2011年に刊行された新刊の新書1500点以上の中から、大賞は「ふしぎなキリスト教」が選ばれました。
この本は、社会学者の橋爪大三郎氏と大澤真幸氏の対談集です。新書なのに340ページもある本です。きょうの日経新聞の書籍広告には、30万部突破と書かれており、高橋源一郎氏などの推薦文が記載されています。
キリスト教の社会学的入門書という触れ込みです。私も興味深く読みました。読んでそれほどの日がたってないのですが、内容はほとんど覚えていません。あらためて「目次」を見たのですが、どのようなことが書かれていたのか思い出せません。でも、読んでいた時は知的好奇心をそそられた本でした。
新書大賞の2位は、古川隆久氏の著作である「昭和天皇」です。この本は今、読んでします。この本も402ページの大作です。
3位「TPP亡国論」、4位「武器としての決断思考」、5位「女子校育ち」などがランクされています。正直3位以下で読みたいと思う本はありません。
1位、2位の本は、あえて新書にしなくてもよい本です。各出版社新書を出していますが、質の低下が著しいのではないかと思います。
興味を持って、購入した本が、1,2位ということは、本を選ぶ目を少しは持っているのかなあと思いました。
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