国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

淡路撤収(取り敢えず)

2011-04-30 01:00:00 | 週末
jupi apr11 in awaji


やるなあ、ジュピー。

トイチャンの部屋から見る淡路の海は最高だ。



しばらく淡路とお別れ。
次は夏だね。

今週木曜日はトイチャンの*3回目の誕生日だった。
偶々、アルバ月例ライブの日で上京中のトイチャンとグッドタイム。
ゲスト参加のベテランピアニスト青木弘武さん、さすが。

いつもの仲間に加え、とても懐かしい顔も。
石油時代の取引先だったkさん。
JAZZフルートを嗜まれるということで、
ジャムセッションにお誘いすることになった。

来てくれる友人がいるからこその楽しい時間だ。
幸せ者だと思った。

連休は八ヶ岳。
まだ寒いかな。

原子炉の安全システムがよくわかる動画(でんこに首ったけ)

2011-04-29 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育


放射能汚染は続く。
ハワイでプルトニウム239が平常値の43倍、カリフォルニアで11倍を検出。
F-1-3が原因かどうかは確定できないが極めて稀と。

どさくさ紛れで誰か核実験したのかも知れないが。
チェルノブイリ基準では積算で茨城が避難対象地区に、東京も低度汚染地区らしい。

原発の勉強を続けよう。

このところ不買運動の話も出ている東芝。
半導体投資の拡大路線で喘いでいた東芝を救ったのが原発推進の現佐々木路線だった。
そんことを経済ニュースとして受け止めていた311前が懐かしい。

原子炉の安全システムがよくわかる動画だ。
短いが分かり易い。
二重三重の防御システムだが全て電気で稼動する仕組みになっていいる。
地震で制御棒が作動して原子炉が緊急停止できたのは不幸中の幸いだったようだ。

しかし津波で電源が失われると全ての安全装置も機能しなくなる。

家庭でも代替エネルギーのガス供給は全て電気による駆動だよね。
ガスストーブも湯沸かし器も使えない。
あなたなしでは暮らせない僕たちなんだね、でんこちゃん。
じゃーん。

東芝原子力事業部
模型で学ぶ原子力発電
安全性説明模型



やっと見たミリオン・ダラー・ベイビー

2011-04-28 06:15:43 | 本、映画、イベント



ツタヤの宅配レンタル。
毎月4本まで借りられて1000円弱。
しかも延滞金無しだ。

安い!
一番最近借りたのが山田洋次の「おとうと」と「ミリオン・ダラー・ベイビー」。
六ヶ月前だ。

映画を見るのも気合いがいる。
2-3時間だからね。
気分が乗らないこともある。

2本見るのに六ヶ月かかった。
高い!

先に「おとうと」を見た。
寅さんと同じだが、バカな兄貴でなく、バカな弟だ。

個人的な感想で言えば吉永小百合もツルベエもイマイチかな。
個人の趣味で申し訳ないが。
何れにせよどう見ても実の姉弟に見えないし。
寅さんをリメークする意味も伝わって来ない。

ミリオン・ダラー・ベイビーの話だった。
期待していた。
「グラン・トリノ」や「硫黄島からの手紙」のクリント・イーストウッドだ。
「ローハイド」のロディーがここまで来るとは。
ユミさんからも勧められていた。

一言で言えば、文句なしの傑作だ。
グラン・トリノと双璧。
しかしグラン・トリノのタオは家族に守られていた。
主役はウオルト(イーストウッド)ただ一人。

この映画は違った。
天才女子ボクサー、マギーの家族は最低だ。
見事なほどの最低さは殆ど「イエイ!」の世界だ。

だからこそ尚更光り輝くマギー。
ヒラリー・スワンクが美しい。
それをイーストウッドとフリーマンがしっかり支える。

「尊厳」の話だ。
尊厳のある死は必ずしも悲惨でない。

人種も、階層も、宗教的タブーも超えるイーストウッド・ワールド。
見て損はない。
六ヶ月も借りっ放しでゴメン。



やはり児童被曝限度引き上げは無茶らしい

2011-04-27 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育



原子力安全委員会は23日になって一日あたりの放射性物質料が1日当たり154兆(テラ)ベクテルに
及んでいたことを発表した。
これは放射量が落ち着いた今月5日の時点でだそうだ。
18日も前のこと。

やはり政府は具合の悪いことは言わない。
後になってチョロっと流す。
同委員会は今まで5日時点で1時間あたり1テラベクテル以下と言ってたんだね。
つまり大嘘だ。

この度統合本部で会見を1本化する方針を出した現政権。
東電、保安院、原子力委員会の三者だ。
で、そしてあろうことか岩上安身の中継とか一部フリー・ジャーナリストを閉め出そうとした。

