国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

小沢政権誕生か

2010-08-30 01:00:00 | 政治外交
小沢一郎、最後の挑戦が始まった。
共同通信の調査では菅支持の世論が69.9%、小沢支持が15%とか。

相変わらずやってるなあ(笑)。
民意は一応選挙でお願いしますよ。
メディアがインチキ世論調査民意を作ることは無い。

さて、小沢一郎がこの国のリーダーになって何が変わるか。

小沢応援団の日刊ゲンダイネットは、小沢政権で菅政権の自民党回帰から舵を切り戻し、
円は100円に、株は12-3000円まで戻すとか。

これでは贔屓の引き倒しだろう(笑)。
オバマと同じで世界経済が悪いサイクルに向かってい時はだれがやっても急激に良くなることはない。
財務省べったりの菅・仙石よりはいいかも知れないが国民が満足する成果が短期間に期待できるはずもない。

小沢には特別会計の廃止とか、地方分権とか抜本的な改革を腰を入れてやってほしい。

さて、菅総理のヘロヘロ懇談をすっぱい抜いて急に菅政権から距離を置いた朝日だったが
小沢出馬に「あいた口が塞がらない」と意味不明のコメント。
アメリカが小沢支持に舵を切ったかも知れない状況に右往左往だ。

読んでもいないが、どうせ「政治と金」のことだろう。

1年半に及び本人と側近を執拗に追いかけた官僚だったが小沢はシロだった。
クロと証明できない限りシロ。
ピリオッド。

引っ込みの付かない検察はたった11人の検察審議会の素人に「起訴適当」だとか「不起訴不適当」
みたいな哲学的なイチャモンを言わせて小沢を刑事被告人のように取り扱っている。

それも、ただの政治資金収支報告の期ずれだけだ。

これを煽るメディアは機密費と言う国民の税金を貰って国民を真実から遠ざけようとしている。
先ず自分自身の説明責任を果たしてから大口をたたいたらどうだろう。

さて小沢首相は何を変えるのか。
国内的には官僚依存脱却と地方分権。

国際的には対米従属から離脱。
国連主義と言う事になるのだろうか。
国連と言っても今の常任理事国が牛耳れる時代ではなくなった。

当然の流れだろうが事態が一直線で変る訳はない。
デリバティブという大量破壊兵器が爆発しぶっ飛んだ英米覇権だが、バブルの再燃で一時的に息をついている。

中東で戦争を起こそうとする動きも見られる。
ボルトンのようにおおっぴらに「イスラエルは8月21日までにイランを爆撃すべきだ」
などという人がいる始末。
(この人はどうやら戦争屋のふりをしているだけということか。)
戦争屋の復権もあるかもしれない。

いずれにせよ世界を牛耳ってきた英米覇権主義が一夜にして消滅するわけもない。

しかしアメリカの属国がいくら居心地がいいと言ったって本家の力の衰えはいかんともしがたい。
大体、たった65年前に大戦争をした相手国が自分たちのパトロンでい続けるという夢想は
現実逃避の思考停止としか言いようがない。

普通の国になるということ。
冷戦が終わった時に日本はそうなるはずだった。

今度は待ったなしだろう。

カネのないアメリカをなだめつつ、目の前に迫っている多極的な世界にゆっくり舵を切る辛い交渉を
小沢一郎が引き受けると言う事になる。
彼がリーダーになればだ。

アメリカ経済の最後の砦が米国債。

中国は明らかに引受額を減らしている。
日本は渋々少し増やしているようだ。

最近、米国債の価格が上昇している(長期金利が下がっている)。
買ってくれる人がいないので連銀が自分でドル札を印刷して買っているからだ。

ヨーロッパ危機も同じ流れだ。
欧州に流れるカネを米国債に逆流させる作戦だ。

そして現在進行中の世界的株安。
株式市場からも資金を引き抜き「安全資産」米国債を買わざるを得ない状況が作り出されている。

なんでもありだね。
ゴールキーパー迄が攻撃に加わっている状態だろうが簡単に追いつく点差ではない。

実体経済にはカネが回っていないから雇用も住宅販売も回復の兆しさえない。
時間稼ぎが時間切れになるのは遠い将来ではないはずだ。
あっという間に大量失点でリング下の乱闘と言うプロレス状態か。

そんなアメリカの要求に応えある程度の米国債を買い続け(紙屑になりそうだが)、
米軍基地の費用を分担しながら米国本土への移転、或いは地位協定という不平等条約の改定。
さらには在日米軍の管理権移譲などを目指す苦しい交渉をすることになるのだろう。

