしい。

詳しくは上杉隆の「官房機密費問題追及に、既存メディア側からも心ある援軍が続出
をご覧ください。

勇ましいタイトルだが、残念ながらごくマイナーの人たちが腰が引けつつお手伝い(あるいはそのアリバイ作り)
をし出したということだ。
突破力のありそうな人は残念ながら見当たりません。

マス・メディアも政治家もシラを切っている。
このまま逃げ切るつもりなのだろうか、当事者たち。

先ごろ、菅さんが初めてオープン記者会見をやった。
このことは大いに評価していい。
首相では鳩山さんに続き二人目だ。

席上、フリー・ジャーナリストの岩上安身がメディアの機密費汚染について質問したところ、
しどもどろになった菅さんは仙石さんに丸投げしてしまった。
記者クラブメディアはこのことを殆ど報道しなかったそうだ。

全く薄汚い奴らだ。





貴乃花続報(検察ファシズムとマスゴミ)

2010-07-27 06:33:32 | 社会、マスゴミ、教育


検察に乗っ取られる大相撲と既得権益に挑戦する貴乃花。
という仮説のもとに続報です。

検察が貴乃花をターゲットに。

ううん、同じように疑っている人もいるみたいだ。

江川紹子のツイッターから

引用

大相撲の特別調査委員会。
貴乃花親方が「暴力団との交際している事実は一切認められない」との見解を発表。

この疑惑は、7月16日付朝日新聞が<貴乃花親方、組会長と飲食>と一面で大々的に報じたことから話題に。

今朝の朝日は委員会の見解を伝えつつ、別項で自分たちの取材の正当性を主張。

朝日は、別項で「愛媛県警の関係者」「兵庫県警の関係者」が、貴乃花親方と暴力団幹部が「同席」したこと
を確認したと認めている、と改めて主張。

「関係者」によるリークという無責任な形ではなく、兵庫県警と愛媛県警は公式な見解を公表すべきだ。

そうでないと、貴乃花親方への疑惑が”冤罪”でも、朝日が記事の正当性を主張し続ける限り、
親方はいつまで経っても名誉を回復できない。

引用終わり

またしても警察・検察とマスゴミの共同謀議ではないでしょうか。
証拠がなくても個人の名誉を傷つければ目的達成。

一連の小沢攻撃と同じ手口だな。

こいつらににらまれた人は大変。

そんなファシズム国家にならないよう監視しましょう。

大雪、酷暑続報

2010-07-26 02:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
金鳥 CM 1971年 美空ひばり出演


「夏っていいですね」と呑気なことを言っていられない。

どうやら昨今の地球気象は「ちょうどいい」が少ないようだ。
中国や欧米での厳冬の後の酷暑について先日書いたが熱波はその勢いを増している。

出張中のツルチャンによればワシントンでは先日40度を越えたとのこと。
日本でも30度後半の気温が各地で連日報道されている。

あれは確か日蔭の1.5メーターで下は芝生みたいな環境での計測だから都市での体感温度は
ずっと高い。
子供(特にベビー・カー)とか犬の散歩は時間を選ばないと命の危険と隣合わせだ。

うちの愛犬も一度シンガポールで散歩中に倒れたことがある。
地上30センチを歩く彼らにとってアスファルトは熱した鉄板の様なものだ。

先日、中国の路面で目玉焼きができた話を紹介したが、地表温度が60度を超えないと
無理だとか。
まさに灼熱地獄。

もともと暑い中東でも例年以上の暑さで、連日50度を超すイラクのバスラでは停電が頻発し
「石油はいらない、電力よこせ」のデモがあったとか。

一日のうち6時間しか電気が通じない状況ではどうやって眠るのでしょうか。
考えたくもない。

更に驚くのはロシア。
ロシア全土で30度を超える猛暑が伝えられている。

首都モスクワの夏場の平均気温は毎年20度前後だが先日、過去130年の観測史上で最高となる気温35度を記録。
ロシア全土で熱波による死者は120人を突破し、17の州や共和国に非常事態宣言が発令されているらしい。

