(911画像(違うか)
しばらく前になるが
日本のサイトがアメリカのグローバル・リサーチというサイトを紹介している。
このサイト深いし過激。
欧米のサイトにはトンデモもいっぱいあり面白い。
事情に明るいしね。
日本のブログは国際関係についてはこの辺の翻訳が多いのではないかな。
しかし、やはり日本語に訳してくれると読みやすい。
英国メディア・ウォッチャーで在英の小林恭子さんが紹介してくれたウィキリークの続報。
(
ウィキリークって何だ)。
暴露された事実の中に、パキスタンのISI(CIAやMI6みたいなもの)が秘密裏にアフガンのタリバン支援をしているという
ことが暴露されているらしい。
えっ、敵同士じゃないの?
しかし田中宇あたりは前からタリバンはパキスタンが生みの親と言っている。
それが裏付けられたという事か。
つまりパキスタン政権はタリバン掃討作戦に協力しながらアメリカを裏切り、敵であるタリバンを支援していたと。
またまた、それをアメリカが知らないはずがないでしょ。
引用
しかし、その二股工作こそ、アメリカのそしてそのアメリカを牛耳るユダヤ系勢力のお家芸ではないか。
カバラン教授がその点を指摘している。
引用終わり
メディアも彼らに管理されているから普通は表ざたにならないわけだ。
結局はアメリカの軍産複合体がタリバンという敵(お客さん)を作り戦争ごっこでカネ儲けをする。
戦場に送られる若者は哀れなものだ。
そしてこのわけのわからない戦争には日本国民の税金も投入されている。
元々の構図はブレジンスキーによるソ連引っかけ工作。
冷戦下、ソ連がアフガニスタンを侵攻するように仕向け、一方で穏健派金満アラブ諸国のカネで
イスラム過激派を支援、マルキストと対峙させた。
というかソ連邦内のイスラム勢力を援助して不安定要素として鎮圧せざるを得なくする。
そしてアフガンにソ連をおびき出し山の中から出没するゲリラとの戦いに引っ張り込んだ。
最初からサウジらに資金を出させ、パキスタンに訓練させて作ったのがタリバン。
アメリカの孫だ。
思惑通りアフガンの泥沼に足を取られたソ連は崩壊してしまう。
ご用済みのイスラム武装勢力への援助は打ち切られた。
そしてこの勢力がアメリカに対し牙をむき911テロを起こした?
そう単純ではなさそうだ。
引用
9月11日同時多発テロ以降は特に、アメリカはサウジアラビア、パキスタンを、「モンスター」を生み出したということで非難し出した。
9月11日事件のレポートの中で、サウジアラビアとパキスタンは数百万ドルをこのテロ事件のハイジャッカーたちを
支援していたと疑われている慈善事業団体に流した、と非難されている。
引用終わり
ちょっと待って。
アメリカのシナリオでしょ、イスラム武装勢力利用は。
今になって自分の手下に責任を押し付けた。
引用
ところが、共和党と民主党のアメリカ政府が同じくアフガンのムジャヒディンに資金と兵站の部分で支援していたことを指摘しないし、
CIAがアフガンからソ連を追い出すために共同作戦をしていた点を無視している。
このレポートはまた、このムジャヒディンに対する隠密の支援工作は、1980年代、超党派的な賛同を受けていたことを無視している。
そしてレーガン政権下では、イスラム勢力に対し、スティンガー対空ミサイルを含む、最も高性能な
武器のいくつかを供給していたことを無視している。
このレポートは、ボスニアでクリントン政権がサウジを促してトルコ経由でボスニアのイスラム勢力に送る
イラン製武器の支払いをさせていたこと、アメリカ軍用機でムジャヒディンがボスニア領土に落下傘で
潜入していたことを認めていない。
引用終わり
大体、民間機を兵器として使うと言うのはアメリカのお家芸。
そして開戦のきっかけに相手から攻撃を仕掛けさせるのも南北戦争以来の常套手段だ。
元外務省、孫崎享氏の「日米同盟の正体」(とても参考になる本なのでそのうち紹介したい)によると
60年代、米国軍部は対キューバ戦争開始の世論を取り付けるためノース・ウッド作戦なるものを立案した。
米国内でのキューバ移民の殺害、公海上でのキューバ難民輸送船沈没、米国籍船舶撃沈。
キューバの仕業と見せかけようとした。
この計画を却下したのがケネディとマクナマラ。
ソ連との間に仕掛けたキューバミサイル危機とかケネディー暗殺と無関係なのだろうか。
戦争屋の親分デビッドロックフェラーはソ連は自分が育てたと自慢している。
すごいね。
このスケールの大きさには到底ついていけない。
本当だとしたら、だが。
さて、そのノース・ウッド作戦の中に既に飛行機のハイジャック計画が入っていたことだ公式に記録されているらしい。
まあ、良くも悪くも(悪いに決まっているが)賢い連中ですな。
世界にはこういう勢力が跋扈していることに目をつむっているわけにはいかない。
つい70年前、日本もパール・ハーバーにおびき出され痛い目に会った。
歴史からしか人は学べない。
というか、歴史が唯一の説得力のある教材だ。
歴史は繰り返さないが、人間のやり口は大差ないからね。