そして米中露という大国の狭間でしたたかな知恵で生き延びる。
これしかありません。

成長とは貧乏人が中産階級になることで、日本はもう成し遂げた。
あと何十年、もしかすると何百年はゆっくりと老いて行く。

いいじゃない。
かつて世界を二分したスペインやポルトガルはただの小国になり、また今経済危機に見舞われている。
でもスペイン人やポルトガル人よりクオリティの高い人生を我々が送っていると言えますか。

イギリスだって単独覇権はとっくの昔に諦めた。
しかしうまい事アメリカを操り実質的に大きな影響を世界に与えている。
そして世界からある種の尊敬も得ている。

知恵ですね。
日本は御隠居になるのだったら知恵をつけなくては。
若いもんに「ちょっといいこと」を教えてあげられるような。

本来、日本人はそういうものを持っていたようだ。
江戸時代に日本を訪れた先進西洋人は文化水準の高さに驚きの声を上げていた。

たった百数十年の間に、西洋の水準に追いついたのはよかったが大切なものを置き去りにしたようだ。
そしてアメリカの属国になった65年間で多くの国民が白痴にされた。

しかし対米従属や対中従属でいられない時代を迎えた。
かといって鎖国も無理。
徳川の鎖国は一つの見識だと思うが、ただの引きこもりくらいしか構想力は無いな、今の日本人には。

日本が大国に依存しながらも(親米、親中、親ソ)、従属をやめるその過程でリーダーは、国民を裏切ったような印象をもたれることも、
また支持率で揺さぶられることも何度も起こるに違いない。

そういう苦しい仕事をする覚悟を持つ唯一の政治家に私には見えるのだが。

小沢がいやなら他に出てこい、愛国者。


いい話だなあ

2010-08-27 06:56:32 | 生活、人生、ペット
週末には一日早いが八ヶ岳でデジ抜き中の手抜き更新。






あなたの人生は失敗しました。人生を終了しますか?


→はい
 いいえ



ただいま人生を終了しています.... 残り時間:数十年
その間、あなたの好きな人、好きな事、好きな物を見つけて
せいいっぱい生きてください



電網辻々噺より





この本にもそう言う事が書いてある。

日本は夏と冬だけになる?

2010-08-26 01:00:00 | 生活、人生、ペット
みたいな噂を耳にしたが是非悪い冗談であって欲しいものだ。
本当は春秋という美味しいところだけでいいんですが。

海水浴場やスキー場で生計を立てている人もいるので、それも気の毒か。

今年異常な猛暑に見舞われたロシア。
首都モスクワの夏場の平均気温は毎年20度前後だが、過去130年の観測史上で最高となる気温35度を記録。

ロシア全土で熱波による死者は120人を突破し、17の州や共和国に非常事態宣言が発令された。

山火事でモスクワもヘイズが発生したが(シンガポールもよくボルネオの山火事の影響を受けたなあ)、
やっと一段落、警報解除となった。

ところがロシア北部では例年より一か月以上早い冬が訪れたらしい。
ノルウエイ国境に近いところだが8月に氷点下を下回る気温は極めて異例とのことだ。

アメリカの西海岸に出張していたセキグチさんによると先週は結構寒くて一枚しか持って行かなかった
サマー・セーターが手離せなかったと。

渋谷のセッションでロス出身のマーリンに話したら「えっ、マジっすか?」と言われた。
変なのは気候だけでない。
変なガイジンも多くなった。

そう言えば、ニューヨークも猛暑からいきなり気温が下がっているらしい。

厳冬の後の猛暑でしたね、今年は。
これが短い秋の後で厳冬に戻るのだろうか。

そうでないことを祈ろう。
そう言えば昨夜の帰り道、蝉時雨の代わりに秋の虫の声がしていた。

インド「名誉殺人」被害者が年間数百から千人だと

2010-08-25 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
中国がインドに追い上げられる話を書いたが、新自由主義の英米がばら撒いたデリバティブ爆弾
が破裂して以来世界経済はなかなか這い上がれない。

というか、バブルの再起動で問題を先に延ばしているだけだ。

中国もサブプライム危機以来、元のドル連動復帰、50兆円の超大型財政出動、130兆円の貸付政策
によって見かけの繁栄を取り戻した。

行く先のないカネは株式市場と不動産に流れ込みV字回復。
バブルの再現だ。
富裕層は繁栄を取り戻した。

当然物価を押し上げることになる。
一方、海外からの元切り上げ圧力によって労働者の賃金は圧縮され社会不安が醸成されている。

インフレ対策の「出口政策」の出動。
バブルを永遠に続けることはできない。

株価はとっくにピークを過ぎ、不動産もどうやらバブルの「終わり」が本格的に始まったようだ。

中国に先駆けてインフレ危惧が出たのがインド。
政策金利が切り上げられてきた。

将来の発展を約束されているインドだが現下の経済状況は不安だらけだ。
そんなインドからショッキングなニュース。

大都会ニューデリーで最近、異なるカーストの間で交際、結婚したカップルを親族らが殺害する事件が相次いでいるそうだ。
「家の名誉を汚した」との理由による「名誉殺人」と言われるらしい。