地球温暖化?
それがそうでもないらしいんですよ。

南半球は大変な寒波にが襲来しているとのこと。
先ごろワールド・カップ・サッカーで盛り上がった南アフリカ。

あまりの寒さになんとペンギンの子供500羽が凍死したとか。
北極のペンギンほど寒さに強くない種類だそうだが、まだ産毛の子ペンギンには耐えられないほどの
異常な寒さなのでしょう。

南米各地でも強い寒波が襲い、アルゼンチンやパラグアイ、ボリビアなどでは寒さによる死者が続出している。

アルゼンチンのブエノスアイレスで零下1.5度と過去10年間で最も低い温度を記録し50名の
ホームレスが凍死した。

気温だけではない。
日本でもゲリラ豪雨による洪水被害が伝えられているが、中国では暴雨で長江の流域を
中心とする南部で洪水が頻発している。
これが北部の黄河沿岸にも波及しそうだとのこと。

局部に雨が集中するためそこにダムが無いと海に流れ出て一転水不足の心配も世界中で指摘されている。
自然がちょっと臍を曲げると人間は右往左往だ。

夏だ、海だ、沖縄だ、17才なんだもん(突然ですが画像のみ)

2010-07-24 02:00:00 | 週末
17才 - 南沙織 (??? ???, 70?? ?? ???)


沖縄返還の直前17歳でデビュー、上智大学に入学し24歳で引退したシンシア。
引退した途端に巨匠のオジサンに拉致された。
りえちゃんのサンタフェを撮った人。

永遠のアイドルで三児の母も今や50代後半。
きっと素敵な女性になっているのでしょう。

フィリピン人との混血と思っていたが両親ともに沖縄の人だったようだ。
バイリンガルだったけど、返還前は皆がそうだったのか。

篠原がやってるようだ

2010-07-23 02:00:00 | 政治外交

(向かって左が篠原尚之)

消費税発言のオウン・ゴールでみすみす参議院選に負けた菅民主党。
財務官僚の次の手はガイアツだ。

IMFは日本への「年次報告書」で「11年度から段階的に消費税を引き上げるべき」と指摘した。
15%まで持って行けと。

これを受け、16日、野田財務相は「超党派で呼びかける」と早速前向きな発言だそうだ。
自民党清和会に近い人だ。

しかし前回のG20でしたっけ?
日本だけは財政再建が緊急の課題でないと言われたばかり。

だってそうでしょ。
国債金利はダントツに低い。
そして為替もこれまたダントツに円高。

市場の判断は「日本、全然オッケイ」です。
なんでまたIMFがそんなこと言うんだい。

IMFへの出資額で日本は二番目。
恩人に失礼だろう、IMF。
直ちに出資を引き揚げて「アジア基金」を作るぞ。

まあ、そう言った大蔵省は「ノーパン・シャブシャブ」という汚い人格攻撃を受けて
アメリカにより分割された。

しかし税金取るのが使命という大蔵・財務の遺伝子は元気そのもの。
民主が選挙で負けたくらいはめげません。
というか選挙は関係ないこの人たち。

スケールの小さい試験人間は自分たちが衆愚をコントロールしないと日本はダメになると思いあがっている。
いい迷惑だ。

ゲンダイ・ネットの読みは消費税を上げたい財務省が逆にIMFに圧力をかけて増税提言をさせたと推測している。
IMFは日本のお願いはそうそう断れない。

ピンポン!
そうだと思いますよ。
そしてIMFの副専務理事が元財務官僚の篠原尚之。
あいつだよ。

ゼーリックの命を受け愛国者の中川昭ちゃん(追悼中川昭一さん)をハルシオン入りワインで「へろへろ」にした
実行犯の一人。
見たわけではないが、そう副島隆彦が出版物にはっきり書いている(「世界権力者人物図鑑)。


(ゼーリックと)

私の勝手な「推定有罪」です。
間違っていたらゴメン、篠原さん。
でもそうかも。
共犯?の玉木林太郎と共に出世した。

引用

IMFは、トップのストラスカーンが積極財政論者で、「刺激策を止めれば“二番底”危機」との意見を述べています。
日本に関しても、人民元切り上げに関して論じた際に「日本の公的財政には差し迫ったリスクは見当たらない」と評しています(糸井正和)。

引用終わり

あまりにも唐突ですね。

売国官僚の暴走は何処まで続くのか。


再び河村たかしについて(頑張れ!)、昨日のブログはイントロ。

2010-07-22 02:00:00 | 政治外交
【受任者募集】河村たかし名古屋市長からのお願い

【地方自治法76条】名古屋市民36万5000人の人たちが「市議会間違っとるぞ。解散してもっかい出直せ。家業になってまった議員はいらん。」と署名をすると、市議会解散についての住民投票を行えます。
そのためにはまず、署名を集める受任者を募集しています。
ご協力いただける方は河村たかし事務所 052-711-0757 まで。
みなさんと一緒に戦いぬいて勝ちましょう!


