【脱税総理】2分でわかる鳩山システム
なかなか面白い、鳩山システム。
つまり総理在任中は自分の許可がないと起訴されない。
一方、質問には「捜査中なので答えられない」と言ってればいいんだ。
頑張って長期政権になれば時効でしょうか。
棚橋さんに座布団一枚。
今回の政権交代は日本の戦後政治史上大きなできごとですね。
さらに英米一極が終わりEUが政治統合に向かい多極化が現実化している世界にどう日本が
対処すべきかという点でも大変大きな変化だと思います。
ここに来てまた鳩山さんや小沢さんの政治資金問題がマスゴミを賑わせている。
反米的な人たちは一斉に戦争屋CIAインボー説を叫んでいますが
それもどーかなーと思ってしまう今日この頃です。
鳩山さんのケースはおかあさんからおカネを貰ったみたいですね。
政治家が政治団体を使って政治資金を無税で相続している現状をどう思いますか?
カネと看板を引き継いだ世襲議員が自民にも民主にも跋扈していて近年では二世三世でない首相を
探す方が難しい。
世襲議員が圧倒的なアドバンテージを持つ利点を説明してほしいなあ。
この特権的な相続制度はアンフェアで見直されるべきではないでしょうか。
そんな鳩山さんが更に大金持ちのおかあさんから億単位の現金を貰っているらしい。
それも他人名義で分割され貸付金の扱いになっているようだ。
もっとも無利子で出世払い。
一般人ではひっくり返っても税務署に貸付金とは認めてもらえない。
確信犯的な脱税ですね、そいうことなら。
もっとも特捜部はこういうネタをたくさん持っていて恣意的に政治家に圧力をかけるフシがある。
カメさんとかがデカイ面をする所以でしょうか。
以下、かつて特捜部にいじめられた佐藤優さんの見立てです。
小沢さんは官僚の敵ということか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/0b/31c6c42d6075378458747bf06ce2cf67.jpg)
引用、
特捜検察と小沢一郎民主党幹事長の間で、面白いゲームが展開されている。
テーマは、「誰が日本国家を支配するか」ということだ。
特捜検察は、資格試験(国家公務員試験、司法試験)などの資格試験に合格した官僚が
国家を支配すべきと考えている。
明治憲法下の「天皇の官吏」という発想の延長線上の権力観を検察官僚は(恐らく無自覚的に)もっている。
これに対して、小沢氏は、国民の選挙によって選ばれた政治家が国家を支配すべきと考えている。
その意味で、小沢氏は、現行憲法の民主主義をより徹底することを考えている。
民主主義は最終的に数の多い者の意思が採択される。
そうなると8月30日の衆議院議員選挙(総選挙)で圧勝した民主党に権力の実体があるいうことになる。
特捜検察は「きれいな社会」をつくることが自らの使命と考えている。
特捜検察から見るならば、元公設第一秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕、起訴されている
小沢氏に権力が集中することが、職業的良心として許せない。
国家の主人は官僚だと考える検察官僚にとって、民主主義的手続きによって選ばれた政治家であっても、
官僚が定めたゲームのルールに反する者はすべて権力の簒奪者である。
簒奪者から、権力を取り返すことは正義の闘いだ。
こういう発想は昔からある。
1936年に二・二六事件を起こした陸軍青年将校たちも、財閥、政党政治家たちが
簒奪している権力を取り戻そうと、真面目に考え、命がけで行動した。
筆者は、特捜検察を21世紀の青年将校と見ている。検察官僚は、主観的には実に真面目に
日本の将来を考えている(そこに少しだけ、出世への野心が含まれている)。
筆者の見立てでは、現在、検察は2つの突破口を考えている。
一つは鳩山由紀夫総理の「故人献金」問題だ。
もう一つは、小沢氏に関する事件だ。
小沢氏に関する事件は、是非とも「サンズイ」(贈収賄などの汚職事件)を考えているのだと思う。
ここに大きな川がある。
疑惑情報を流すことで、世論を刺激し、川の水量が上がってくる。
いずれ、両岸のどちらかの堤が決壊する。
堤が決壊した側の村は洪水で全滅する。
現在、「鳩山堤」と「小沢堤」がある。
「故人献金」問題で、「鳩山堤」が決壊するかと思ったが、思ったよりも頑強で壊れない。
そこで、今度は「小沢堤」の決壊を狙う。
そこで、石川知裕衆議院議員(民主党、北海道11区)絡みの疑惑報道が最近たくさん出ているのだと思う。
石川氏は、小沢氏の秘書をつとめていた。8月の総選挙では、自民党の中川昭一元財務省(故人)を
破って当選した民主党の星である。
この人物を叩き潰すことができれば、民主党に与える打撃も大きい。
司法記者は、「検察が『石川は階段だ』と言っています」と筆者に伝えてくる。
要するに石川氏という階段を通じて、小沢幹事長にからむ事件をつくっていくという思惑なのだろう。
これは筆者にとってとても懐かしいメロディだ。
もう7年半前のことだが、2002年6月に鈴木宗男衆議院議員が逮捕される過程において、
「外務省のラスプーチン」こと筆者が「階段」として位置づけられていたからだ。
マルクスは、「歴史は繰り返される。一度目は悲劇として。二度目は喜劇として」(『ルイ・ボナパルトの18日』)
と述べている。
当面は、石川知裕氏を巡る状況が、今後も政局の流れを決めるポイントになると思う。
なかなか面白い、鳩山システム。
つまり総理在任中は自分の許可がないと起訴されない。
一方、質問には「捜査中なので答えられない」と言ってればいいんだ。
頑張って長期政権になれば時効でしょうか。
棚橋さんに座布団一枚。
今回の政権交代は日本の戦後政治史上大きなできごとですね。
さらに英米一極が終わりEUが政治統合に向かい多極化が現実化している世界にどう日本が
対処すべきかという点でも大変大きな変化だと思います。
ここに来てまた鳩山さんや小沢さんの政治資金問題がマスゴミを賑わせている。
反米的な人たちは一斉に戦争屋CIAインボー説を叫んでいますが
それもどーかなーと思ってしまう今日この頃です。
鳩山さんのケースはおかあさんからおカネを貰ったみたいですね。
政治家が政治団体を使って政治資金を無税で相続している現状をどう思いますか?
