TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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東証10,000円割れ、9,916円になる

2008-10-08 07:16:26 | 経営全般
東京株式市場の日経平均株価が7日、一時10,000円を割り込みました。流通業者は消費者心理の冷え込みによる売上減少を懸念しています。また、急速に円高進んだことから、輸出企業は為替差損に危機感を募らせています。

 地元群馬県でも、県内大型小売店の売上高合計は、今年3月から6か月連続で前年を下回っており、流通業界はすでに厳しい状況にあるなかで今回の株価低迷は、景気後退にアクセルがかかる要因になります。

 輸出産業ともいえる自動車製造業界も景気後退に警戒感を表しています。金融不安から広がった欧米各国の景気減速感が、外国為替市場でドルやユーロに対して急激に円が買われる展開も表れています。サンデンなどは、欧米が連結売上高の4割を占める主要市場です。対ユーロ1円高で営業差損は3億円減少する計算になります。

 どの企業の経営は今後も厳しい状況が続くものと思われます。

 


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