発荷峠を越えるときにまず最初に視界に飛び込んでくるのは、十和田湖の遠景である。前日にまとまった雪が降ったので、好天のお昼になっても道路の両脇や展望所付近は雪でつるつる滑った。青空に湖面が鏡となって青く湖面を輝かせて、まるでルビー色に見え美しかった。
十和田観光ホテルには午後2時30分ころに到着し、早速Kさんと私は「乙女の像を目指して歩いた。休屋にはそれでも連休の観光客が結構いて、乙女の像を目指して歩いていた。休屋のそばの湖面には越冬準備を終えたスワンボートがビニールを掛けられて陸に上がっていた。そして波打ち際付近には餌を求めて鴨や白鳥が賑やかに食餌をしていた。連休の客を当て込んだのか遊覧船もまだ走っている。私たちはその船を横目に見ながら、高村光太郎製作の「乙女の像」にたどりついた。何度見ても私にはこの像は乙女には見えない。姉様の像といったほうが似つかわしく思えたが、その前で二人で写真を撮った。風はさすがに冷たく、乙女の像は裸でもあり、冬見る像でもないなと思いながらホテルに戻る。
このホテルには温泉がわいており早速入ろうかと思いつつ、二人でビールで再会の乾杯をしていた。冬のたびのごちそうはなべなどのあったかい料理もありがたいが、何よりも冷えた体や疲れた心身を解きほぐす温泉が何よりだと思う。いつもよりもゆったりと、温泉に浸かりながら二人で思い出話に花を咲かせていた。
(続く)
十和田観光ホテルには午後2時30分ころに到着し、早速Kさんと私は「乙女の像を目指して歩いた。休屋にはそれでも連休の観光客が結構いて、乙女の像を目指して歩いていた。休屋のそばの湖面には越冬準備を終えたスワンボートがビニールを掛けられて陸に上がっていた。そして波打ち際付近には餌を求めて鴨や白鳥が賑やかに食餌をしていた。連休の客を当て込んだのか遊覧船もまだ走っている。私たちはその船を横目に見ながら、高村光太郎製作の「乙女の像」にたどりついた。何度見ても私にはこの像は乙女には見えない。姉様の像といったほうが似つかわしく思えたが、その前で二人で写真を撮った。風はさすがに冷たく、乙女の像は裸でもあり、冬見る像でもないなと思いながらホテルに戻る。
このホテルには温泉がわいており早速入ろうかと思いつつ、二人でビールで再会の乾杯をしていた。冬のたびのごちそうはなべなどのあったかい料理もありがたいが、何よりも冷えた体や疲れた心身を解きほぐす温泉が何よりだと思う。いつもよりもゆったりと、温泉に浸かりながら二人で思い出話に花を咲かせていた。
(続く)
何時だったか罹りつけのDr.とこの件について
話題になった時そのDr.の言葉は忘れられません。
「高村光太郎は留学した人だから日本の乙女
でなく外国の乙女しか知らないんだろう」
でした。
ご夫婦の旅どうぞお気をつけてお楽しみください。
高村光太郎の乙女の像の奇異感は、よく見ると乙女が双子のようだからでしょうか・・・?
1000年もその場所に立っていろというと、こういうどっしり感になるのでしょうね。