つまり彼らなりのジャーナリスト像があって、それに合わない人達を排除する。
国民の知る権利など歯牙にもかける様子がない。

簡単に言えば都合の悪い質問をシャットアウトしようとした。
今回のような大嘘でも既存メディアは突っ込まない。

ネットを見てない人は知らないが当然大反発が起きた。
最後は河野太郎が細野首相補佐官に掛合い閉め出し作戦は失敗した。

全く油断も隙もあったもんじゃない(笑)。

笑っていられないのは放射性物質の放出量だ。
オーストリアの気象地球力学中央研究所(ZAMG)によると、今回大気中に放出された放射性物質の量は
1986年のチェルノブイリ原発の事故をすでに超えているのだと。

国連から委任を受け、世界各国の観測網を駆使し放射性物質の流出量や移動経路を分析しているZAMG。
放射能測定の権威だ。
「福島第一原発で事故が発生して以来、 一日平均5000兆-5京(兆の1万倍)ベクレル(放射能の量を表す単位)の
セシウム137(放射性セシウム)や、10京ベクレルのヨウ素131(放射性ヨウ素)が蒸気となって大気中に放出された」
と発表した。

チェルノブイリ原発の事故が発生してから10日間に放出されたセシウム137の量は8.5京ベクレル、
ヨウ素131は同じく176京ベクレル。
どうやらこれを既に上回っている。

チェルノブイリのように原子炉が爆発したのでないから全然次元が違うと言う人が多かったが...
原子炉や使用済み燃料貯蔵プールにある核燃料の量がチェルノブイリの10倍なので
放射性物質の流出量はより多いとみられる。

困ったことに収束の目処はついていない。
海洋に流される汚染水もある。

騒ぐな、というお達しにも拘わらず放射能汚染はとんでもないレベルに達した。

そして政府は福島県の子どもを年間許容量を20mSvまで上げた。
それが「対策」だ。
子供たちは外部被曝の他、放射能を含んだ水を飲み、放射能を含んだ砂ぼこりを吸い込む。
しかも売れなくなった地元の野菜を給食に出すとか。
内部被曝もあるのだ。

酷い話だが主要メディアは不思議と無視。

20ミリシーベルトは原発作業員の最大許容被曝量だったのではないか。

「子どもは大人よりも放射線への感受性が高い」とオットー・フーク放射線研究所のエドムント・レルンフェルダーは憤慨する。
「より多くの発ガンの可能性を考慮しなければいけないのは確実だ。政府は限界値を法的に逸脱したのだろうが、道徳的には許されない。」

「福島カタストロフ〜日本は子どもに対して高い放射線値を確定した」
2011年4月21日 シュピーゲルオンライン


昔、輸入牛肉を自由化しない理由に「日本人は欧米人より腸が長く、肉が腸内で腐る」と
言った人がいた。
その内「日本の子供は世界一放射能に強いよい子だ」くらいなこと言いかねない。

最低の政権だという気がしてきた。




司令官は有能か(もう米国に頼みたいという意見も)

2011-04-26 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育



タイムズは世界で最も影響力のある100人に桜井南相馬市長を選んだ。
菅さんや枝野さんではなっかった。
ユーチューブで自分たちの苦境を直接世界に訴えた相馬さん。
政府と東電からろくな情報が無く、孤立して飢えに苦しんでいると。

曖昧で意味不明な言論を繰り返す普通の政治家と違う、というタイムズの政府首脳に対する嫌味だ。
記者クラブから疎外されている海外メディア、日本のエスタブリッシュメントに対する
不信感の表れとも言える。

よく言われること。
日本人は実務レベルの能力は非常に高いが、地位が上に行くほど無能になると。
私が言っているのではない。
日本を知る海外の人たちの評価だ。

政治家は国際会議に出ても大抵は官僚の作ったペーパーを棒読みするだけ。
マジな(台本のない)質疑応答はNGだ。

政治家ばかりが批判されるが実業も同じようなものだと感じた。
自分が14年在籍した大手商社での経験。
世界企業とも自称していた。

海外に駐在していると下っ端でも会社のトップと触れるチャンスが少なくない。
出張で訪れる役員が駐在員を集めて話をするわけだが、
印象に残った人全くと言うほどはいなかった。

80年代初めは景気が後退し業績もあまり好調とは言えなかった。
来る人、来る人皆んな同じ。
会社も楽ではないから、皆危機感を持って頑張れ。

それで?
それだけ。
何もないんだなあ、メッセージが。
給料増えませんよ、という暗示だけ(笑)。

ビジョンを持って語れる人材がいないわけではない。
そういう人は何故かトップになれない。
経営より統治だな、日本では。

上の人が言う事は、普通のときは「大変だから頑張れ」。
ヤバくなると「いやあ実は大丈夫」。

おお、何だか原発の政府発表に似ている。
それと復興のビジョンも無く増税の話とか。
みみっちいね。

やはり養老さんや内田樹のいう「辺境国家」だ。
トップが自前のビジョンで世界に打って出ると言うタイプの国ではない。
自分の周りにもっと進んだ文明があってそれにキャッチアップするのが得意。

