夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

岩木地区青少年安全推進協議会

2008-02-06 07:46:30 | つれづれなるままに
 昨夜中央公民館で地元の駐在や民生児童委員協議会、小学校、PTA、ボランティア団体などの代表が集まり、今後の活動に向けた話し合いがなされました。
 この組織は3年前の12月暮れに「地区青少年安全推進協議会」なるものが発足し、青少年の関係団体がこれに加盟して協議し、活動をしようとしています。旧岩木町も子どもの数が減少し、学校が統廃合などで通学距離が遠くなって親や祖父母の迎えを受ける生徒が多いのに驚きます。一方家庭の事情で迎えに来れないとか帰っても一人で過ごさなければならない低学年児童の多くは、児童センターなどで過ごすことになります。そして一部の児童は当てもなくさすらう子も居ます。かつては水田地帯だったエリアに、便利な道路がどんどん整備され、スーパーやコンビニも増えてきました。そして非行や変質者の横行です。
 車に乗れと言われたとか、触られたとかいろいろ子どもたちの周辺に危険が増えてきました。この組織はそういう背景の中でボランティアの人たちが集まり何とかしようと結成したのです。登下校時の見守りをすることになりました。腕章やステッカーを作成してパトロールをしようとしています。しかしまだまだそのニーズ(支援を受ける側の希望)とシーズ(支援を提供する側の意向)がきちんと合致していないのではないかと思います。また、何かをしようとする行為が無理なく行われることがないと続きません。そこで今最も有力なのは定期的な運動とともに、「ついでボランティア」です。腕章をしてジョギングをしたり、犬の散歩をしたり、買い物に行くボランティアです。ちょっと照れくさいこともあるようですが、そういう目立つことでかなりそういう犯罪から子どもたちを守れるというのです。そのほか車にパトロール中のステッカーを貼るなども話されています。忙しい、煩わしいなどの声も聞きますが、理解する人々を増やしていくのには実践しかありません。町の将来を託していく尊いいのちを守ることは私たち大人の役割であり、使命です。できることから始めたいと思います。
 

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4 コメント

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地域の眼差し (むすびちゃん)
2008-02-06 09:35:47
私のまちでも、いくつかの見守り事業が行われています。

小学校のPTAによる〇〇小学校パトロール。これは、保護者が自転車のカゴにプレートをつけるものです。また、警察の事業では、ぴーぽくんの家。これは名乗りを上げた家の門扉や生け垣にプレートを下げて、もしもの時に、助けを求めるというものです。また、登下校時に高齢者によるパトロールも行われています。これは、登録制の有償ボランティアで、雨でも嵐でも、どんな時でも休まず励行されています。

放課後プラン事業で、校内での見守り事業も始まりました。いくつかの仕組みが組み合わされることと同時に、地域の人たちの意識が、変わることが大事ですね。
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むすびちゃんへ (なりたはるみ)
2008-02-06 10:55:22
自転車かごのプレートは良いかも!
 こちらでも子ども110番というステッカーが協力者の玄関先に掲示され、万一の場合には駆け込めるようにしています。あとタクシーにステッカーを貼ってもらったりです。もっと情報(アイデア)が集まると地域活動が豊かになりそうですね。
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守る (ふんわり)
2008-02-06 13:49:37
私の住んでいる地域は、文教地区なのですが、変質者がたくさん出ることで地域の老人会やボランティアの方々が、子どもの通学時に必ずジャンパーや腕章をつけて活動しています。数年前は変質者が減ったのですが、変質者も病気なので四季を問わず出没するんですよね。最悪です。

でも、地域の人たちの助けがないと、きっと、もっと被害が増えると思うんです。

なりたさんたちが頑張ろうと思っていることは、本当に大切なことだと思います。
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ふんわりさんへ (なりたはるみ)
2008-02-06 16:32:10
 アーしなければならない、こーしなければならないというものでは不自由ですね。みんなが心配しているということが大切なんだと思います。心配の形をどのような行動に結びつけるのか・・・それが街を一つにしていく、良い街にしていく鍵だと思います。わたしにできることあなたにできる方法は何かな?ということなのですね。
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