これが私の生きる道

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一生で一番の買い物

2011年02月14日 20時13分29秒 | 思うこと
この前、ある番組で欠陥住宅を特集していて
軒下に柱の代わりにつっかえ棒を立てている家や
家自体が傾いてしまっているものなど
冗談のようなお家が数多く紹介されていました。
中には1億円以上も掛かった家もあって
そこの主人と業者の話し合いのVTRがあって
「1億円も掛けたのにどうしてくれるのよ~」と
金きり声をあげていました。

1億まではいかなくても、何千万と掛かったものが
雨漏りしたり傾いたりしたらそりゃショックですよね、
しかも手抜き工事が犯罪というわけではないので
専門家などを雇って訴訟を起こして
業者を問い詰めないと修繕も工賃の返却もしないわけで
時間も使うし、何より精神的負担がものすごく掛かります。

賃貸か持ち家、どっちが得か、ってことはよく言われることで
支払い金額だけ見ると持ち家の方が得のような気もするけど
家って買ったときが最高で、
年を重ねる度に劣化していくもので
それを考えたら賃貸の方が気楽なのかなぁと。
様々な修理に加えて、近所に変な人が引っ越してきたり
いきなり裏にマンションが建ったり
予期せぬことが起きても
容易に引越しできないのは現実にそうなったら
相当きついことと想像できます。

うちは分譲マンションで、バブルがはじける前に買ってしまったので
今では半額程度の価値しかないようで
それはそれで悲しいんですけど
その当時の建物はお金が掛かっているせいか
築25年位経った今も顕著なトラブルはほとんどなく
不満はほとんどありません。
6畳の自室が8畳位あればいいけど
そしたら今度はどうせ10畳位欲しくなるので
諦めもつきやすいです。

新聞の折り込みチラシによく
新築マンションの広告が入っていてよく読みますが
オートロックは当たり前で、
床暖房もほとんど付いているみたいですね。
冬場でも暖房器具をつけないので
フローリングが暖かかったらいいだろうなぁとは思いますけど
電気代や経年劣化で故障したときとか
相当お金掛かるんだろうなぁ、って想像すると
どうせもったいないからと使わないだろうな。

分譲マンションに住んでいて何ですが
根本的には自分の土地を持つ、という考えは好きではありません。
俯瞰的に見たら、人間が勝手に、ここは俺の土地だ、そこはお前の土地だ、
って決めているだけの話ですよね。
本質的には地球上の土地は誰のものでもないし
生まれてきて、申し訳ありませんけど
数十年、住む場所をお借りいたします、
位の気持ちの方が正しいと思うんですよね。
(別に宗教的な話でなく)
だから先祖代々の土地とかいって
馬鹿でかい敷地を抱えて
それをさも当然のように思っているのを見ると
随分と都合のいい考え方だなぁと不信に感じます。

そんなこと言っても、自分も両親が亡くなったら
相続しちゃうんですけどね、実際は。
自分には甘いんだよな、結局。

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