TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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「昭和史裁判」を読む

2011-09-01 12:59:18 | 今週の一冊

 半藤一利と加藤陽子の対談集「昭和史裁判」を読んでいます。

 この本は、作家と歴史学者の対談形式で、5人の歴史上の人物を論じることによって、第二次世界大戦終了時までの昭和を論じるものです。

 歴史上の人物として、広田弘毅、近衛文麿、松岡洋右、木戸幸一、昭和天皇です。いずれの人物も軍人以外で昭和前史の重要人物です。

人によってすべて歴史が動いていくとはならないと思いますが、稀有なるリーダーが存在していたならば、日本も戦争を起こさなかったかもしれません。同様に、先行きが見えない今、見識のあるリーダーの存在はだれでもが望むことです。

 稀有なるリーダーは、なぜ誕生するのでしょうか。単なる偶然?時代が求めるものにマッチするから?。1945年以降に吉田茂、鳩山一郎、石橋湛山、岸信介、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘、竹下登、宮沢喜一、村山富一、小渕恵三、橋本龍太郎、小泉純一郎、阿部晋三、福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫、管直人と人物がどんどん小さくなってきているように思えます(思いつくままに名前を上げました)。なぜなのでしょうか。

 新首相が決まった日に、今を考えさせてくれる本を読みました。

 

 


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