日清・日露そして第一次大戦の漁夫の利で急に大国になったときは大失敗が待っていた。
勘違いの自信過剰を海外に持ち込んで自滅した。
その後はひたすらアメリカの影でいいとこどりの経済成長。

まあ、そういうわけで日本はエリート国家ではない。
普通の人が普通以上に働くことで世界に伍してきた。

南相馬市長の話でそんなことを考えていたら秦郁彦氏の記事が目に止まった。
下にリンク貼りました。




ノモンハンの戦いで敵方の指揮官が評した日本軍は
「下士官兵は優秀、下級将校は普通、上級幹部は愚劣」だそうだ。

そして

引用

ノモンハンでの敗戦は大本営と関東軍のエリート参謀らが根拠もなしに
「ソ連軍は弱い」と見くびり打つ手がことごとく後手に回った事が原因。

福島原発事故では大本営たる経産省(保安院)、関東軍に当たる東電が同じ轍を踏んだ。

引用終わり


「くだらない政府の下で国民はよく頑張っている」(ル・モンド)


【正論】
現代史家・秦郁彦 原発処理、もう米国に頼みたい








ほほう(再生エネが原発逆転)

2011-04-25 01:00:00 | 備忘録



風力、太陽熱、地熱等再生エネルギーはコスト的にも量的にも原子力に替り得ない。
原子力を否定する意見は現実的でない。
みたいな話は良く聞く。
世の中のオヤジは大抵そう言う。

実は何となくそうだと思っていたワタシ。
十分オヤジだ。
しかし下の記事を見るとそうでもないかも(上の図もそこから)。

もしかして我々は経産省の原子力政策に洗脳されてきたのかもしれない。
ブツは電事連が散播く800億円のメディア及び学会対策費だ。
仕切るのは電通か。

そして立地を受け入れる地域に落ちる巨額のマネー。
あの無用の怪物「もんじゅ」の敦賀では市長候補が全て推進派だったとか。
「原発は儲かる」と読んだ正力松太郎は正しかった。
何のことはない、財源は全て我々が払う電気代だ。

NHKの世論調査では今でも原発廃止は12%。
秘密は「日本は電力の3割を原子力発電でまかなっていますが」という切り出しだ。
誘導尋問とも言う。
前の質問が「原発の安全性に不安を感じますか」だったら結果はどうだろう。

一方ロイターの調査では66%が原発廃止。
日本ではNHKや朝日新聞の調査が信頼される。

再生エネルギーの可能性はひと先ず置くとしても、原発は本当に必要か。
誰かが言っていたが原発の寿命が60年として1000年に一度の事故が起きる
確率は6%。
被害額が100兆とすると6兆円の追加コストだ。

経済性があるとは言えないな。
そして使用済み核燃料。
地下深く埋めても100-200年立たないと自然に戻せない。
しかも日本にはそんな用地はない。

クリーンでも安価でもない。
そんなものに頼ることに現実的な合理性があるのか。
6兆円あったらかなりの省エネ投資や代替エネルギー投資ができるはずだ。

6兆円に原発の数をかけたら、たいした金額だ。
それだけのリスクがあるということ。
原発推進論者の学者さんは総退却。

国防上も問題だ。
原子炉に対するテロとかは昔から言われてきたが、外部電力を遮断すれば
原子炉は自滅だ。
つまり核兵器が無くても原発を制御不能にして放射能をばら撒ける。

いいじゃないのオール電化でなくても。
少し不便だが昔の生活も悪くない。

どうする、ニッポン。
昭和20年代生まれの当ブログははエネルギー3割減(原発抜き)でいいよ。





東京新聞
再生エネが原発逆転
4月16日夕刊




2011年4月16日 夕刊


 【ワシントン=共同】
二〇一〇年の世界の発電容量は、風力や太陽光などの再生可能エネルギーが原発を初めて逆転したとする世界の原子力産業に関する報告書を、
米シンクタンク「ワールドウオッチ研究所」が十五日までにまとめた。

 原発は、安全規制が厳しくなったことや建設費用の増加で一九八〇年代後半から伸び悩み、二〇一〇年の発電容量は三億七千五百万キロワット。
一方、再生可能エネルギーは地球温暖化対策で注目されて急激に増加し、風力と太陽、バイオマス、小規模水力の合計は三億八千百万キロワットになり、初めて原発を上回った。