世界のフラット化で若者の意識が変わる中、ヒンズー伝統の文化・慣習との軋轢が生む悲劇だ。

引用

 ニューデリー郊外のゴカルプリ。
6月14日未明、労働者が多く住むレンガづくりの家々が並ぶ一角で、運転手ヨゲシュ・クマルさん(19)と
アシャ・サイニさん(19)は、サイニさんの親族に棒でめった打ちにされるなどして殺害された。

 「わたしに何をしてもよいが彼だけは逃がして」。
騒ぎで外に飛び出した隣人のスジト・クマルさん(22)は、懇願するサイニさんの叫び声を聞いた。

 ゴカルプリを管轄する警察署のパンカジ・クマル署長によると、2人は3~4年前から交際。
だが、相手のカーストが低いと分かるとサイニさんの家族や親族が反対した。

 無理やり別の男性と婚約させられたサイニさんは、駆け落ちする計画を立てたが発覚。
2人はサイニさんの親族宅に呼び出されて殺害された。
殺害に加わった両親ら親族5人が逮捕された。

 名誉殺人は保守的なヒンズー教徒が多い北部ウッタルプラデシュやパンジャブ、ハリヤナなどの州で起きることはあったが、
大都会のデリー首都圏での発生をメディアは大きく報道。
触発されたのか、首都圏で異カースト間の結婚をした男女を親族が銃で殺したり、自殺に追い込んだりする事件が続発している。

 「かつては、親や親族が決めた相手と結婚するのが通例だったが、今では欧米のように自由に恋愛をし、
結婚となった段階でカーストが問題化するケースが多いようだ」と社会学者プレム・チョードリー氏は指摘する。

(中略)

 若い世代の“奔放さ”に周りの目は冷ややかだ。
保守的なことで知られる、ハリヤナ州のジャート族の指導者スリンデル・ダンカル氏は「経済が発展しようが、
結婚の慣習が崩れることはあってはならない」と強調。
名誉殺人の犠牲になった24歳の女性の親族は「殺人は悪いことだが、社会的には正当化される」と話す。

引用終わり

名誉殺人の犠牲者数は年間数百~千人で、増加傾向にあるらしい。

産経7月20日記事

インドでは職種がカースト制度により固定されており、ある種のワーク・シェアリングになっている。
経済成長とは貧乏人が中産階級になること。

貧乏平等が中産階級の出現で崩れる。
多すぎる人口、少ない仕事。

成長にも痛みは伴うようだ。

インドが来た、と中国が

2010-08-24 01:00:00 | 経済投資
世界の工場だった中国。
米国債の大オーナーとしてアメリカの鼻先を引きずりまわす。

今は日本の国債を買い漁っている。
日本は軍事面、経済面で中国の影響をますます強く受ける。

この中国。
日本のGDPを抜き去る今、アメリカにとってますます重要な国となった。

ジャパン・ハンドラーのマイケル・グリーンは中国のGNPが日本を抜く時
アメリカの対日、対中政策は転換すると言った。

つまり米中関係が米日関係に優先するようになると。
随分と又ゲンキンですね。
だから小物と言われるグリーン君(横田幕府の重鎮)。

何年かするうちにGDPは日本の倍、4倍となるだろう。
これは外交戦略上の仮定ではなく前提。

そして米中とも核兵器保有国。
超大国の軍事戦略とは他国に核攻撃をさせないこと。

なるほど核弾頭の数では中露を圧倒するアメリカ。
しかしそれでも核戦争になれば、中国の核はアメリカを破壊するに足る。

いまだに米軍の存在が抑止力だと詭弁を弄する日本の外務省、防衛省。

中国と台湾はFTAを結び、中台海峡はホット・ゾーンではなくなった。
外務省と防衛省が勝手にアメリカと合意した「日米同盟」では日本列島の防衛は
自衛隊の責務になっている。

それなら自衛隊がちゃんと国防する態勢を整えるべき。

尖閣だろうとどこだろうと日中で紛争があってもアメリカは「絶対に」中国を攻撃しない。
核保有国同士は必然的に戦略パートナーで非核保有国は軍事戦略においては蚊帳の外だ。
いくら核廃絶を唱えてもこれは事実。

日本は米国隷属を止めて日本を取り巻く米中露との関係のバランスで生きて行くしかない。
凄まじいまでの現実感覚と構想力が必要とされるし、それは不可能なことではないはずだ。