前に紹介しました人気ブロガー「ちきりん」さんの河村さん応援記事。

河村さんテレビ・タックルではピエロのように扱われ自民党から機密費を貰っていたタケシさんや
ハゲの爺さんに馬鹿にされていた。

この人の欠点は小沢さんと同じで「口下手」です。
いい事を言おうとしても伝わらない。
というか伝えることを諦めてしまう。

しかしなかなか確かな政治哲学をお持ちだと見た。

前回の記事では河村名古屋市長、「市議会議員の定数を半分にして給料も半減する」戦いをしていることを紹介しました。

「ちきりん」は鋭くて、既得権益者=業界団体、利用される人=地方の議員さんという構図そのものがいんちきだと看破した。
逆に既得権益者=議員で、利用される人=業界団体なのだと。

引用

市や県や区の議員には、事実上たいした存在意義がない。
なのに1000万円を大きくこえる年収をもらい続けるためには、自分達を「役に立つ」と理解してくれる人達が必要だ。
地方議員を頼ってくれて、何かを依頼してくれる人達が必要なのだ。
それが、業界団体などの圧力団体だ。

彼ら(議員の方)がこうささやくのだ。
「有権者の皆様、何かお困りですか。おーなるほど、そうですか、それは大変ですね。
それではこういう解決方法がありますよ。
私におまかせ下されば条例を作って・・・ええ、もちろん、これで問題は解決できますよ。
はいはい、すべて私“○○××”におまかせ下さい!」

引用終わり

河村さん、本気でこの構図に挑戦している。
彼の考えでは議員というものは王様という権力者に対するチェックなのだと。

王様はいつまでたっても辞めないですね。
これ困るんですね。
停滞は腐敗の素。

これに対して議員には任期がある。
この人たちが裕福なボランティアであるうちはいい。
しかし議員という仕事それ自体が生計をたてる仕事になっていいることが問題だと。

つまり家業ですな。
最近の首相も直近を除き皆さん家業。
家業になると自分たちのビジネスを守ることが大事になる。

分かりますよね。
そう、財政健全化とか言うお題目で税金を上げたがるのです。
生計のための原資は多いほうがいい。
議員が王様になってしまった。

官僚と利害が一致してしまう。

そして河村説によると政治とは徴税者と納税者の戦いだと。
税金をいくら集めるのか、集めた税金をどうつかうのか、これが政治家の仕事の全てだという気がします。
選挙の最も大きな論点は増税対減税。

おカネが政府の方に行きすぎるのを止めるのが国民の選挙権ということ。

副島隆彦も「この日本でただひとりの立派な政治家だ」と評価している。

引用

「政治家の仕事は、公共サービスをより安く国民に提供することだ。 
事業仕訳けをやって、浮いた資金をどう使うのかね。
減税をしなければ、なんのために政治か」と、透徹した優れた思想を、実践している。 

 「民間企業の、スーパーの経営者に、『無駄を省け』言うたら、殴られるがや。 
民間企業の経営者がやるべきことは、より良い商品とサービスをより安く消費者に提供することだ。
同じく、政治のやることも、よりよい公共サービスをより安く、国民に提供することだ。
そして、減税をすることだ。 
減税をせなんだら、何のための政治か分からん。
役人たちが、いくらでも、よーけ、資金をあちこちに隠して持ってるがよ。

 いくらでも行政の無駄は減らすことができる。
ワシは、61年生きてきて、長いこと政治家をやってきて、このことがよーく分かった 」と河村たかし市長は、演説した。 
彼は、ずっとこの演説をして、名古屋市民の圧倒的な人気を誇っている。 それが、名古屋の市民税を10%減税するの政策の実行だ。