 報告書は、福島第一原発事故の影響で廃炉になる原発が多くなり、新設も大幅には増えず、再生可能エネルギーとの差はさらに開くとみている。

 報告書によると四月一日現在、世界で運転中の原発は三十カ国で四百三十七基。運転開始から平均で二十六年が経過、
このうち百四十五基は、二〇二〇年までに運転開始から四十年を迎える。四十年を超えて運転する原発は限定的になるとみられるという。

 世界の総発電量は、石炭、天然ガス、石油などの火力発電が半分以上を占め、原発は13%程度。



業ありトイレ

2011-04-23 01:00:00 | 週末
週末は孫と淡路だ。
家内はスペインのテネリフェ、次女はモスクワに行っている。
ちょっとスケールは小さいが、こっちも海外だい。

孫の避難も兼ねて一ヵ月間貸して頂いた部屋。

本当にいい所だ、淡路島。
「こだわりの人」といちゃんのマンション内だから立地や間取りも最高。

しかしちょっと遠いな。
原発事故が悪化する可能性もあるが取り敢えず撤収。

と言う訳で期日前投票に行ってきた。

世田谷区議と区長だ。

先ずは区議。
ずらっと並んだ候補者のポスター。
しかし56人が当選だとすると、かなり当選率高い。
まあ楽な選挙だ。
これで1500万円+アルファは悪くない。

区民にとってはよくない(多分)!

「減税世田谷区」で河村たかしに続けと言っている人がいたので一票入れてきた。
議員定数削減をお願いしたいという超消極的な投票だ。
区議会議員ははボランティアでいいんじゃないかと思っているくらいだ。

区長だ。
入れちゃいましたよ、社民党の人。
Twitterやブログで結構まともなことを書いている。

何より嫌いだったサヨク。
今でも好きではない。
しかし最近の自分の言動はちょっとサヨクっぽいかもしれない(笑)
どうしたことか。

学生時代は学校内も新聞、雑誌もサヨクが主流。
胡散臭さを感じていた一人だ。
全共闘世代などとは絶対言われたくない。
だからホシュ?
もしかしてウヨク?

しかし最近ホシュっぽくなった世の中。
あのアサヒやマイニチもだ。
ううん、これも胡散臭い。
だからサヨク?

単に天邪鬼なだけかもな。





全然関係ないが恐るべきトイレ


ドイツもやるなあ。

あまり変わっていなかった日本

2011-04-22 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育



人類始まって以来の放射能物質の海洋投棄。
低濃度汚染水という勝手な命名で日本にいる限りは余り問題にされない。

勿論、正真正銘の汚染水であり低濃度では全くない。
こんなことを中国やロシア、韓国あたりがやったら日本のメディアは何と言うだろう。
もし北朝鮮がやったら(笑)

チェルノブイリ事故を人類の危機と大騒ぎしたのに自国のことになるとやけに控えめだ。
上杉隆に言わせると汚染水海洋投棄で日本は環境テロ国家になったとか。
アメリカには一応お伺いを立てているだろうから、アメリカはテロ支援国家ということか(笑)。

諸外国には予定を通知はしていたがその実施についてはきちんと通告されていなかったようだ。
汚染水放出の3時間前に各国在京大使館向けの説明会を実施。
しかし在京149カ国の大使館のうち51カ国しか出席しなかった。

一斉メール・ファックスを送ったのが放出開始2分後で「本日中に開始される」と未来形だった。
説明会に出なかったロシアや韓国は抜き打ちだと怒っている。
何だか真珠湾攻撃が卑劣な闇討ちとされた事例とそっくり。
学んでいないなあ。

そして大本営発表。
細野補佐官がしらっと認めた炉心のメルトダウン。
「格納容器からの漏れでありメルトダウンと考えていたが、そう積極的に発表する気分にはなれなかった。」

何すか、これ。
メルトダウンの件はCNN等海外メディアが最初から書いていた。
しかし否定してたよね、キッパリ。
枝野さんあたりは確信犯でわざと自己流限定定義をしてメルトダウン=格納容器の底が
抜けるみたいなことだから、まだなっていないと。

そして勿論日本のメディアは一切触れなかった。
プルトニウム、プルサーマルと並ぶ放送禁止用語だった。
そしてパニクるな、という上から目線の言葉が政府やメディアから。
管理・統治のほうが国民保護に優先する。

旧満州でも一般人は逃げるなと言われてソ連兵らの犠牲になった。
軍首脳部は真っ先に逃げ出した。

何度もだまされないほうがいい。


旧ソ連並み(官邸に巣食う御用学者は放射能被害は軽微だと)

2011-04-21 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
官邸のホームページに驚くべき報告書が上がっていると聞いた。
原発技術関係の学者さんたちは自分たちの誤りに気付き総退却だが
放射能医学のほうは相変わらずだ。

