厚生労働省が20日に発表した2013年の賃金構造基本統計調査によると、フルタイムで働く一般労働者の残業代などを除いた月額平均賃金は、前年比0・7%減の29万5700円と4年ぶりに減少した。
厚労省は「比較的賃金水準の低い中小企業に採用された人や、医療・福祉産業の従事者が増えたことから全体の水準が押し下げられた」と説明している。
男女別では、男性が0・9%減の32万6千円、女性が0・2%減の23万2600円で、男女共に減少したのは統計が比較できる1976年以降で初めて。男性の賃金に対する女性の割合は71・3%で、男女間の賃金の格差は最小になった
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます