夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

あうんの日常

2007-03-07 07:10:50 | つれづれなるままに
 昨日は朝から強い風が吹きつけました。そして午後からは雪が降り出し、冬に逆戻りです。今朝目覚めると、室内気温は9℃。外は真っ白な雪が積もっていました。
 あうんの日々は4月からの「事業移行」の準備で終日忙しく動いています。
 この1週間気がかりなことのひとつは、いつも元気な活動を見せるMさん(女性)が、てんかん発作を家庭で起こして、大学病院に入院していることです。お父さんからの状況連絡があり、開眼しているが意識が戻らないというので、スタッフは日常的に彼女の元気さに振り回されていることの如何に幸せなことを感じざるを得ません。
 昨日事務主任Mさんが見舞いに立ち寄ったところ、ようやく意識が戻りつつあるらしく、「あうん」というと笑ったりしているそうです。スタッフもそれを聞いて安堵していました。そうして考えると、今日々元気で通うメンバーの一人一人、「絶対大丈夫」といえる人は誰も居ないことに気付きます。日々のメンバーの健康や安全に、私達はもっと感謝してよいのかもしれませんね。
 昨日スタッフ全員に、「社会福祉法人抱民舎行動規範」という倫理綱領のようなものを配布しました。私達が何気なく子ども扱いしたり、世話しているから良いのだという安易な思いの中での「名前の呼び捨て」を含むあってはならない行動を、喚起するために、あうんを利用者の立場で再編したいと伝え、理解できたら誓約書を理事長に提出するように示しています。
 19日からいよいよ3名の職員の新任研修会がスタートする前に、現在のスタッフに意識改革をしておきたかったからです。でも中々難しい事が多いですね。マニュアルどおりにやっていれば良いわけでもないのです。やはり人に接する温かさということなどを考えれば、本質的にその人が持っている感性になるのかもしれません。
 
 

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