引用終わり


名古屋市の市民税10%減税政策、四面楚歌でしょうが選挙民が応援すべき人ではないだろうか。




やっぱりね、スパコン問題の本質、名古屋市に注目

2010-07-21 02:00:00 | 政治外交
レンホウねえさん、参議院戦でトップ当選でしたね。
事業仕訳効果でしょうか。
ちょっとやり過ぎの批判もあったが、なかなかカッコ良かったということなのだろう。

ただ「何で一番じゃなくちゃいけないんですか?」というやつ。
あれはどうなんでしょうか。

そんなこと言っているから、参議院選挙では二番になっちゃった民主党。

やっぱり「一番じゃないといけない」んじゃないでしょうか。
最初から二番か、三番を目指すなら止めた方がいい。
おカネの無駄。

言い訳を用意して競争に勝てるわけがない。
退路を断った人だけが何かを成し遂げる、というのが世の常。
それでないと、ただやってるだけというアリバイ工作になります。

特に技術革新では一番が総取りの現代。
日本が不得意とする「世界標準化」ができたらという話ですが。

あれはスパコンの話でしたね。

事業仕訳のパフォーマンスのことばかり注目が言ってました、あの時。
特別会計に手を付けずに小手先の事業仕分けしてもどうにもならない。

それをはやしたてるマスゴミは官僚の家来であることを自白している。
問題本質の隠蔽工作だ。

しかし同時に政府のスパコン・プロジェクト。
あれも実に怪しかった。

いくつもの訳のわからない団体に役人の天下りが跋扈していた。
コストは何割増しか、はたまた何倍か。

そんなことを当時のブログに書きました。
探してみたが見つからない。
というか探すのも大変。
いつの間にかたくさん書いてしまいました。

大分矛盾したことも書いているのでしょうか。
それはそれでいいと自分では思う。
変わらない世の中はつまらないし、変わらない自分は更につまらない、
と言い訳してみる私(ツイッター語みたいだ)。

スパコン。
最初からおカネが無いところから出発しても成果が出ることもある。
長崎大学は普通のCPUで演算速度日本一ゴードンベル賞を取ったんでしたよね。
コストはわずか3800万円。

そして円周率計算ではフランス人がパソコンでスパコンに勝ったという話もあった。

最近もそんなニュースがありました。

東京工業大学がこの10月に稼動を開始させる予定のスーパーコンピューター(画像)。
そのスーパーコンピュータ「TSUBAME2.0」は、Intel製CPUとnVidia製GPGPUの組み合わせという、
「世界標準」の構成だそうだ。

実際の利用時の速度向上を重視したそうですが、ベンチマーク上でも前回の「トップ500」ランキングで2位になった
中国製スパコンを超えているとのことです(糸井正和)。

注目すべきはそのお値段で、メンテナンス費用込みで32億円とか。

これに対して、「事業仕分け」で注目を浴びた、文部科学省の「次世代スーパーコンピュータの開発・利用」プロジェクト。
今年度予算に関する概算要求額267億円が「仕分け」されたがいつの間にか復活した。

役人はしぶといね。

プロジェクト全体では1,230億円が必要とされており、それだけの予算があれば、単純計算で「TSUBAME 2.0」
40セット近くが調達できることになります。

現在の公共事業が如何に無駄の多いものであるかということ。

消費税増税を議論する前に、やはりこうした無駄の削減が先行すべきだ。

名古屋の河村たかし市長(あのテレビ・タックルで三枚目のピエロ扱いされていた人)。
彼は政治家は減税の旗印で戦うべきだと。
つまり徴税者の横暴をチェックし納税者を守るために選ばれている。

そして名古屋の市民税を220億円下げるという。
無駄の削減の前に減税で退路を断てというお話。

説得力あります。
確かに消費税増やしたら絶対に無駄は増える。
これは保証できる。

そして収入を減らせば支出も減らざるを得ない。

名古屋に注目したい。

丹羽中国大使歓迎、船橋洋一米国大使ブッブー。噂ですが。

2010-07-20 02:00:00 | 社会、マスゴミ、教育


いい話と悪い話がある。

先ずはいい話。

伊藤忠の社長・会長を歴任した丹羽さん。
中国大使という大ポストに民間人として初めて抜擢される。
何故か昔からメディアの人気者です、この人。

正直言って日本の大企業トップの資質には疑問を持ってないわけではない。
終身雇用、年功序列の日本企業。
大企業の中でひたすら出世の階段を昇って来た人には「官僚」の資質があるのは間違いない。

