1月11日(火)
ハン・サンアさん、ハン・ゴウンさんのお二人からご指導をいただいて来た「ハングルメ教室」は来月2月で終了予定である。1年間の留学を終えて、韓国の大学に戻って行くのだ。朴さん、ミンジさんから始まって、キム・へジンさん、そして今回のお二人と4代が続いたのだ。朴さんとミンジさんは「キムチ漬け」だが、次のへジンさんからは、韓国の食文化からハングルを学ぼうと現在の「ハングルメ教室」が具体化して来た。サンアさんとゴウンさんはハングルをゴウンさんが中心に教え、料理をサンアさんが受け持ったのだ。ハングルそのものはやはり難しくて、ひたすらおいしい韓国料理に舌鼓を打ってばかりだった。でも、何とか真面目に学んだ甲斐もあって、ハングルを読むことは何とかできるようになったし、簡単なあいさつ程度は身に付いて来たのだった。
ひとつでも印象に残る単語を身につけるために、毎日車の中に会話を流して聴いていると、俄然ハングルの会話も耳に親しんでくることが分かった。
先日ソウル市の宋先生・テグ市のキムへジンさんからも年賀状が届いた。宋先生からは早く来いという催促の年賀であったし、へジンさんからは今高麗大学の大学院で韓国語の教師になるための勉強をしているという近況が綴られていた。
さて、この日のハングルメ教室報告である。「牛肉丼・野菜スープ+焼き餅」が今日のメイン料理である。
韓国でも丼ぶりは「トンブリ」と発音する。ほかの言い方はトッパップ(プは発音しない)も同じものを指すが、もりつけ方が皿とどんぶりかの違いのようである。
牛肉丼ぶりの材料は、牛肉を300グラム(6人分)使ったが、そのほかの材料は
・玉ねぎ・ねぎ・エノキダケ・シメジ・豆腐・タンミョン(春雨風)・醤油・砂糖・コショウ・にんにく・酒・梨・などを火の通りにくい順に鍋でいためる。
野菜スープは大根だけ条切りにしたものだったが、コショウ・ごま油・塩味で、とてもさっぱりしたスープが仕上がったし、体が温かくなった。スープは主菜ごとにたくさんバリエーションがあれば、楽しくなるような気がする。
韓国の屋台で気軽に食べられるという「トック」が次の料理だ。この焼き餅は値段も安く、庶民的な美味しい餅だという。材料は小麦粉と餅粉を水で練って、薄くのばした生地に黒砂糖、シナモン、松の実、ピーナッツを砕いたものを入れ、油を引いたフライパンで焼いた餅である。シナモンの甘い香りと黒砂糖が、とても懐かしい記憶の中にあるような印象を受けた。津軽でも残りご飯をつぶして、砂糖を入れた「しとぎ餅」にも似ている感じだ。
さて、今日のハングル教室は「パッチム」の子音が二つ重なっているタイプで、通常の読み方と例外的使い方を練習した。日本語との違いがここにもあった。
サンアさんが白板に板書するひらがな単語は、時々おもしろい表現になっている。
「ごまあぶら」が「ごまぶら」という発音であるが、短縮しても通じる母音がこういう表現になるのだろうか。「ごまあぶら」は「GOMAABURA」と書くと、AAと2つ続くことになる。それでこのAを一つ外して書いているのである。韓国語の読み方では、こういう読み方になるのだから間違いとも言えない。
最近の韓国でもパッチムを使わない若者が増えているという。日本もどんどん若者たちの文化が言語表現を変えているのも否めない。
ハングルメ教室もいよいよあと数回になった。寂しい限りである。
ハン・サンアさん、ハン・ゴウンさんのお二人からご指導をいただいて来た「ハングルメ教室」は来月2月で終了予定である。1年間の留学を終えて、韓国の大学に戻って行くのだ。朴さん、ミンジさんから始まって、キム・へジンさん、そして今回のお二人と4代が続いたのだ。朴さんとミンジさんは「キムチ漬け」だが、次のへジンさんからは、韓国の食文化からハングルを学ぼうと現在の「ハングルメ教室」が具体化して来た。サンアさんとゴウンさんはハングルをゴウンさんが中心に教え、料理をサンアさんが受け持ったのだ。ハングルそのものはやはり難しくて、ひたすらおいしい韓国料理に舌鼓を打ってばかりだった。でも、何とか真面目に学んだ甲斐もあって、ハングルを読むことは何とかできるようになったし、簡単なあいさつ程度は身に付いて来たのだった。
ひとつでも印象に残る単語を身につけるために、毎日車の中に会話を流して聴いていると、俄然ハングルの会話も耳に親しんでくることが分かった。
先日ソウル市の宋先生・テグ市のキムへジンさんからも年賀状が届いた。宋先生からは早く来いという催促の年賀であったし、へジンさんからは今高麗大学の大学院で韓国語の教師になるための勉強をしているという近況が綴られていた。
さて、この日のハングルメ教室報告である。「牛肉丼・野菜スープ+焼き餅」が今日のメイン料理である。
韓国でも丼ぶりは「トンブリ」と発音する。ほかの言い方はトッパップ(プは発音しない)も同じものを指すが、もりつけ方が皿とどんぶりかの違いのようである。
牛肉丼ぶりの材料は、牛肉を300グラム(6人分)使ったが、そのほかの材料は
・玉ねぎ・ねぎ・エノキダケ・シメジ・豆腐・タンミョン(春雨風)・醤油・砂糖・コショウ・にんにく・酒・梨・などを火の通りにくい順に鍋でいためる。
野菜スープは大根だけ条切りにしたものだったが、コショウ・ごま油・塩味で、とてもさっぱりしたスープが仕上がったし、体が温かくなった。スープは主菜ごとにたくさんバリエーションがあれば、楽しくなるような気がする。
韓国の屋台で気軽に食べられるという「トック」が次の料理だ。この焼き餅は値段も安く、庶民的な美味しい餅だという。材料は小麦粉と餅粉を水で練って、薄くのばした生地に黒砂糖、シナモン、松の実、ピーナッツを砕いたものを入れ、油を引いたフライパンで焼いた餅である。シナモンの甘い香りと黒砂糖が、とても懐かしい記憶の中にあるような印象を受けた。津軽でも残りご飯をつぶして、砂糖を入れた「しとぎ餅」にも似ている感じだ。
さて、今日のハングル教室は「パッチム」の子音が二つ重なっているタイプで、通常の読み方と例外的使い方を練習した。日本語との違いがここにもあった。
サンアさんが白板に板書するひらがな単語は、時々おもしろい表現になっている。
「ごまあぶら」が「ごまぶら」という発音であるが、短縮しても通じる母音がこういう表現になるのだろうか。「ごまあぶら」は「GOMAABURA」と書くと、AAと2つ続くことになる。それでこのAを一つ外して書いているのである。韓国語の読み方では、こういう読み方になるのだから間違いとも言えない。
最近の韓国でもパッチムを使わない若者が増えているという。日本もどんどん若者たちの文化が言語表現を変えているのも否めない。
ハングルメ教室もいよいよあと数回になった。寂しい限りである。