夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

出荷作業

2007-07-20 06:56:17 | 岩木山麓 しらとり農場日記
 しらとり農場は月曜日と木曜日が出荷の日だ。しかしお客様が増えてきたために曜日を分けないと、野菜の配達が難しくなって来た様子。月曜日の昨日はビニールハウスの中でウーファーのアサやんとオーナー夫妻が会員の出荷箱に野菜を計量して、順番に詰める作業をしていた。夏本番となる8月までは野菜が育ちきれないために、なかなか苦労が多い様子。きょうの箱の中のメニューは、大根・ブロッコリー、ニンジン(葉つき)、きゅうり・バジル・タケノコ白菜・キャベツ・ナスなどだった。大・中・小の出荷箱に多少の量的な違いとメニューの違いがあるようで、白板に詳細が書かれていた。大根やニンジンの葉はかきあげ天ぷらや炒め物にするととっても感動するほど美味しい。しらとり農場のお昼は麺類も多いが、その麺類の上にこの葉物を炒めたものをかけるとさらにグレードアップしていた。
 いずれにしても新鮮で安く、更には安心して美味しい野菜を宅配というサービスを受けられるのはありがたいことだと思った。
 やがてあうんメンバーがやって来て農場がにぎやかになり、メンバーはにんにく畑の草取りに入った。私は開墾畑のイタドリを引き抜く作業を行なった。暑い日差しの開墾畑には豆類が整然と生育している。その畑に歓迎されないイタドリもまた、それを阻害するように育ち始めていた。イタドリは背も高くなるし、とにかく根っこが年々太さを増して行き、横に這うので要注意だ。太さも直径10センチほどになると人間の手ではどうにもならないし、ロータリーなどでこの根を切ると、分断したままでそこからイタドリが生えてくるのだ。私はイタドリを抜く作業を繰り返しながら、その屈んではまた立ち上がり前に進む行動が、「インドの五体投地」でもやっているような気になってきた。こうして汗をたっぷりとかいて、何とか午前中にイタドリの抜根作業は終了し、オーナーハウスに戻った。オーナーは昼過ぎからの野菜の配達に備えて、「マニアックベジタブル」という会員向けの野菜新聞をパソコンで作成していた。一面は今回の配達される野菜メニューの紹介と調理紹介、配達の際のお願いなどが書かれていて、二面には今回「湯ノ沢遺跡」が紹介されていた。
 先日も会員の方から絵手紙の美しい野菜が描かれているお礼状を見せてもらったが、市販されている野菜と、有機野菜の違いを実感して感動したと綴られていた。
 お客様の声を直接聞きたいというオーナーの強い気持ちで、きょうもトラックで野菜配達に出発して行った。

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