夢発電所

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№26 車椅子ダンスボランティアを始めたわけ

2007-02-22 22:36:07 | 私と福祉とであいの旅
 №26 車椅子ダンスボランティアを始めたわけ

 私の現在耕作をする畑の春先の野菜の苗を丹精こめて育て、届けてくれる農家の方で田沢さんご夫妻がいます。このご主人は現在「車椅子ダンス」と言うボランティア活動をしています。車椅子ダンスは、パートナーのいずれかが車椅子に乗って、片一方の方は立ったままでソーシャルダンスを踊ります。
 一昨日久しぶりに我が喫茶店を訪れて、お茶を飲んでいってくれたそうです。そして家内にこんな話をしてくれたとのことでした。
 仲間から時々、「あなたは何で障害者の方を相手に車椅子ダンスなんかやっているんだね?」と聞かれるそうです。そして自分でも答えに窮して、よくよく考えるとある思い出に行き当たったと言うのです。それは、もう7,8年前のことと思いますが、我々夫婦が無認可の作業所時代に、少しでも社会参加をして障害の方々を地域の馴染みにしていこうとしていた時期です。ある冬、町にある海洋センターのグラウンドで雪祭りが開催され、私達の作業所のメンバー全員で、雪だるま作りの大会に出場したのでした。そして、車椅子の娘達も当然参加して、楽しんだ記憶があります。その時に田沢さんが我々の介護を遠くから見ていて、なにか大変そうなのに何も自分が手伝える能力がないことに気がついたそうです。どうしたら力に慣れるのか分からない。そのことがあってしばらくして車椅子ダンスなら自分にも協力できることだと思って、そうして始めたことに行き当たったのだそうです。
 私はそんなこととは知らずに、また田沢さんご夫妻のお力を頼りにしています。そして、ご縁とは異なもので、知らぬ間に長男さんとも並行してお付き合いをしていたのでした。青少年の安全を守る協議会の役員でした。いずれもありがたいお話しです。

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