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夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

津軽鉄道「ストーブ列車」

2007-02-05 06:56:19 | 一歩二歩、散歩~横道
 友人Kさんと絶好の地吹雪の朝、五所川原市からのストーブ列車に乗ろうというプランで寒さを突いて出かけました。強風で思わず身を縮めなければならないような凍(しば)れです。弘前駅から五能線(五所川原経由で終着は能代までの鉄路)で途中の五所川原駅まで45分で到着。五所川原駅からは津軽鉄道に乗り換えるのですが、ストーブ列車は一日2本しかなくて、やむなく普通列車で太宰治の生誕地・斜陽館のある金木駅まで行き、4分間の乗り継ぎ時間で帰りのストーブ列車に乗り込むことにしました。津軽鉄道は五所川原駅の構内に隣接した昔ながらの小さな駅で、時刻表も昔ながらの手書き文字で懐かしさを感じました。待合室も椅子には小さな座布団が敷かれていて、ストーブが炊かれていました。駅員はおばさん一人で、旅行者の案内をしていました。
 津軽鉄道線にはPM0:40乗車し、金木駅まで約35分。突風が吹くと一両のみの車輌は大揺れでした。日曜日のこの日、普通列車には乗客は観光客5名に学生2名のわずか7名です。
 PM1:05金木駅に到着し、今度は反対側ホームでストーブ列車を待ちます。すると三角のラッセル用ジーゼル機関車を先頭にしたストーブ列車が入線して来ました。レトロな車輌をカメラ愛好家達が写真撮影しようと、一斉に線路に溢れてカメラのファインダーを覗き込みます。「線路に入らないでください」という駅員に注意されながらも、皆さん一生懸命です。3両編成のストーブ列車はメロス号と書かれていました。太宰治の「走れメロス」から名前をいただいたものでしょう。
 先頭から2両は殆ど満杯状態で、もう一両は団体客用でした。先頭から2両も9割方は観光客だと思います。車輌にはストーブが2機前方後方に設置されていて、その上には金網が設置されており、乗客が次々にスルメを焼いて香ばしい匂いが車内を包みます。若い車掌が忙しそうに、ダルマストーブに石炭をくべながら何度も行き来します。乗客はその風情がまた珍しいのか、一斉にカメラの放列が出来ます。地吹雪が車窓に吹き付ければ、窓の隙間から雪が吹き込んで来て「うっそー、雪が入ってきた」と若いカップルが珍しそうに騒ぎます。あちこちで笑い声が響いて、地吹雪の雪原をストーブ列車は進みました。本当にこの時期の寒さと地吹雪、それにクラシックな車輌設備という時代遅れというマイナス要素であるはずのものが、すべて観光の魅力として息づいているのです。昔の思い出の何処かには、このような情景が記憶として残っているのかもしれません。
 たった8駅間40分程度のストーブ列車のこの旅は、スルメの香りと寒さを土産に終わりました。

黒石市~

2007-01-23 07:29:20 | 一歩二歩、散歩~横道
 昨日22日は私のお休みの日でした。カミサンはパン教室に青森市へ出かけて、私はまた職場で一日を費やすのかと思いきや、実はいろんな休息プランが溢れ出していました。
 1日8000歩をしようかとか、田沢純子様の個展を見に行こうか、はたまた中三デパート地下のミソラーメンを食べに行こうか…などなど。
 結局天候が優れないことを理由に全てのプランが却下されて、お風呂道具を車につけて、平川市(旧尾上町)のフラワー温泉に午前中はつかりました。とっても熱いお湯でしたがつるつるしたお湯は、とっても私の肩の具合にもよさそうでした。露天風呂もあって、ゆったりと入浴タイムを過ごしました。上がった後も汗が噴出し、冷ますために畳の席で読書。なにやら2階の大休憩場からおじさんたちのカラオケのがなり声が聞こえて、こりゃたまらんとすごすごと車に戻りました。お昼はこの温泉近くにある「花の屋」という豆ご飯専門店にするか、それとも黒石の噂の焼きそばにするかなど頭に描いて黒石を目指しました。黒石市には、私が応援する鍼灸マッサージ屋「治療室あかり」があり、ゴールデンタイムの2時の予約をしていたのでした。黒石市は「こみせ通り」という昔ながらの商店街をアーケードが続いていて風流な町並みがあります。(「こみせ」は私の田舎では雁木(がんぎ)と言っていました。)黒石市は城下町でもあり、道も狭くて一方通行の道路が多いのです。市内のウインドウショッピングには車よりも本当は歩いて、若しくは自転車で散歩するのが最適かもしれません。結局、私の昼食は駅前通の「ラーメン大将」で「醤油ラーメン一杯650円」を注文してみました。おにぎり1個100円。札幌風なので麺はストレートでふと麺、丼は大きめ。かいわれ大根が添えられていてもやしがたっぷり、チャーシューも2枚大きめで柔らかでした。この店の売りはミソラーメンのようでしたが、とりあえずきょうは醤油にしました。汁も少ししょっぱい感じでしたが美味しかったです。塩ラーメンも含めて650円と共通の値段です。スペシャルラーメンは1000円だそうで、チャーシューが丼からあふれるのだそうです。余計なメニューはないのですが、お客さんもなじみの方が次々に来店して美味しそうに食べてゆくお店でした。

高照神社

2007-01-22 16:57:08 | 一歩二歩、散歩~横道
 国の重要文化財に指定された弘前市高岡の高照神社で六日、「国重要文化財指定奉告祭」が開かれた。(陸奥新報)

 津軽藩四代藩主・津軽信政公をまつった高照神社は、江戸時代の神道「吉川神道」の思想に基づいて建てられた、現存する国内唯一の神社。七月五日付の官報で、「本殿」や「中門(ちゅうもん)」など主要な建造物八棟と、信政公墓二基の国重文指定が告示された。

 弘前市の裁判所前にある「ナポリタン」のママのホームページをご紹介します。
きれいな写真や日記が楽しい感じです。弘前市内や高照神社の写真もたくさんありますので、興味のある方はご覧下さい。「弘前ナポリタン」でも検索できます。
 
 http://www.geocities.jp/nappo1973/