中国と仲良くして東アジアと言う極に参加、つまりは三分の一位中国の傘下に入るのかな。

イラク・アフガンから撤退するアメリカ。

戦争屋の次のターゲットは北アフリカかイラン・イスラエルか、はたまた極東か。
東アジアで戦争させられないように注意が肝心。

前置きが長くなったが超大国として台頭しつつある中国。
望むと臨まざるにかかわらず日本に与える影響は今後とも増すばかり。

そんな中国だが問題も抱えている。
米国市場に永久に依存できない世界。
中国も国内市場を拡大し製品の買い手を確保する必要がある。

10億人の貧しい農民を抱える国だが金融緩和と元安によりじりじりと物価は上がる。
輸出の競争力を維持するため賃金を含む労働条件は過酷で各地でストが頻発している。

いつまでも労働集約の輸出主義ではやっていけない。
一人っ子政策によるボディ・ブローも段々深刻になる。

そして、もっと労働力の安い国に工場は移転していく。

iPadの後追い製品は日本・台湾・中国の各メーカーから多数、投入されているがインドから“新顔”が。

引用

インド人材開発庁長官が、タブレットPC「Sakshat」の投入を発表しました。
スペックの詳細は不明ですが、タッチスクリーンに2GBのRAM、無線LAN機能などを組み込んで、価格は35米ドルとのこと。
さらに、将来的には10米ドルまで価格を引き下げることを目標にするそうです。

引用終わり

これに対し中国製iPad“そっくりさん”の価格が440ドルらしい。
畏るべしインド。


$35、そのうち$10で売られるインド版iPad

官僚は急にとまれない、菅政権の漂流は続く

2010-08-23 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
北半球の猛暑と南半球の厳冬。
自然は猛威をふるっている。

CO2による地球温暖化?
そう言う声も小さくなったな、メディアを除いては。

人類が気候を変動させたというのは妄想、という見方が広がりつつあるようだ。
地球は何度も温暖化や寒冷化を繰り返している。
今回も過去に繰り返された周期の一つ、というのが定説になりつつある気がする。

たとえ気候変動に人為的なものがあったとしても、少なくともCO2犯人説は世界的には退潮。
きっかけはクライメイト・ゲートともいわれた温暖化データの捏造。
妄想と言うよりは陰謀か。

温暖化会議が終わって(1月11日)


温暖化はおしまいでも似非エコビジネスは終わらない(2月1日)


もともとはイギリスの王立研究所あたりが仕掛けた英米覇権延命策。

後から来る途上国の追い上げに歯止めをかけようとした。
そして排出権取引と言うカネ儲けの仕組みを作ろうとした。

結局COP15 はBRICSに乗っ取られ、逆に先進国が後進国にカネを援助すると言う形に変わった。
この時点で英米は興味を失った。

しかし日本においては相変わらず「高速道路を無料化するとCO2削減に逆行する」みたいなフレーズが
メディアに生き残っている。
さんざん煽られた「エコ印」企業(スポンサー様)にとっては、簡単に梯子を外されては困るのだ。

鳩山さんの2020年までに25%CO2削減には「他の国が同様な取り組みをすれば」というなかなか「技あり」の
条件がついていたので各国は乾いた拍手を送っていた。

そう、日本だけ削減しても仕方ない。

日本の排出量は世界の4%に過ぎない。
米中で51%だから日本だけ経済を縮小して、あるいは少子化に拍車をかけて削減しても意味がない。

しかし官僚の世界では一度動き出したものは、はっきりとした方向転換が打ち出されるまで止められない。
参謀本部が大陸での戦争に意味もなく深入りしたのと同じか。

2008年7月の「低炭素社会づくり行動計画」という今聞くと恥ずかしいような名前の計画で、太陽光発電の導入量
を2020年に現状の10倍、30年に40倍にする目標を打ち出した(ホントに本当?から...以下いろいろ参考にさせてもらいました)。

この計画の下、家庭内発電の買い取り価格を倍増するとか。
太陽光パネルはグリーン・エネルギーの象徴だが採算性は悪い。
電気会社にとっても雨の日は発電量ゼロで安定供給に貢献しないから買いたくない。

つまり政府が補助するのではなくて高い電力を電力会社に引き取らせる魂胆だ。
これによって、一軒家で太陽光発電を据え付けられる富裕層が優遇される。
そしてこの高コストのを吸収するのは一般大衆だ。

国や自治体が直接援助すれば原資がいる。
カリフォルニアのシュアちゃんはニューグリーンディールで太陽光発電に1700億円の助成金をつけた。
その甲斐あってかカリフォルニア州はデフォルト寸前だ。