しかしそれでも、大物大使のポジションに民間人から新風を吹き込むことは大歓迎したい。
100%官僚よりはましではないか。

外交官というお家芸。
狭い人的範囲でのカルト集団のようだ。
それでも、専門知識、情報、人脈が培ってきたものは大いに出して丹羽大使に協力し国益に役立ててほしい。
ワインの選び方じゃないよ。

政治家も官僚も公に奉仕する人は愛国心、つまり国益を追求することが使命。
いやならビジネスの世界で自分のために頑張ればいい。

丹羽さんは素朴な感じで好感が持てます。
商売の実務経験も豊富なのだろう。
商社時代、ライバルの中でも伊藤忠の社員は一番仕事熱心だった。

根からの商人気質である中国首脳と太いパイプを作ってくれると思われる。
ビジネス・マンとしての人的関係はすでにお持ちなのでしょう。

これに対して経団連は懐疑的。
商売敵に塩?
終わってますな、経団連という既得権益集団。

少なくとも小沢はそう見ている。
だから献金を止め第二経団連を作ろうとした。
良くも悪くも構想力のある人です。

丹羽さんを邪魔する物は?
民間から来たトップに仕事をさせることを止めさせようとする官僚のボイコットだね、心配は。

丹羽氏自身、地方分権会議の議長として提案した改革案が、官僚の抵抗で殆ど骨抜きにされた経験をお持ちのようだ。
自分たちの出世に関係のない民間大使に忠誠を誓う外交官はいないでしょう。

本省の方ばかり向いている部下たちの中でどういう仕事ができるのか。
是非頑張ってもらいたい。

早速外務省はチャイナ・スクールのエースを三人、公使に任命した。
「そう仰いますが、大使」と「御説明」で手なずける魂胆だ。
丹羽さんの健闘を祈りたい。



さて悪い方のニュース。


同じく民間大使の登用ということでアメリカ大使に朝日新聞主筆の船橋洋一の名前が挙がっている。

ガス抜きとも言われていたが一応反政府的な言動をしてきた朝日新聞。
コロッと変わって大政翼賛会的報道姿勢が顕著になった。

ガス抜きのエセ左翼は全くいただけないが読売がもう一つ出来たのは最悪。
全マスメディアが北朝鮮化し、報道の多様性が失われている。
その路線に朝日を持って行ったのが船橋氏と言われています。

読売社主の正力さんはCIAのエージェントだったという事は外交書類で明らかになっている。
(原発・正力・CIA)

副島隆彦は、船橋夫妻はデビッド・ロックXXXーの家来と公言。
ジャパン・ハンドラーの頂点ジョセフ・ナイが直接のボスだとか。
ナベツネと同類だ。

駐米日本大使館は駐日アメリカ大使館のワシントン支店かい。
日本の国益よりアメリカの意向が大事という、外務省と同じタイプの人ですね。

(普天間基地は辺野古へ移設しろと藤崎駐米大使)

アメリカという絶対権力者、或いはそういう幻想を作っているのが外務省。
その意向を下達すると言っては政治家や国民を脅し、またアメリカにはこれが日本の民意ですと
いい加減なことを言う。
そうやって外務省が権力を保っていると言ったのが田中宇。

意訳詐欺ですね。
普天間基地だってそうでしょ。
アメリカはラムズフェルドの時からアジアの基地は必要ないと言っている。

飛び道具の性能が良くなっちゃった。
海兵隊はグアムか米国本土に移るんです、いずれは。
その方が雇用や建設需要につながるし。

しかしカネがないアメリカ。
オバマは5年間で1兆ドルの軍事費を削減する。
日本が自分からカネを出してくれるなら貰わない手はない。

でもフィリッピンや韓国のように「カネは出せない」或いは「基地を置きたいなら
土地の使用料を払え」と言ったら明日にでも出て行く。
アメリカに出て行かれて困るのは虎の威を借りる外務省。