チェルノブイリ事故は旧ソ連がちゃんと検証しなかった。
しかし現実には多くの被害者が出ているのは世界の常識だ。
どれだけ控えめにカウントしたらこう言う数字になるのだろう。

こんな屑情報をシラっとホームページに載せているところを見ると
官邸の連中の認識はこの程度だな。

世の中がパニックにならないためには嘘をついてもいいと思われる節がある官邸。
一歩進んで自分たちも耳障りな情報を避け、聴きたい話だけきいているのか。
こんな奴らに上から目線で「買い溜めするな」「パニクるな」「騒ぐな」と
言われるのは少々苛つく。

「チェルノブイリの原発事故は福島の10倍の放射能が検出された」みたいなことが
平然と言われるわけだ。
チェルノブイリの25年分と福島の1ヶ月とを比較してどうする。
こっちはまだ原子炉コントロールの見通しもたっていない。
それと海水に流した放射能は入ってないだろうが。

文部科学省が校庭など、幼稚園や学校の屋外で子供が活動する際の放射線量の基準を
福島県に示す方針を固めたと報道された。
例の児童生徒の年間被曝許容量を20ミリシーベルト(2万マイクロ・シーベルト)と言う奴だ。

20ミリシーベルトといえば、原発労働者の年間の許容被曝量ですぞ。
安全対策は許容量を上げることなのか。

国は国民を守る気も健康被害を補償する気もないというだよ。
何度も言うが{てんてんこ」で自分を守ろう。



(佐々木センセイ)



チェルノブイリ事故との比較
平成23年4月15日
(官邸ホームページ)


削除されるかもしれないのでコピペしますね。


チェルノブイリ事故との比較
平成23年4月15日

チェルノブイリ事故の健康に対する影響は、20年目にWHO,
IAEA
など8つの国際機関と被害を受けた3共和国が合同で発表し、
25年目の今年は国連科学委員会がまとめを発表した。これら
の国際機関の発表と福島原発事故を比較する。

原発内で被ばくした方
*チェルノブイリでは、134名の急性放射線傷害が確認され、3
週間以内に28名が亡くなっている。その後現在までに19名が
亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない。
*福島では、原発作業者に急性放射線傷害はゼロ、あるいは、
足の皮膚障害が1名。

事故後、清掃作業に従事した方
*チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシ
ーベルトで、健康に影響はなかった。
*福島では、この部分はまだ該当者なし。

周辺住民
*チェルノブイリでは、高線量汚染地の27万人は50ミリシーヘ
゛ルト以上、低線量汚染地の500万人は10~20ミリシーベル
トの被ばく線量と計算されているが、健康には影響は認められ
ない。例外は小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に
飲用した子供の中で6000人が手術を受け、現在までに15名が亡
くなっている。福島の牛乳に関しては、暫定基準300(乳児は100
)ベクレル/キログラムを守って、100ベクレル/キロ
グラムを超える牛乳は流通していないので、問題ない。

*福島の周辺住民の現在の被ばく線量は、20ミリシーベルト
以下になっているので、放射線の影響は起こらない。

一般論としてIAEAは、「レベル7の放射能漏出があると、
広範囲で確率的影響(発がん)のリスクが高まり、確定的影響
(身体的障害)も起こり得る」としているが、各論を具体的に
検証してみると、上記の通りで福島とチェルノブイリの差異は
明らかである。

長瀧重信 長崎大学名誉教授
    (元(財)放射線影響研究所理事長、国際被ばく医療
協会名誉会長)
佐々木康人(社)日本アイソトープ協会 常務理事
     (前 放射線医学総合研究所 理事長)

カネの切れ目が(転向する学者さんがお手上げ宣言)、今更言われても

2011-04-20 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
理科系難民という話があったが今回の事故で原子力関係の難民が学者・技術者
の間で増えそうだ。
今後は電事連も巨額な援助を学会に続けることは難しくなる。

さて最近は御用学者という呼び名が定着しつつある推進派のセンセイたち。
いよいよお尻に火がついて全面退却みたいだ。

象牙の塔の重鎮。
「16人は東京大学名誉教授、京都大学名誉教授、東京工業大学名誉教授など錚々たるメンバーで、
原子力安全委員会や原子力委員会の歴代委員長や委員を務めるなどした日本を代表する原子力の専門家たち」だそうだ。



(松浦祥次郎センセイは2000ー2006年の原子力安全員会の委員長.....例の5分の定例会議で1680万円という仕事)