カネと看板を引き継いだ世襲議員が自民にも民主にも跋扈していて近年では二世三世でない首相を
探す方が難しい。
世襲議員が圧倒的なアドバンテージを持つ利点を説明してほしいなあ。
この特権的な相続制度はアンフェアで見直されるべきではないでしょうか。
そんな鳩山さんが更に大金持ちのおかあさんから億単位の現金を貰っているらしい。
それも他人名義で分割され貸付金の扱いになっているようだ。
もっとも無利子で出世払い。
一般人ではひっくり返っても税務署に貸付金とは認めてもらえない。
確信犯的な脱税ですね、そいうことなら。
もっとも特捜部はこういうネタをたくさん持っていて恣意的に政治家に圧力をかけるフシがある。
カメさんとかがデカイ面をする所以でしょうか。
以下、かつて特捜部にいじめられた佐藤優さんの見立てです。
小沢さんは官僚の敵ということか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/0b/31c6c42d6075378458747bf06ce2cf67.jpg)
引用、
特捜検察と小沢一郎民主党幹事長の間で、面白いゲームが展開されている。
テーマは、「誰が日本国家を支配するか」ということだ。
特捜検察は、資格試験(国家公務員試験、司法試験)などの資格試験に合格した官僚が
国家を支配すべきと考えている。
明治憲法下の「天皇の官吏」という発想の延長線上の権力観を検察官僚は(恐らく無自覚的に)もっている。
これに対して、小沢氏は、国民の選挙によって選ばれた政治家が国家を支配すべきと考えている。
その意味で、小沢氏は、現行憲法の民主主義をより徹底することを考えている。
民主主義は最終的に数の多い者の意思が採択される。
そうなると8月30日の衆議院議員選挙(総選挙)で圧勝した民主党に権力の実体があるいうことになる。
特捜検察は「きれいな社会」をつくることが自らの使命と考えている。
特捜検察から見るならば、元公設第一秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕、起訴されている
小沢氏に権力が集中することが、職業的良心として許せない。
国家の主人は官僚だと考える検察官僚にとって、民主主義的手続きによって選ばれた政治家であっても、
官僚が定めたゲームのルールに反する者はすべて権力の簒奪者である。
簒奪者から、権力を取り返すことは正義の闘いだ。
こういう発想は昔からある。
1936年に二・二六事件を起こした陸軍青年将校たちも、財閥、政党政治家たちが
簒奪している権力を取り戻そうと、真面目に考え、命がけで行動した。
筆者は、特捜検察を21世紀の青年将校と見ている。検察官僚は、主観的には実に真面目に
日本の将来を考えている(そこに少しだけ、出世への野心が含まれている)。
筆者の見立てでは、現在、検察は2つの突破口を考えている。
一つは鳩山由紀夫総理の「故人献金」問題だ。
もう一つは、小沢氏に関する事件だ。
小沢氏に関する事件は、是非とも「サンズイ」(贈収賄などの汚職事件)を考えているのだと思う。
ここに大きな川がある。
疑惑情報を流すことで、世論を刺激し、川の水量が上がってくる。
いずれ、両岸のどちらかの堤が決壊する。
堤が決壊した側の村は洪水で全滅する。
現在、「鳩山堤」と「小沢堤」がある。
「故人献金」問題で、「鳩山堤」が決壊するかと思ったが、思ったよりも頑強で壊れない。
そこで、今度は「小沢堤」の決壊を狙う。
そこで、石川知裕衆議院議員(民主党、北海道11区)絡みの疑惑報道が最近たくさん出ているのだと思う。
石川氏は、小沢氏の秘書をつとめていた。8月の総選挙では、自民党の中川昭一元財務省(故人)を
破って当選した民主党の星である。
この人物を叩き潰すことができれば、民主党に与える打撃も大きい。
司法記者は、「検察が『石川は階段だ』と言っています」と筆者に伝えてくる。
要するに石川氏という階段を通じて、小沢幹事長にからむ事件をつくっていくという思惑なのだろう。
これは筆者にとってとても懐かしいメロディだ。
もう7年半前のことだが、2002年6月に鈴木宗男衆議院議員が逮捕される過程において、
「外務省のラスプーチン」こと筆者が「階段」として位置づけられていたからだ。
マルクスは、「歴史は繰り返される。一度目は悲劇として。二度目は喜劇として」(『ルイ・ボナパルトの18日』)
と述べている。
当面は、石川知裕氏を巡る状況が、今後も政局の流れを決めるポイントになると思う。