これが私の生きる道

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劇団四季「アラジン」

2015年10月11日 23時30分32秒 | 演劇
5月に開幕したばかりなので最安のC席は中々予約できなくて
昨日はJCBカード所有者専用のJCBチケット貸し切り公演で
そこでやっと入手できました。
C席は後方2列のみで座席数も少なく
その前のB席の半額なので
今まで劇団四季の公演ではこの席しか買ったことがありません。

ステージの観辛さよりも、席の幅が狭くて窮屈なのが
気になります。
お客さんの8割が女性客なので
そちらに合わせたサイズ感のようです。

今まで観た劇団四季の中でも
一番コメディ寄りでした。
魔法のランプの魔人、ジーニーは出てくる度に笑いを起こして
最初は面食らってついていけませんでした。
それから間もなく休憩に入って
そこで一息つけたので
後半は楽しめました。

これは毎度思うことですが
出演者の方々の歌唱力の高さです。
普通のアーティストの人と比べて
どのレベルなんですかね。
こちらの方がすごく上手く聴こえます。

今回はイリュージョン的な仕掛けが数多くあって
そこは専用劇場を持っているからできるのだと思います。
最大の見どころは魔法のじゅうたんで空中浮遊する場面で
どうせピアノ線とかで吊っているのが見えちゃうんだろう、
とたかをくくっていていましたが
これが全く見えなくて、今でもどうやって
じゅうたんを飛ばしていたのか解りません。
一度目は夜空のシーンでそれで見えないだけだと思っていましたが
二度目の明るい中でも分からなかったので
あの演出はとにかくすごいです。

その代わり話自体はちょっと弱い部分があって
主役のアラジンが、理由はあるにせよ
窃盗、身分詐称(王子に扮して王女に近づく)で
結局大騒動になったのも洞窟内で
ランプ以外に触るな、という注意を無視したせいで
あまり味方したくない人物なのがちょっとマイナスでした。
でもそれを上回る勢いがあり
今までの劇団四季ベスト3は
リトルマーメイド、キャッツ、オペラ座の怪人でしたけど
キャッツと並ぶ位の満足感がありました。

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