夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

ドラえもんの四次元ポケット

2009-05-30 05:27:14 | つれづれなるままに
 昨日来わたしの目の前に急に希望してもなかなか道にならなかったものが、突然のようにつながり始めた。私もスタッフも一度にこの思いもよらない形で夢が押し寄せてくると慌てている状態である。
 一つは学童の利用する放課後ディサービスへの伏線である。「日中一時支援事業」という市町村の生活援助事業の中の一つである。この事業はわが法人の利用者が地域では一番利用者が多く、一日定員20名を既に超え、利用待機者が出て困っている保護者が多くなっている。この事業は施設の利用者も月8日間の生活介護事業に利用制限があり、その代用として活用しているために土曜日などは40名を超えてしまう。こうしたことを背景に今年度の事業計画には、日中一時支援事業は成人の利用者、学童はディサービスとして分ける提案をしている。しかしそのためには学童の利用する別の建物が必要となっていた。それが今8月に市役所から公売計画があるのだという。
 二つ目は3年前から計画を進めてきた「ケアホーム・グループホーム」という、重度の要介護者も暮らせる共同住居の整備計画である。私の娘たちがこれから託されるべき住宅である。重度の障がいといっても、その支援内容もさまざまであり、いずれにしても18時間のケア体制(見守り含む)と、必要時間のホームヘルパーの活用が求められる。法人独自の居宅介護事業の立ち上げや、相談支援事業の立ち上げもこれらに付随して整備計画として盛った。そのケアホーム整備も、単純計算をしても新たに建設整備の場合は最低でも3千万円から4千万円を予想されるために二の足を踏まなければならない。既存の住宅を借り上げするにしても、バリアフリーのための改装費用がかかるためになかなかその物件が想定しづらかった。ところがである、その理想的な物件が目の前に突然提示されたのである。後援会長が私のドラえもんの一人である。「使えないか?」というのである。40坪総二階建てで、市街地でもいまや一番人の集まるエリアの住宅街にその建物があった。駐車場は玄関先に3台分。車庫には車が2台分入り、玄関先の駐車場の一つは雪を溶かせるロードヒーティング設置。部屋数は6室で、浴室1、トイレが洋式2、台所、洗面所、ダイニングである。
 近所にはあらゆる生活に必要な資源がそろっている。歯医者、小児科・内科、郵便局に、ホームセンターやスーパー、レストラン、温泉等々。
 とりあえず建物の方はトイレの拡張または裏庭の空間に増築すれば、重度の要介護者用トイレや浴室も確保が可能で、玄関先もスロープか段差解消で十分である。更には今の時代はスプリンクラーの設置が必要なので、整備補助金を申請する必要がありそうだ。
 この建物を拠点に第一回目の法人の施設整備計画が、ずんと前に進むことになるのである。
 そこで冒頭の「四次元ポケット」の話になるのである。
 私の周辺にはドラえもんに当たる人物が何人かいて、そのポケットからこうした夢の道具が出てくるのだ。10月から試行期間としてスタートさせ、来年4月からの正式スタートというシュミレーションを立て始めている。なんだかまたまた今年も忙しくなりそうな勢いである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。