電力会社経由で国民から資金を集めると言う事。
買いたくない不安定電力の買い取りが増えたり価格が上げられたりすれば電力価格に転嫁される。
これでは増税と同じこと。

エコの美名の下では「隠し増税」もまかり通る。
畏るべし、エコ様。

太陽光発電メーカーは「お得ですよ」と富裕層を誘う、「それにエコだし」みたいな。
そのコストを支払うのは一般の電力消費者だ。

お得なのはメーカーだけ。
買い取り制度が将来もし廃止されれば全然お得でない。

似非エコで消費に回るおカネを取り上げてどうするつもりなのか。

子供手当を出しながら消費税10%をブチ上げ、風向きが悪くなると300-400万円以下の所得層には
戻し減税をするみたいな論理矛盾に陥った菅政権。

パッチワークでない本物の戦略は出てこない。

まあ、安部さんの時から毎年変わる国のトップ。
成熟した国家にはトップは要らないという事だ。

普通の大会社と同じ。
トップは何か問題があった時に首を差し出し辞任するだけの役割。

そう思っているはずだ、「世論」は。
鳩山さんが20%の支持率でその副大臣が殆ど居抜きで取って代わった菅民主党が60%の支持。
選挙をやってみれば大敗。

又性懲りもなく、朝日と讀賣は「菅続投を56-7%が支持」と言い始めたとか。
お前らの遊び道具か、首相は。





広島か

2010-08-21 01:00:00 | 週末
<-「安らかに眠ってください、過ちは繰り返しませぬから」

えっ?



「ひな祭りの禁止=ひな壇が身分制度の表れ、女の子に過剰な日本的美意識を強制」
「節分豆まきの禁止=太平洋戦争、鬼畜米兵を思わせる。鬼にも人権がある」
「クリスマスの禁止=特定宗教を祝うのはおかしい」
「徒競走の禁止=1,2番は良いが後方の子供の心に痛み」
「リレーの禁止=選手になりたくてもなれない子供の痛みを考えて」
「すいか割りの禁止=「盲人差別に繋がる」
「ピノキオ=障害者への差別的イメージ」
「おおかみと七匹の子やぎ=オオカミのお腹に石を詰めるのはオオカミがかわいそう。みんな仲良くという教育目標に外れている」
「物持ちの子供=お前の親はブルジョアだ」・・と先生が批判。

出典元…『広島の公教育はなぜ崩壊したか』

原爆投下についてはちきりんの5年前の記事(本人が発掘)が私の感想に近い。
こううまくは書けないので引用。

ついでに玉音放送の現代訳
ちきりんさん、ありがとう。


やっぱりね、海兵隊不要論を無視し続けたマスゴミ

2010-08-20 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
日本の安全保障にこれっぽちの貢献もしていない沖縄駐留海兵隊。
あれは上陸部隊。
攻撃戦力だ。

何も最前線に常駐することはない。
必要ならその時飛んでくればいい。

現行憲法の擁護者ではないが自衛戦争の域を超えた配備だ。
二言目には「抑止力」戯言を垂れ流す外務省・防衛省に支配されるマスゴミ。

飛び道具が発達した世の中でランド・パワーそのものの必要性が問われている。

オバマの軍事費大幅削減で、海兵隊はグアムにも移転しないかもしれないリストラ対象だ。
カネが無い。

しかし日本が勝手におカネを出して騒音も引き受けてくれるなら沖縄に置いておかない手はない。
その証拠に米海兵隊の海外基地は世界中に普天間だけだ。

外務省が自分の利権のためにいてくれというなら渡りに船。
それがダメなら彼らが退役する時の年金を肩代わりしてくれと言う事だろう。

なんで日本の税金で?
そういう議論はマスメディアでは報じられない。

そんななか、先月初めだったか米民主党重鎮のバーニー・フランク下院歳出委員長が、冷戦が終わった今、
沖縄に海兵隊が居ても抑止力になりませんよとネットに寄稿したと伝えられた。

軍事費カットを推し進める派の人ですね。
それだけでなく、アメリカが世界の警察官でいる時代が終わっていることを訴えているのでしょう。
軍産複合体に対立する一派なのだろう(オバマも)。

当たり前だ。
核戦争のリスクを冒して誰が日本のために中国に上陸するって言うんだ。

これを読んだ民主党の斎藤勁衆院議員が7月23日にフランク氏と会った様子を琉球新報が報じた。
この会談には大使館も同席したので外務省は重々承知だ。

しかし、この件について報道する大手メディアは皆無だった。
素晴らしい言論統制。

官房機密費より格段に大きい外務省機密費がマスゴミにばら撒かれていると疑われても仕方がない。
亀井さんにわせると外務省は「国務省分局」。

そんな中、やっと出たようです。
週間朝日。

軍産複合体の子分となりCIA読売と兄弟分になった船橋朝日。
しかし週刊朝日は検察の横暴に挑戦した。

今回は、
米国で広がる「在沖縄海兵隊不要論」-普天間問題で協力助っ人出現 (週刊朝日2010年08月20日号)