とにかく、すんませんでした。
しかも殆ど打つ手なしのお手上げというギブアップ宣言。
こうなったら先に謝り勝ち、の様相だ。



「原子力の平和利用を先頭だって進めてきた者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝する」

「私たちは事故の推移を固唾を飲んで見守ってきた。
しかし、事態は次々と悪化し、事故を終息させる見通しが得られていない」

「膨大な放射性物質は圧力容器や格納容器内に拡散・分布し、その一部は環境に放出され、現在も放出され続けている」
 
「特に懸念されることは溶融炉心が圧力容器を溶かし、格納容器に移り、大量の水素ガスの火災・爆発による
格納容器の破壊などによる広範で深刻な放射能汚染の可能性を排除できないことである」

「当面なすべきことは原子炉及び使用済み核燃料プール内の燃料の冷却を安定させ、
大量の放射能を閉じ込めること。
これを達成することは極めて困難であるが、これを達成できなければ事故の終息は覚束ない」

「原子力の平和利用を進めて、まさかこういう事態、これほど国民に迷惑をかけるような事態は予測していなかった。
結果的にこういうことになっていることについて、原子力を進めてきた人間として、
国民に謝らなくてはならないという気持ちは、みんな持っていると思う」

「(我々は)余計なことを言わなくてもいい年齢だけれども、黙っていられないと。
とにかく早くこの状況を抜け出して頂きたいという思いでまとめた」

「当面の難局を乗り切るためには、関係省庁に加え、産業界、大学等を結集し、
我が国がもつ専門的英知と経験を組織的、機動的に活用しつつ、総合的かつ戦略的な取り組みが必須である」

「国民にたいへん申し訳ない。私にとって痛恨の極みだ。この事故を反省し、よく考えていかないといけない」


まさに泣きべそ状態。
学者はいざと言う時には役に立たないなあ。
その割には有害だった。


<原発推進学者が次々懺悔 「国民に深く陳謝する」>




即効性のある支援がオマーンから

2011-04-19 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
地震、津波、原発事故の被災者にできること。
やはり義援金しか思いつかない。

最初はグルポン(応募額の倍が日赤に)、そして日赤に直接。
日赤には月極の定額方式が有ったので、気持ちを忘れないためそれにした。
後は千葉県旭市飯岡地区で直接手渡し。

やはり被災地の地方自治体に直接渡る方が有効に使われるだろう。
岩手、宮城、福島などの市町村に送金しようと思う。
少額で焼け石に水だが無いよりはいい。

しかし被災地のお役に立っているという実感は無いな、残念ながら。

阪神淡路の時も義援金が届いたのが半年後からと聞いた。
しかも官僚の事務費が30%だ。
効率が悪い。

別に官僚の焼け太りだと非難するつもりはない。
多分彼らなりに頑張ってくれているのだろう。

しかし役不足は否めない。
実効性のあることを片っ端からやっていくと言うやり方は不得意だ。
平等に固執して不平等(悪平等)になることも有る。
何より、民間企業と違い時間の感覚が無い(致命的に少ない)。

未曾有の危機にはマニュアルは無い。
必要なのはスピード感だ。
この辺は政治家の出番だと思うが存在感のある人は出てきていない。




そこへ行くとこのオマーンの王族系社長は凄い。
さすがビジネスの世界の人だ。
義援金を送るのは時間かかるので南相馬の町工場に26億円分の発注をした。
浄水器700台と大型浄水装置14台。

南相馬は屋内避難の対象地域だ。
元々ここから浄水システムを買いつけていたようだ。

 

注文を受けた落合工機は早速従業員を呼び戻し生産を再開する。
更に地元での新規雇用も計画中だ。
会社では自分たちの技術が世界から求められていると胸を張る。

福島のニュース
南相馬の町工場、浄水器を大量受注 
オマーンの取引先が支援






東電社長がやっと出てきましたね

2011-04-18 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
連日の野球観戦。
球場に足を運ぶワクワク感は堪えられない。
しかしこの数日、花粉症がただちに身体に影響を及ぼしている。

ヤクルトは増渕君の好投、畠山のバカ当たりで今季初勝利。
ハムは例の新人がやってくれました。
久し振りにウフフ、の日だった。

今日も原発だ。



福島一号炉の圧力が高いままなのが心配だ。
そこで最悪の事態が起きれば2号炉以下の冷却もできなくなり
カタストロフィー。
こんなこと言いたくもないが、言わなければ起きないというわけでもないだろう。

さて東電社長が先週ニュースの顔だった。


田中龍作ジャーナルより(写真も)

「東電清水社長会見「産・官・学・報の癒着」白日に」

( )内は当ブログの野次。

引用 

東電はこれまで「(公益社団法人)土木学会が打ち出した津波の基準にもとづいて原発の耐性設計をしてきた」と主張してきた。
だが、土木学会(原子力土木委員会・津波評価部会)は、東電はじめ全国電力会社の現役社員が委員を務める(えっ!)。
学識経験者として委員を務める大学のセンセイたちは東電から金銭提供を受ける。

