なにやら上海株が大きく下げたんですねえ。
他の国の上下動に関係なくズルズル下げている中国株。
バルティック海運指数も底が抜けたのだろうか。
心配な動きです。
さて、本題。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d0/1d79174b61e718079ebb09d3ba19dd7a.jpg)
大阪地裁の「障害者団体向け割引郵便制度の悪用事件」。
虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長村木厚子被告。
22日が論告求刑公判でした。
検察側は、部下の同省元係長上村勉被告が偽の団体証明書を作成したとした上で、
「村木被告の指示がなければ実行不可能」と指摘。
「重大な役割を果たした」として、村木被告に懲役1年6月を求刑した。
驚きますねえ、検察。
小沢の腹心叩きのために村木局長の罪状を考案した。
しかし検察の唯一の証拠である上村被告の取り調べ調書の信憑性が疑われ証拠としての採用を裁判所が拒否。
つまり、全く証拠がないのに懲役1年6月求刑とは。
自分たちに言う事は正義なんだという思いこみか。
あるいは一度立件したことは引っ込められないという役人の保身か。
朝日の社説さえ:
『大林検事総長―国民と「協働」する責任』として最近の検察をめぐる不祥事に対して厳しい指摘をしている。
大阪地検の郵便不正事件捜査の問題や西松建設事件についての検察の説明責任にも言及した。
まあ、アリバイ作りでしょうが(笑)。
司法記者クラブを通して検察に都合のいい世論作りをしていたのは誰だ!
東京高検では笠間東京高検検事長の就任会見で「検審の起訴相当議決を見越して証拠がないのに起訴するのは御法度」
と当然のことを言っている。
それほど地検特捜部が狂った暴走を続けていることに批判が高まっている(マス・メディア以外)
なかでのこの求刑。
例によって村木さんを悪人扱いしたメディアは本件を殆ど報道しない。
長野サリン事件で河野さんを犯人扱いした反省はどこにいったのか。
あああ、検察側の証人もこんなことを。
推定有罪でもなんでもあり。
無罪になっても上告するのでしょうか、メンツのために。
恐ろしさを通り越して哀れを感じる検察ファッショ。
誰でも彼らのさじ加減で犯罪者に仕立てられる。
角栄さん、金丸さん、藤波さん、植草さん、佐藤福島県知事、佐藤優さんらの国策捜査。
村木さんの名誉回復と社会復帰を願いましょう。
郵便不正 「村木被告関与、消去法で」…凛の会元会長が証言
郵便不正に絡み、厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)の指示を受け、偽の障害者団体証明書を発行したなどとして、
虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚労省元係長・上村勉被告(40)の公判が23日、大阪地裁であり、
自称障害者団体「凛(りん)の会」元会長・倉沢邦夫被告(74)が検察側証人として出廷した。
倉沢被告は、「村木被告から証明書を受け取った」とする自らの捜査段階の供述について
「自発的に供述したわけではない。消去法で村木被告しか思い当たる人がいなかった」などと証言した。
倉沢被告は、村木被告の公判でも「村木被告から受け取った」と証言。
検察側は22日の村木被告の論告で「迫真性のある言葉で語られている」として有罪立証の根拠としていた。
(2010年6月24日 読売新聞)
そして検察への不信感が強まる中メディアは保身をし始めた。
産経新聞も「風」を読んでいる。
共犯者告発?
こちらもガス抜き、ただのアリバイ工作です。
ここでも検察リークを垂れ流した自分の責任については知らんぷり。
【風を読む】論説委員・松村雅之 信じがたい特捜の捜査
2010.6.15 07:33
特捜部といえばこれまで、巨悪に鋭い捜査のメスを入れる検察集団とされていた。
特捜部は東京と大阪、名古屋の3地検にしかなく、自他ともに認める検察庁のエリート検事の最強捜査機関である。
戦後最大の疑獄といわれるロッキード事件に代表されるように政治家や官僚が絡んだ数々の事件を手がけ、国民から絶大な信頼を得てきた。ところが、その信頼を根底から覆す異常事態が起きている。
大阪地検特捜部は昨年2月に障害者団体向けの郵便割引制度を悪用した郵便不正事件を摘発し、厚生労働省元局長らを逮捕・起訴し現在、大阪地裁で公判が続いている。
検察側に衝撃が走ったのは、先月26日の第20回公判でのことだ。裁判は初公判から荒れ気味で元局長は一貫して無罪を主張し、捜査段階で元局長の関与を認めていた元部下らも公判に入ると、ことごとく捜査段階での供述を翻した。
問題の公判で、裁判長は元部下らの供述調書の大半を、「検事の誘導で作成された」と述べ、証拠として採用しないことを決めた。裁判長は、大阪地検特捜部の捜査手法を厳しく批判しており、これで元局長が無罪になる公算が大きくなっている。
特捜部はあらかじめ事件の構図を描き、供述調書をこれに当てはめていくという、信じがたい捜査をしたと推測される。
取り調べで被疑者を誘導して自白させるという典型的な冤罪(えんざい)のケースである。堅実な調べで定評がある「特捜」で前時代的捜査が今も行われていたとは…検察全体に与える影響は計り知れない。
判決は9月上旬の予定だ。無罪判決が出れば、検察当局はこの事件の捜査を徹底検証し、結果を公表することを求めたい。
他の国の上下動に関係なくズルズル下げている中国株。
バルティック海運指数も底が抜けたのだろうか。
心配な動きです。
さて、本題。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d0/1d79174b61e718079ebb09d3ba19dd7a.jpg)
大阪地裁の「障害者団体向け割引郵便制度の悪用事件」。
虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長村木厚子被告。
22日が論告求刑公判でした。
検察側は、部下の同省元係長上村勉被告が偽の団体証明書を作成したとした上で、
「村木被告の指示がなければ実行不可能」と指摘。
「重大な役割を果たした」として、村木被告に懲役1年6月を求刑した。
驚きますねえ、検察。
小沢の腹心叩きのために村木局長の罪状を考案した。
しかし検察の唯一の証拠である上村被告の取り調べ調書の信憑性が疑われ証拠としての採用を裁判所が拒否。
つまり、全く証拠がないのに懲役1年6月求刑とは。
自分たちに言う事は正義なんだという思いこみか。
あるいは一度立件したことは引っ込められないという役人の保身か。
朝日の社説さえ:
『大林検事総長―国民と「協働」する責任』として最近の検察をめぐる不祥事に対して厳しい指摘をしている。
大阪地検の郵便不正事件捜査の問題や西松建設事件についての検察の説明責任にも言及した。
まあ、アリバイ作りでしょうが(笑)。
司法記者クラブを通して検察に都合のいい世論作りをしていたのは誰だ!