だそうだ。

健闘を祈る。


「これが検察のやり口か」続編、山崎淑子さんインタビュー08.flv

2010-08-19 01:00:00 | 政治外交
100810山崎淑子さんインタビュー08.flv


17日のブログで紹介した、日米当局に信じられない目にあった彼女のインタビュー。
長いので全部見ていないがこの第8部が必見らしいので紹介。

2001年10月、帰国してのメディアの勉強会で同時多発テロ、自衛隊のイラク派遣について話した山崎さん。
その後の懇親会ででNHK始めマス・メディアのお歴々から注意された。

あなたは長年日本を離れているから知らないだろうが、発言に気をつけないと死体がハドソン川に浮くよ、
と「忠告」されたらしい。

その二週間前には例のNHK記者が「911当日、WTCには当日イスラエル籍の人はいなかった」ことを発見、発表した後謎の転落死をしていた。

まあ、山崎さんに対する忠告というより恐喝にも聞こえなくはない。
公安筋の人も来ていたらしいし。

彼女が注意されたやばいポイントは、日本のODA(外務省利権)で中東諸国のインフラが整備され、
アメリカの戦争で破壊され、また後で復興支援の名目で日本のカネがむしりとられること。
外務省にとっては不都合な事実。

そして防衛庁から省に格上げ寸前の防衛官僚にとっても不都合な事実。

しかし本当に彼女の身に起こったことが日米当局の国策捜査だとすれば、それは枝葉末節ではないか。
外務省や防衛庁(当時)の利益のために米国当局が神経質になるはずもない。

彼女は米国メディアが伝えた911事件当日の様子が彼女が目撃した事実と大分違ってたと発言したらしい。
陰謀とは言わなかったらしいが、そこに何やら米国一部勢力にとって不都合な事実があったのだろうか。

日本のメディアが伝えない抗鬱剤パキシル訴訟

2010-08-18 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育



インフルエンザや頸癌、更には狂犬病のワクチンの実効性と副作用の危険性について当ブログでも
素人ながら書いて来た。

西洋医学が手術や薬により多くの病気を克服し人類の幸福と長寿に貢献してきたことに異論をはさむ
人は少ないでしょう。

しかしその根本にある(?)「衛生思想」、つまり悪いところを切り取ったり薬で殺すみたいな事に
多少の違和感を感じてしまう。

どちらかというと悪玉を排除するより、食事や生活環境、さらには気の持ち方などで善玉を活性化して
中和するみたいな東洋医学のDNAがあるのだろうか。
月並みな言い方をすれば免疫力を高めるというような。

西洋医学でもプラシーボ効果が見直されているので全く見当外れではないはずだ。
人畜無害の偽薬で病気が治っちゃうというアレです。

大病で苦しんだ経験のない者のたわごとだと感じる人もきっといるでしょう。
西洋医学の恩恵は十分に受けた上での「言いがかり」と思われても仕方がない。

しかし欧米の製薬会社は軍産複合体に繋がる政商で、かのラムズフェルドのような人殺しを生業にする
人物が跋扈する危険地帯。
注意するに越したことはない。

インフルエンザ・ワクチン騒動はどうやら彼らが仕組んだ詐欺的キャンペーンの疑いが強い。
欧米のメディアにはよく書かれているが不思議なことに日本のメディアは殆ど報道しない。

スポンサーに弱いのは何処の国でも同じだと思うが、経営が編集権に優先するという悲しい現実が
日本のメディアにあるようだ。

頸がんワクチンだって降ってわいたような話で実効性も副作用も明らかにされていないのに
5万円の接種を国が全額補助するって。
いかにもアヤシイ。
直接的な副作用の他に、将来の妊娠、出産に影響がでるのではないか。

「テロとの戦い」「環境破壊との戦い」「インフルエンザとの戦い」「頸がんとの戦い」。
同じ臭いだ。

そうなら自衛するしかないな。

以前書きました。
健康診断が高血圧などの成人病を「作り出す」という話。

その健診に鬱病を入れようという動きがあるがこれはアブナイかもしれないと書いた。

(弊ブログ「ツイッター、三原じゅん子、子宮頸がん」ご参照)。

抗鬱剤の副作用については欧米でかなり問題になっているがこれまた日本では全くと言っていいほど
大手メディアは伝えない。

ブルンバーグによるとグラクソ(頸癌ワクチン「サーバリックス」やインフルエンザ・ワクチン「リレンザ」の製造者)の
メジャー抗鬱剤、パキシルの薬害に対し10億ドルの和解金が支払われることになったようだ。

詳しくは知らないが、服用者の子供に先天性の異常が見られるという事で800件以上の訴訟を起こされていたのだそうだ。
日本での服用者はきちんと説明を受けているのだろうか。