アメリカ絶対御主人という都市伝説がなくなれば自分たちの権力を失う。
弱小省庁ですね。

だからメディアを使って危機を煽りたてアメリカに貢ぐ。
お前のカネじゃないだろ。
官僚は決して身銭を切らないが公のカネには異様に気前がいい。

広報機関のマスゴミは鳩山さんは無責任だとか吠えまくった。
鳩山さん(貫徹できなかったが)は最低でも県外移設と骨太の案を出した。
一つの見識と言っていい。

対するメディアは批判はするが誰も代案を出すわけでない。
日本人はいつからこんなに卑屈になったのだろう。





                  








         


検察が貴乃花をターゲットに。

2010-07-19 02:00:00 | 官僚


やっぱり来ましたか。

貴乃花と暴力団だって?ちょっと無理があると思うが、引っかけたのか。

今回の野球賭博騒動でターゲットにされた貴乃花一派。
いよいよ魔の手は本人に迫る。

相撲協会理事長代行は検察の村上。
野球賭博に関する調査委員会のトップは検察の犬、伊藤滋。

エセ公営ギャンブル、パチンコ(検察・警察利権)関係団体の理事長という餌で飼いならされている
御用学者ですなこいつ。

検察に乗っ取られる相撲協会、という風に見える。

改革を進めようとする貴乃花は既得権層には邪魔な存在。
小沢のようにバッシングされるのでしょう。

簡単に負けるタマでないことを期待しています。

思えば亡き御父さんが我々のタメ。
彼らの時代なのだよ、検察のジジイども。

ウォッチしたいと思います。

当ブログは貴乃花を信じます(取りあえず)!

過去ブログ。

大相撲を乗っ取る警察、検察官僚。産経の提灯記事。


貴乃花に期待するか、大相撲の闇。







国民新党惨敗。郵政問題。

2010-07-16 02:00:00 | 政治外交
ゴールドマンの運用人は駆逐した


入れちゃいました清き一票、国民新党に。
当ブログでは一年前、亀井さんの悪口を書いていたので自分でもびっくり。

向こうが変ったのか、こちらの見る目が変わったのか。
両方なのか。
また変わるのか(イエス!)。

郵政民営化問題。
小泉さんを圧勝させ、再び「みんなの党」を躍進させた「小さな政府」論。
「みんなの党」は自民党清和会の別働隊と見ていいのでしょう。

基本的には小さな政府、自己責任みたいな強者の理論に惹かれるところがある私。
それに政府に多く分配し役人に運用させるより国民に多く分配する方が正しいと思う。

しかし橋本政権から続く失政により日本経済はデフレから脱却できない。
先進国で唯一20年もデフレをやっている。
小泉さんの公共投資を止めて一方金融政策でおカネを市場に供給する、というやり方は
大コケした。

国民の資産のうち退蔵されているものを誰かが使わないと経済は停滞する。
それを国内で使おうというのが公共投資。

無駄な公共投資の残骸は日本国中にありますね。
無意味な箱もの投資、喜ぶのは建設業者。

国民の大事な資産ですから有効に使って経済を活性化する時。
しかし、そのお金が将来無価値になるかもしれない米国債に変わっていたら?

地方交付金を減らしたり消費税を増税して米国債を買う、つまり国内のおカネを外で使ったら経済は病み続けるでしょ。
それが小泉改革の本質であったし現民主党、自民党、みんなの党も同じ。


さて焦点だった「郵政民営化」。
これに反対し続けた国民新党は選挙民の支持を得られなかった。

上の動画が国民新党の郵政問題での見解です。

1.国民新党は郵政族の党ではない。
  亀井は「郵政は敵だ」と言ってきた。

2.国益を考えたら郵政で譲れない。
  郵政民営化は小泉・竹中の政策ではない。
  「年次要望書」によってもたらされたアメリカの要求でしかない(ここ、大事な点)。
  湾岸戦争で財政赤字のアメリカは日本に米国債を買わせたかった。

3.当時30兆、今100兆買っているが、もっと買ってくれという意味合いでの民営化。
  350兆の残高を持つ世界最大の金融機関の運用をアメリカにやらせろという話。
  財投、国債、地方債で国内で回っていて無駄な公共投資もあったのでやり方は見直すべき。
  しかし国内で上手に回せねばデフレから抜け出せない。

