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昨日は久しぶりに弘前の最高気温が25℃の真夏日となった一日でした。カミサンは青森市でのパン教室へ出かけ、私は休日のために山菜取りに出かけました。
私のきょうの山菜取りの目標は、旬の山菜を見つけることです。昨年は農作業準備が忙しくて、結局余り山には行けませんでした。今年は同僚から山菜を何度かいただき、これは自分も行かなくちゃと、好天の朝に決行しました。目指す目的地は地理と収穫の経験のある相馬村から秋田県に抜ける山です。それにしても、春の山々のなんと美しく新生の力に満ち溢れていることでしょう。葉が光り輝いて見えます。そして小鳥たちのさえずりの賑やかさ・・・。子育て真っ最中のようです。そしてもう鶯の谷渡りの鳴声と共に、カッコーの鳴声も林をこだましています。最初の林で「アイコ」を探しました。ありました、ありました。イラクサ科のこのアイコは「山菜の女王様」とも言われる、美味しい山菜です。ゴマや胡桃と味噌に和えていただくととても歯ざわり良く美味しい食材です。ただし難点は、このアイコには女王特有の細かな針のようなとげがあって、素手で触れるとちくちくと痛みます。厚手のゴム手袋でないと、収穫が大変です。この杉林の傍に群生するアイコはまだまだこれからという感じでした。それでもかなりの収穫を20分ほどで終え、次の目的地へ移動。林道なので私の大きな車ではおなかを何度か着き、道の幅員も狭く、右側は断崖絶壁が続きます。オオヤマザクラの濃いピンクの花がきれいです。
そして目的地に到着。西股川林道分岐で車を駐車し、川沿いに歩くことにしました。以前渓流釣りに来た川です。尺の岩魚も棲んでいます。しばらく登ると、ありました。「ウド」です。ウドは毎年同じ株から出てきますから、時期を間違えなければ必ず収穫できるのがありがたいです。この川沿いだけでも30本以上収穫しました。それもまだ成長しきらないウドで、根元も赤みがかって柔らかな茎は、サラダでも美味しそうです。この川沿いには、ほかに茎を食する「アザミ」も若いものがたくさんありました。フキと同じように茎を、金平風にいためていただきます。それにフキと同じようにこのアザミの茎は塩漬けして、いつでもいただくことができます。ただし灰汁が強く、ゴム手袋でもしないと、皮を剥いているとたちまち手掌が黒く変色してきます。直ぐに落ちますが・・・。
このほか場所をいくつか動きながら、「アザミの新芽」や、「ワラビ」「タラの芽」「アマコユリの新芽」「ウルイ」などを収穫して帰宅しました。もちろん夜の夕食に早速大地の力のこもった山菜の数々を食しました。元気が出そうです。
小鳥さんなどの生物が暮らしていて
人間に様々なものを提供してくれます。
恵みの山ですね。
UPされた写真の1枚1枚が愛おしく
身近に感じられますね
山も草木も美しいなぁ
不心得物者はどこにも居て、美しい山や川を、いたずらに損壊汚濁する輩もいるのです。テレビや古タイヤなどの粗大ごみや持ち込んだ食料のごみなどが、そのまま捨てられている光景もありました。
岩木山の残雪の写す人型などで、農作業の準備をしたと聞きます。お山の写真の山頂中央の三角形の下には、燕の形が現れているのがわかるでしょうか?山頂の三角形の笠をかぶった叔父さんが右側の裾に下向きで居るように見えます。
もう二葉の小さい写真左は自生ウド・右は延齢草です。