ゴーリキーのトスカは誰でも奥底に持つふさぎの虫。
ブラジルのサウダージ、韓国のハン。
愁い、ブルー。
芥川のぼんやりとした不安。

画像はゴッホの「悲しむ老人」。

人類が持つ普遍的な問題ですが、日本での鬱治療は圧倒的に薬品治療に偏重していると言われる。
精神病学会が製薬会社に洗脳されているのだろう。

ブルンバーグ記事

これが検察のやり口か

2010-08-17 01:00:00 | 官僚
100807検察問題を考えるシンポジウム01.flv


怖い話だ。

持病のある被疑者から薬をとりあげる。
一人暮らしなら愛犬を殺処分すると脅す(じっさいに殺処分)。

その間、司法記者クラブ経由の都合のいいリーク。
国選弁護人はヤメ検という仲間内。
頼る人は敵だった。

アメリカから訴追されれば引き渡し。
不平等条約の地位協定では逆は無い。

アメリカでは司法取引で容疑を認める供述書に署名すれば実刑は免れると甘い言葉(でも実刑)。
健康も精神も人格もズタズタにされる。

何故?
911の真実に迫ってしまったのだろうか。


岩上安身ツイットより引用


検察の拷問の手口の一つが、

持病のある人間を

拘置所に留置して、薬を取りあげ、

体調が悪化しても、

ろくな医療行為を受けさせないこと。

先日のシンポジウムに出席した小堀さんのケースがまさにそれ。

同じような目にあった女性のケースを、取材した。

近々ビデオをアップする。




続き。

子宮内膜症を患わっていて、手術を受ける予定だったその女性は、

ある日突然、官憲に連行され、拘置所に連れていかれ、

薬を取り上げられた。3カ月間拘置され、出血が止まらなかった。

凌辱に近い扱いである。




続き。

検事は、

「ペットのワンちゃん、

 殺処分になっちゃうよ」と、

脅した。

脅すだけでなく、拘置されている間に、

愛犬は本当に殺処分されてしまった。




続き。

彼女についた国選弁護人は、

彼女の権利保護の為に何もしなかった。

ずっとのちになってわかったことだったが、

彼は有名なヤメ検弁護士であり、

検察の身内だった。




続き。

三ヶ月の拘置のあと、彼女は米国の官憲に引き渡され、

米国製の手錠、

米国製の腰縄をつけられて、米国に護送された。

犯罪人引き渡し条約により、

米国で訴追された日本国民は、

日本政府に守られることなく、

米国へ送られてしまう。

その逆はない。

日米地位協定という

不平等条約のためである。




続き。

彼女にかけられた容疑は、

9・11同時多発テロの被災者向けのローンを

詐取しようとした弁護士との共謀罪。

本人はまったく身に覚えがない。

米国では、誰かが「あの人と共謀した」というだけで、

罪をかぶせられてしまう。




続き。

彼女にはアリバイもあった。しかし、ろくな審理もなく、

司法取引を強いられる。罪を認めれば、実刑は免れられる。

そういう約束だった。泣く泣くサインしたが、

法廷では何と実刑を言い渡された。




続き。

刑務所送りにされた彼女は、そこで自分と同じように

冤罪で送り込まれたアメリカ人女性と会う。名前はスーザン。

スーザンはひどい拷問で精神を病んでしまっていたが、

同房となった彼女の看護で、回復して行く。




続き。

数年の後、出獄した彼女は、

金も、洋服も、鞄も、

アクセサリーも返されず、

囚人服のまま、日航機に乗せられ、

東京へ送還された。

財産も、家も失った彼女は、

教会で行き倒れ、

聖路加病院の救急救命センターで命を救われた。




続き。

検査によってわかったことだが、長い刑務所生活で、

彼女はB型肝炎に

感染していた。検査も治療も受けさせてもらえなかったが、

自分の体内で抗体を作り出していた。




続き。

彼女は、どんな罪を犯していたというのだろうか。

あの、9・11の際、

倒壊したワールドトレードセンターのビルの

すぐそばにいた彼女は、

事件を目の前で目撃し、アスベスト被害のための証拠として、

粉塵を採取していた。事件現場の写真もとっていた。




続き。

そして、NY在住の一市民として、

ブッシュ政権の対テロ戦争政策に反対し、

日本に帰国しては、目撃した事実を講演で話し、

イラク特措法に反対した。

「罪」があるとすればそれだけだ。その「罰」が、

財産と、健康と、自由と、愛犬の命を失うことであるとは、

誰が予想しただろうか。




続き。

今、彼女は、失意の中から立ち直り、

自分の身に起きたことを

手記にまとめつつある。

冤罪被害者として、

自分の無実を改めて訴え、

私の取材も受け、この秋には、

同房だったスーザンを日本に呼び、

記者会見を行う。




続き。

元CIAだったスーザンは、一足先に単行本を書き、

愛国者法によって訴追された自身の無実を訴えている。

平和を訴えた日米両国の勇敢な女性二人は、

自国の政府によって弾圧されたが、心を折られることなく、

自身の名誉のために、立ち上がろうとしている。


引用終わり



二邦人米に移送へ(2005年10月)

毎日新聞が日本の黒幕はアメリカだと(風向きが?)