中島氏はこれらの事実をあげて清水社長を追及した。
「金銭援助を受けていれば意思決定に影響するのではないですか?」と。
清水社長は「大学研究室から要請があり資金提供した」と認めたうえで「意思決定には影響ない」と否定した。
“いけしゃあしゃあ”とはこのことである(いけしゃあしゃあの使い方合ってる)。

象牙の塔ばかりではない。
電力会社が経産官僚の天下り先になっていると指摘されてきたが、
資源エネルギー庁の石田徹前長官が1月に東京電力の顧問に就任しているのである。
枝野官房長官は13日の記者会見で「法律上天下りに該当するかどうかに関わらず、
社会的に許されることではない」とコメントした(またまた知らなかったふりして)。

清水社長の記者会見(13日、東電本店)で筆者は東電の「お詫びCM」について触れ、
「これから補償で多額の費用を要する。CMに使うカネがあったら被災者への補償に向けるべきではないか?」と追及した。
清水社長は「検討中」としか答えなかった。

(明らかに民放テレビ局への賄賂だ。被災地のローカル局は断固拒否したと。
被害額は一民間企業の負担可能額を超えることは間違いない。
東電が存続すれば寡占公益事業の電気料金値上げという増税、国有化されれば税金そのものが補償に使われる。
禁治産者に賄賂を貰って平気なのか、マスゴミ。
東電もそんなカネがあるなら出荷できなくなった野菜や魚をどんどん買い取れ)。

東京電力は多額の広告費でマスコミを、研究助成金で大学研究室を、天下り受け入れで政府を絡め取ってきた。
新聞・テレビは長きにわたって国民の頭に「原発は安全」「電力供給に必要」と刷り込み、
政府は東電の事故隠しなどを目こぼししてきたのである。

(マスコミは事故当日に勝俣会長同行の中国接待旅行中だったらしい。やっちまったね。
評論家も同じだ。玉木正之によると、ある電力会社から原発推進のインタビューの
オファーが有ったがギャラの多さに驚いた。何と500万円。思いとどまった人だから言える秘密だ)

(いまだに原発の危険性の話になると「原発は日本にとって必要だ」から入ってくるオヤジが多い。
論理のすり替えだ。昔、CO2は温暖化の原因じゃないらしいよと言ったら、
「それじゃあ、化石燃料をどんどん消費してもいいのか」と言われたのを思い出した。)

引用終わり

寝込んでいたというからどんなかと思ったらお元気そうな清水さん。
お役所体質のDNAをたっぷり持ってノラリクラリ。
官僚の答弁のようだ。

この方、柏崎の事故で赤字転落した東電をコスト・カットで復活させた功労者とも言われる。
事故になったGEの古い原子炉を存続させた責任者でもあるのだろうか。

しかしフリーの記者が入ると記者会見も本気モードのようだ。
今後とも続けてもらいたい。

さすがフジサンケイグループ。
今年の地球環境大賞は東京電力とか。
4月5日の授賞式は順延することになった。

グズグズとなかったことにするのだろう。
プログラムを見ると「地球温暖化」セミナーがメインイベントだ。
地球温暖化と原発はやはりセットだ。

こうなったら堂々と授賞式を敢行して欲しいな(笑)。
地球環境を考える上での反面教師だ。


ヤクルトの今季初勝利は今日(のはず)

2011-04-17 01:00:00 | 野球、その他スポーツ
なかなか勝てないヤクルト。
昨日は4点のリードをイム・チャン・ヨンを使っても守れず横浜とドロー。
さすがにガックリだが、今日はやってくれるはず。

横浜には日ハム出身者が多く、久し振りで彼らを見れたのは良かった。
8回だったかは、ピッチャー江尻、一塁稲田、右翼スレッジでセンターがヒチョリ。
44%が元ファイターズで、一瞬情が移ってしまった(笑)。

真夏のような日だったが神宮は途中で雨。
応援用のちっちゃな「ヤクルト・ビニ傘」に身を寄せる父子。
「野球は父親の思い出」と感じる人も多いと思う。





やはり自分で身を守るしかない

2011-04-15 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育


大好きな欅の新緑(甲州街道)。
秋の黄色に色付いた欅も大好きだが春はまた格別。
地震でも津波でも原発でも不況でも。
日ハム・ヤクルトともに開幕二連敗でも春はやって来る。

また原発の話だ。
原発事故についての東電・政府の発表は贔屓目に見てもよくわからない、というところだ。

3月15日にレベル7の事故になったらしいが、何故それが一ヶ月も過ぎて発表になるのか。
何で5が急に7に飛び級なのか。

そしてメディアや御用学者の反応は驚くほど似ている。
測ったようなタイミングで朝日・読売・日経がチェルノブイリと全く異なる、
毎日がチェルノブイリ級ではない。
皆んな同じっておかしいでしょ。
シナリオがあるのね。