東京高検では笠間東京高検検事長の就任会見で「検審の起訴相当議決を見越して証拠がないのに起訴するのは御法度」
と当然のことを言っている。
それほど地検特捜部が狂った暴走を続けていることに批判が高まっている(マス・メディア以外)
なかでのこの求刑。
例によって村木さんを悪人扱いしたメディアは本件を殆ど報道しない。
長野サリン事件で河野さんを犯人扱いした反省はどこにいったのか。
あああ、検察側の証人もこんなことを。
推定有罪でもなんでもあり。
無罪になっても上告するのでしょうか、メンツのために。
恐ろしさを通り越して哀れを感じる検察ファッショ。
誰でも彼らのさじ加減で犯罪者に仕立てられる。
角栄さん、金丸さん、藤波さん、植草さん、佐藤福島県知事、佐藤優さんらの国策捜査。
村木さんの名誉回復と社会復帰を願いましょう。
郵便不正 「村木被告関与、消去法で」…凛の会元会長が証言
郵便不正に絡み、厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)の指示を受け、偽の障害者団体証明書を発行したなどとして、
虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚労省元係長・上村勉被告(40)の公判が23日、大阪地裁であり、
自称障害者団体「凛(りん)の会」元会長・倉沢邦夫被告(74)が検察側証人として出廷した。
倉沢被告は、「村木被告から証明書を受け取った」とする自らの捜査段階の供述について
「自発的に供述したわけではない。消去法で村木被告しか思い当たる人がいなかった」などと証言した。
倉沢被告は、村木被告の公判でも「村木被告から受け取った」と証言。
検察側は22日の村木被告の論告で「迫真性のある言葉で語られている」として有罪立証の根拠としていた。
(2010年6月24日 読売新聞)
そして検察への不信感が強まる中メディアは保身をし始めた。
産経新聞も「風」を読んでいる。
共犯者告発?
こちらもガス抜き、ただのアリバイ工作です。
ここでも検察リークを垂れ流した自分の責任については知らんぷり。
【風を読む】論説委員・松村雅之 信じがたい特捜の捜査
2010.6.15 07:33
特捜部といえばこれまで、巨悪に鋭い捜査のメスを入れる検察集団とされていた。
特捜部は東京と大阪、名古屋の3地検にしかなく、自他ともに認める検察庁のエリート検事の最強捜査機関である。
戦後最大の疑獄といわれるロッキード事件に代表されるように政治家や官僚が絡んだ数々の事件を手がけ、国民から絶大な信頼を得てきた。ところが、その信頼を根底から覆す異常事態が起きている。
大阪地検特捜部は昨年2月に障害者団体向けの郵便割引制度を悪用した郵便不正事件を摘発し、厚生労働省元局長らを逮捕・起訴し現在、大阪地裁で公判が続いている。
検察側に衝撃が走ったのは、先月26日の第20回公判でのことだ。裁判は初公判から荒れ気味で元局長は一貫して無罪を主張し、捜査段階で元局長の関与を認めていた元部下らも公判に入ると、ことごとく捜査段階での供述を翻した。
問題の公判で、裁判長は元部下らの供述調書の大半を、「検事の誘導で作成された」と述べ、証拠として採用しないことを決めた。裁判長は、大阪地検特捜部の捜査手法を厳しく批判しており、これで元局長が無罪になる公算が大きくなっている。
特捜部はあらかじめ事件の構図を描き、供述調書をこれに当てはめていくという、信じがたい捜査をしたと推測される。
取り調べで被疑者を誘導して自白させるという典型的な冤罪(えんざい)のケースである。堅実な調べで定評がある「特捜」で前時代的捜査が今も行われていたとは…検察全体に与える影響は計り知れない。
判決は9月上旬の予定だ。無罪判決が出れば、検察当局はこの事件の捜査を徹底検証し、結果を公表することを求めたい。