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これが私の生きる道

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SCANDAL HALL TOUR 2012 「Queens are trumps-切り札はクイーン-」

2012年10月12日 23時38分08秒 | 音楽
今日は昼間にお芝居を観に行って
昨日から喉も痛くて
実は行くのが面倒くさいと直前まで思っていた
SCANDALライブに行ってきました。

会場は和光市民文化センターでかれこれ
ここでライブを観るのは3回目となります。
今回はオークションでほぼ定価で
8列目という中々いい場所で
ただ前の人が180cm近くあって
頭が邪魔だったのがちょっとマイナスでした。

結構立派なセットを組んでいましたが
それを使った演出はそれほどなく
基本的には歌だけで勝負している雰囲気です。
前半がアルバム中心で
後半が過去のシングル中心とくっきり分かれています。

アルバムツアーでは別なアーティストでもこういう構成にすることがあって
大体前半より後半の方が盛り上がって
帳尻合わす部分が強かったりするんですが
今日は前半のアルバム部分がものすごく良かったです。
アルバム自体がかなりいい出来で期待はしていましたが
それを遥かに超えるものでした。

アルバムの中で唯一イマイチかなぁって感じていた
「Kill the virgin」はYMOを彷彿とさせるサウンドで
曲前に少し演出があったせいか
そんなに卑下するようなものではなかったです。
「声」はギター担当のMAMIがリードボーカルで
大体、普段ボーカルじゃない人がボーカルをとると
ロクなことがないのですが
この曲は例外で、もちろんシングルカットされる類の曲ではありませんが
これからライブの定番曲にしてもいい位、評価できます。

「Rising Star」はノリのいい曲で
前半よりもラストの盛り上がり畳み掛けのときに
演奏してもらいたかったです。
「Welcome home」は個人的にアルバムの中で一番好きな曲で
テーマ的にも一番最後に歌っても
締まるような気がします。

先行でシングル発売されている「太陽スキャンダル」は
CDで聴いていてもそれほど良く聴こえずに大丈夫か、って思えるほどですが
ライブで聴くと化ける曲で
そういった意味では「ウルトラソウル」に似た傾向があります。

代表的なものだけでもこんな感じで
本当にこのアルバムは捨て曲がなく
素晴らしい出来になっています。
今日のステージでメンバーは相当手応え感じていると思います。
イマイチだったのはグッツ紹介が長かったところですかね。

先月NHKで彼女たちのドキュメント番組が放送されて
そこでボーカルのHARUNAがドラムのRINAから
ライブ中のMCにダメ出しされていて
そんなことあるんだ~、ってびっくりしました。
変な話、そんなにそれを真剣に聞いているわけでもないし
いいも悪いもそんなにないのになぁ~、っていうのが第三者的な立場です。
でHARUNAは「できるならばMCなんかしたくない」っていうのも
うなずけるものです。
そんなのを見ていたから気にして見ていましたが
まぁ普段とそんな変わった感じはしませんでした。

ライブ時間はちょうど2時間で
大体この位の長さだと物足りなさを感じることが多いのですが
ちょっと今年観た全てのライブの中でも
1、2を争うほどの充実感がありました。
ただ一番好きな「太陽と君がくれたストーリー」を聴けたかったのは
誤算でしたが、これは次の機会に期待しましょう。
その代わりに帰りの自転車でこの曲を流して
一人Wアンコールしてました。

夏にGIRLS FACTORYで観たときは
一つのバンドとして認識していただけなのに
今ではそのときと同じ曲を聴いても
こんなに心の盛り上がりが違うなんて
クラスで何とも思っていなかった女子が
夢に出てきたり、学校の行事で仲良くなったりすると
全く見違えて見えてしまうのと同じで
記憶、感情で見え方が変わってしまうのは不思議です。

今月末にもう一回、このライブを観る機会があって
チケット取っておいて本当に良かったです。
こんな1日がずっと続けば
生きていても楽しいのになぁ。

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