3.竹中さんの法律で四分社化され、銀行と保険の株式を100%売り飛ばせとなった。
  西川体制ではゴールドマン・サックスから運用代理人が日本郵政に入ってきた。
  つまり、300兆の運用が外国人に任された。

5.天下りと批判された齊藤次郎は日本の資産を守るために日本郵政のトップとなり、ゴールドマンの代理人を駆逐した。

6.郵貯の300兆の使い道をよく議論して考えて今までより有効に使いましょう。

松田高さんという国民新党の参議院議員です。
私にはポイントを正しく付いているように聞こえましたがいかがですか?


結果としては郵政民営化阻止法案で民主にも裏切られ亀井さんは大臣を辞任した。
連立維持という苦悩の選択をした国民新党は粉砕してしまいました。

それにしても予想を上回る大惨敗。
票の読み取り装置に仕掛けがされたのではという「とんでも」憶測がネットでは囁かれています(笑)。
いくらなんでも、これは外れ。

しかしまさかとは思いますが、ブッシュ・ゴアの選挙は何かとても不自然だったなあ。
不正選挙は後進国では日常的に行われているようですから、まあそんなこともありうるか、
くらいのことは想定しておいてはどうでしょうか。

世論調査と得票予想、出口調査と票読み取り装置の操作がパッケージになれば
選挙で負けるわけがない。
「とんでも」好きの当ブログです。


票読み取り装置の検証は必要か?

一票の格差、参議院選を終えて

2010-07-15 02:00:00 | 政治外交
今回の選挙、菅さんのオウンゴール(?)=消費税発言で民主は自民に改選多数を奪われた。
まあ、これを言わなければ米官報に手厳しく攻撃されたのだろうが。

しかし自民も消費税増税の財政再建路線。
沖縄も争点ではなかった。
自分自身誰に投票するか随分迷ったし皆様もあるいはそうでなかったかと思うのです。

でも民主の比例区での得票をみると1845万票。
これに対して自民は1407万票。
あれ?

やはり選挙区(特に1人区)での結果がもろに各党の勝敗に響いた。
自民党はやはり勝ってはいなかったんだ。

だって候補者の合計得票数は民主党が2275万票で、自民党は1949万票しかなかったというのだ。

落選者で最も多く得票したのは神奈川の千葉景子法相で、69万6739票で、高知の広田一氏は当選者の中で最少の
13万 7306票で勝利を収めた。

おちゃらけ社会派ブロガーである「ちきりん」が計算してくれた。
得票数順で当選者を決めていたらどうなったか。

格差問題@一票の価値

地域格差ですね。
上の例でいえば千葉県民が「ボーティング・プア」で高知県民が「権利富裕層」になります。

「皮肉なのは、このあからさまな格差選挙を有効であると強弁する最高裁のお仲間、
現職法務大臣の千葉景子氏が「最も多くの票を獲得しながら落選した人」であることです。
さっさと格差を是正しておけばこんな恥ずかしことにはならなかったのにね」とちきりんさん。

ザマミロということ。
しかし法相に居座るって?

県連幹事長の水戸将史参院議員は「死刑廃止や選択的夫婦別姓制度導入など、千葉さんが取り組んできた政策が
ネガティブキャンペーンに使われてしまった」って?

それは政策の問題。
政策に対する不信任をネガ・キャンとは。
知能の低い議員もいるもんだ。

赤軍系の活動家であったといわれる千葉さん。
法務大臣として小沢叩きの検察暴走を放置した。
根性ないですね。

さて、単純に得票数上位者73名が当選したと仮定すると20人の名前が入れ替わることになる。
この人たちが獲得した総票数は860万票。
この860万人が「有権者家ヒエラルキーの最底辺」に暮らしているということらしい。

「彼らは法律にも行政にも顧みられることなく、もう何十年もずっと社会の底辺に放置されています。」

政党別で行くと

民主が2名の損。
公明、社民、国民新党は変わらず。
共産党が3名の損。
みんなの党が6名の損。

そして自民が11の得ということで総取りでした。

小池ネエサンの言った「民主と自民の負け比べ、唯一の勝者は財務省」というのが正しい選挙結果だったようです。