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言わずにいれないWBC問題

2006年03月14日 10時17分26秒 | スポーツ
 起こるべきして起きたというか
昨日の日本-アメリカ戦のタッチアップの判定にはホトホトびっくりです。
 第一VTR見たって離塁がレフトの捕球より全く早くないし
万が一、早くても塁審がセーフって言っているのに
それより見難い主審が「あれはアウトだ」って判定を覆す
あの横暴さは許せません。

 そもそも国際大会なのに当事者であるアメリカの審判が
主審を務めている時点でおかしな問題で
今回はWBCが開催されるっていう嬉しさで
今までそういうことは気にしてませんでしたが
様々なほころびが見えてきました。

 一番きついのはもちろん選手たちで
気持ちを切り替えて頑張ってほしいって言ったって
そうそう切り替えられないですよ、こんなこと。
これなら大差で負けた方がショックを引きずらないで済んだでしょうに。

 また今回の件で浮き彫りになった点は
こんなことでもないとニュースのトップ記事にはならないということですね。
たぶんこの試合、アメリカに勝ってもこれほどの話題になったかというと
あやしいものです。

 今朝のニュースで「アメリカでは、日本・中南米ほどにはこの大会は
盛り上がっていない」と言っていましたが
そういうほど日本で盛り上がっているとは到底思えません。
 自分みたいな野球観戦が好きな人はともかく
それ以外の大半の人の反応と言えば
あぁイチロー出てるのか、位なものでしょう。
この前のアジアシリーズも空席が目立っていたし
視聴率だって20%も超えないっていうのは
全日本の試合としては淋しいものがあります。

 それと結局この大会はアメリカ抜きでは考えられないということ。
もし2次リーグでアメリカが敗退するようなことがあったら
今後二度とこの大会が行われることはないのだろうと思います。
アメリカ抜きでやろうにも、メジャーリーグが協力してくれなくては
ドミニカ・プエルトリコなどの国も二線級の選手しか出ない
レベルの低い大会になってしまいます。

 アメリカにそっぽを向かれるのは困るから
今回のタッチアップの誤審も日本として正式に抗議しない方針なのだろうし
WBCの存続を考えるならばアメリカに優勝してもらうしか手は無い
のが現状だろうと思います。
 アメリカは自分のことしか考えていませんから
WBCが自分達の為にならないのなら無くなっても構わないわけです。
オリンピックも何もかも、純粋なスポーツの喜びみたいなものは
無くなってしまったようです。
 

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