レベル7っての有ったんだけどそれは一か月前で、今は大分下がってきましたよ。
政府・東電が情報を意図的に操作してそれに報道が協力する。
大戦時の大本営発表体制をメディアは反省したと教科書に書いてあったが。

最近は暫定基準というのがマスコミ公認になっていてこれを下回れば安全だ、
騒ぐのは風評だというトーンだ。

チェルノブイリ事故後、99年にベラルーシ政府が定めた摂取基準値は、水10(Bq/kg)、牛乳100(以下同じ)、
根菜・野菜100、果実40、じゃがいも80と、今の日本の暫定基準値の数分の1から数十分の1。
水で言えば日本は30倍。
何時の間にやら日本の基準は相当緩くなったがメディアは一切無視だ。

これにしたところで根拠は国際放射線防護委員会(ICRP)。
「内部被爆が与えるダメージは外部被爆の1000倍」というベトカウ理論を無視している立場。
これに対してヨーロッパ放射線リスク委員会の(ECRR)は、ベトカウ理論を認めているそうだ。

当ブログには何が正しいのかさっぱり分らない。
放射能被害そのものが事故件数が少ない上、高度に政治的で研究資料が少ないのだろう。
良く言えば分らない。
悪く言えば隠されている。

そして政府・メディアの言い方は直ちに健康に支障がないという奴だ。
当たり前だ。
甲状腺がんとか白血病が発症するのは10年後。

そのときは因果関係も分らなくたっているだろう。

災害や事故による死者も一人二人ならニュースだ。
十人、二十人になると大事件。

しかし千人を超すともう単なる数字だ。
津波の死者が2万が3万人になったところで気にする人は関係者だけだ。

放射能被害も十人、二十人なら補償の対象だが何万にもなれば資金が足りなくなる。
カネは天から降って来ない。
所詮は税金、納税者のお金だ。
チェルノブイリでもポーランドなど周辺国で甲状腺の持病を抱える女性が多いらしいが、
政府は絶対に認めない。
補償できないから。
つまり被害者は泣き寝入りだ。

今、家庭内では女房・子供が放射能の心配するとお父さんが水道水を飲んで見せたり、
健康被害に至らない放射線量について解説したりとかで会話が噛み合わないらしい。
勘が悪いのはしがらみの強いおじさんたちだな。

尤も、成人男子は甲状腺がんに限っていえば殆ど心配ないらしい。
だったらあんたたちが女・子供を守らないでどうする。

文部科学省は、校庭など、幼稚園や学校の屋外で子供が活動する際の放射線量の基準を示す方針を固めた。
どうやら基準は、児童生徒の年間被曝(ひばく)許容量を20ミリ・シーベルト。
これは乱暴だろう。
大人だって危険だという学者はたくさんいる。

さっきのベラルーシの基準値、あれは大人だ。
子供は37Bqが上限。
これに対し日本は500ベクレル。
しかし無批判の野党、メディア。
少子化が問題とか言うのだったら子供は全力で守るのがスジだろう。

そして今度はストロンチウムが検出され、文部省は「極めて微量で仮に土を1キログラムを吸い込んだとしても、健康に影響はない」
と言っているらしい。
どうせ補償しないなら解らない事をさも科学的みたいな言い方はしないほうがいい。
犠牲者(が出るとしたら)と悲劇の数を増やすだけだ。

人気の女性大臣も福島のイチゴを食べるようなパフォーマンスは止めるべきだ。
自分の子供に食べさせるわけがないだろ。

何れにせよ、チェルノブイリのときは針小棒大に人類の危機だと煽っておいて、
自分の国では政府と結託して安全連呼のマスコミって何なのか。

地方に住んだ事はないが、ニュースを見ているとしがらみがあるようだ。
共同体の中で仲間を置いて自分だけ避難することに躊躇いがある。
飯館村とか見ていると何故子供のいるお母さんが避難しないのか、と考えてしまう。

おじいさんとかが絶対動きたがらない。
協同体そのものの人生なのだろうか。
そんなおじいさんを置いて自分たちだけは逃げられない息子。
子供は屈託なく笑っているが、それでいいのか。

やはり原発に近い葛尾村。
震災直後、ネットを停電の暗闇の中で駆使して情報を収集。
政府から指令が来る前に尊重の判断でいち早く「自主避難」を決めた。

心配しすぎで丁度いい。
原発周辺の住民は乳幼児と若い女性を避難させるべきだ。

健康被害が10年後に出ても誰も責任を取らない。
苦しむのは家族だ。