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南アフリカに行ってきました(3)ワインランド 

2013-03-13 16:44:03 | 旅行


ケープタウンを出て向かったのがワインランドと言われる一帯。
西ケープ州がワイン生産の中心地ですがその中のコースタルというリージョン。
南アワイン生産の中心地です。

思いっきりアバウトな地図ですが、ケープの東、車で一時間くらいのところです。
本当はケープのすぐ東ですね。
コスパの良さで近年注目を集めている南アワイン。

まだまだ日本での知名度は低いですよね。
18世紀末からヨーロッパへの輸出は始まっていたようですが。
脚光を浴びだしたのはアパルトヘイトが終わりネルソンマンデラ政権で経済制裁が解除された1994年ころから。

国内に600以上のワイナリーがあり、増え続けていますが、最初に注目を浴びたのがこのケープの東側一帯。
気候的には地中海みたいな感じですね。
ワインの生育にはうってつけではないでしょうか。
土壌も古いらしいです。
それに南東からの風が葡萄を乾燥とウドンコ病から守るらしい。

ワインランドの北側にあるパール。
そこが短いワインランド訪問の拠点になりました。
Paarlと書きますがオランダ語で真珠のこと。
80件のワイナリーが軒を連ね、主に赤ワインを生産しています。



パールの町からすぐ近くのフェアヴューというワイナリー。
ここではワインの試飲とチーズの試食ができます。


これがチーズの原料のヤギさんたち。
牛系のチーズも何でもあります。


ワイン試飲のお手伝いをしてくれたカエサル君。
この後のシフトはカルメンさんだそうです(笑)。
豪華メンバー。

ワイン6種類、チーズ10種類の試飲試食で250円。
まじすか。


ステンレスタンクの前で記念撮影。
日本のワイナリーのような工場ツアーはここではありません。



南アではカリフォルニアやオーストラリア、チリなどのように単一品種が殆どです。
特に気に入ったのが白ではシェナン・ブラン。
フレッシュなすっきり辛口ですね。

赤はピノノアが気に入りました。
他にもピノタージュ(ピノとサンソーの交配種)、カベルネ・ソービニョン、グルナッシュもそれぞれ元気です。
早速テラスに陣取ってワインと遅めのランチ。
暑い日ですが、日蔭はドライでとても爽やか。


いいですよね。
この感じ。

そういえばウイーンでもベートーベンの生家の近くにあるテラスで、昼から夕方まで飲み続けたこともありました。
あれは2011年9月。
旅行中の至福の時間です。
翌日汽車でプラハに着いたら皆さんテレビにくぎ付け。
911の日だったんですね。


地物のオリーブとピノ。
もうこれで、わたしゃ幸せ。


少しはお腹に入れないと。
価格は忘れましたが安い。
ワインも食事もとても安い国です。
クオリティーはいいですよ。
あ、白も飲んでたんだ。


ホテルへのアプローチ。
この後、あちこちで見たハリダという鳥かな?


今夜の宿泊先はグランド・ロシェ・ホテル。
南アフリカ、リピーターの友人の一押し。
とても気に入りました。


これがレセプションやレストランがあるメインの建物。
ケープ・ダッチ様式って言うんでしょうか?
白い壁と曲線。
素敵です。


建物はヨーロッパ的ですが気候はトロピカル。
いい組合わせだわな。


日本でもよく見かけるアガパンサス。
紫君子蘭とも呼ばれます。
南アの原産だったのですね。
その他、いろいろ日本で見かける花がありました。
日本に取っては遠いアフリカですが、植物では縁が深かったんだ。


建物の前に広がるワイン畑。
元気な若木です。


客室は英国的な茅葺のコテージ風長屋。


広々とした室内。
12日間の旅行でギターに触らないと不安なので、持って行った組み立て式のヤマハ・サイレント・ギター。
単なるおまじないです。


茅葺の天井はこうなっていた。


ディナーはメイン・ビル前のガーデン・レストランで。
雰囲気も料理も上々。
客は殆どがリタイアしたヨーロッパからの観光客(らしき人たち)。
今度の旅行では英語のほかにはドイツ語が一番聞こえてきました。

ワインリストは辞書のように厚くてとても選べない。
パッと開いて指差したピノにしました。

続く


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行きたくなちゃう~ (みえちゃん)
2013-03-20 17:40:26
早く、早く次が読みたいです!そこからどんな旅になったのかしら?
行きたくなちゃいました!!
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Unknown (taku)
2013-03-21 21:40:28
みえちゃん、お待たせ。
いろいろとアドバイス有難うございました。
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