2010-08-16 01:00:00 | 政治外交
何やらマイケル・グリーンが小沢一郎と手打ちをしたという声が日に日に大きくなっている(八丈島での魚釣り会談?)。
グリーンと言えば結構小物のジャパンハンドラー。
しかし横田幕府の重鎮だ。

*板垣英憲と言う人が独走で伝えていた。興味ある人はググってブログ見てください。

軍産複合体(戦争屋)の手下と言われてきた人だよね。
小沢が英米覇権主義者=戦争屋の仲間入り?

どうもそうとは言えないようだ。

清和会寄りと言われたNHK解説委員の自殺、ハマコー逮捕(息子は防衛族大物)、
竹中平蔵の子分木村剛の逮捕。
辛抱退社、太田総理打ち切りも。
考えすぎか。

次はあの人気者の元総理?
考えすぎ。

今までの流れと逆でしょ。
戦争屋に対立する勢力(銀行屋ー多極主義者?)が力瘤を出し始めたのか。

ロックフェラーでもジェイさんの方?
そう言えばトヨタ・バッシンングが影を潜めた。

そして在特会(在日特権を許さない市民の会)逮捕。
あの小沢検察審議会申し立てのネトウヨだ。

えっ、検察までが?

そこに、この毎日の変節。
対米従属の走狗、マスメディアまでが。
アメリカが黒幕といいながら明らかに戦争屋に対する非難だ。

官房機密費や外交機密費の毒饅頭を食べていた輩の変節だとしたら裏に大きな勢力の
後ろ盾がなければ言えません、こんなこと(と思う)。

相次ぐ失敗で戦争屋の時代の「終わりの始まり」なのだろうか。
デビッド・ロックフェラーという戦争屋のボスがいよいよ危篤と言うニュースも流れている。

目が離せない。


引用

7月30日毎日夕刊「特集ワイド」記事「日本の政治これから」での、毎日新聞夕刊編集長の近藤勝重と
同紙小菅洋人政治部長との対談。

近藤編集長:小菅さんは前回、「小沢さんは辞めた方がいい」と言いました。
集団の中で自己主張の強い人間を嫌うと、歴史的に「黒幕化」します。
そういう意味でも、「辞めた方がいい」ということかもしれませんが、本当の意味で【日本の政治の黒幕はアメリカ】だと思います。
沖縄の基地問題など、この最大の黒幕に太刀打ちするには、相当な力業が必要です。
そこにも小沢待望論が出てくる素地があると思います。

引用終わり

すごいねこれ。

アメリカに隷属することで政権を担当させてもらった岸、佐藤、中曽根、森、小泉....
それに対して常に排除されたアメリカと距離を置くグループ。

日ソ友好条約を目指した鳩山一郎。
日中友好条約でキッシンジャーを怒らせた田中角栄。
米国債の売却を言った橋本龍太郎
戦後レジームからの脱却を掲げた安倍晋三。
渡辺美喜(清和会別働隊)が企てた1兆ドルの米国債購入を拒否し、辞任した福田首相。

その後継者が小沢であり徹底的な官報によるバッシングを受けてきた。

我々がいうのと訳が違う。
マスメディアはこぞってアメリカ黒幕という実態を隠蔽してきた。

そのマスメディアの夕刊と言えども編集長です。
毎日新聞のの方向転換とも取れなくはない。

CIAの手先讀賣や船橋朝日がどう出るかによって見えてくる?
やっぱり黒幕は健在のようだ。
 



そげか

2010-08-14 01:00:00 | 週末
ゲゲゲの鬼太郎オープニング '60s


「げげげの女房」、毎日楽しみに見ている。

数年前に「水木さんの幸福論」という本を読んで興味を持った。
本の作者は水木しげる。
自分のことをさん付けにする「ちょっこし」変なおじいさんだ。

面白かったのでいつか改めて紹介したいが、奇人変人には幸せな人が多いと公言する確信犯だ。
熱中することに意味がある。
熱中すれば努力もできる。

しかし努力が報われるとは限らない。
でも好きなことをやってればそれでいいじゃないかと言う事。

思いだしたが、少し忙しくなってアシスタントに講談師の田辺一鶴を雇ったとか書いてあったなあ。
もしかして、あの漫画の下手なアシスタント(柄本明の息子)か。