地元群馬県玉村町の住民有志が製作委員会を組織し、全て町内でロケを行う映画「漂泊」の製作発表会見が19日、同町下新田の町ふるハート交流館で行われました。映画は来年6月から10月にかけて町の郷土芸能や風景を背景に撮影予定。県立女子大の学生が主人公の設定で、同大や町も協力します。出演キャストは県内の高校生以上の男女を予定しており、来年2月15日まで募集します。12月をめどに公開する予定だそうです。
映画は、迷い、悩む若者の今がテーマ。監督・脚本は地域を題材にした映像を数多く手掛けている有坂中央学園メディア開発センターの藤橋誠さん(37)。藤橋監督が自身の作品の上映会で町関係者と出会い「玉村町を舞台にした映画を作れたらおもしろい」と意気投合したことがきっかけとなりました。
物語は、町で行われている郷土芸能を卒論のテーマにした県立女子大生を主人公に設定。町に残る伝説をもとに不思議な出来事が起こる中、若者が迷い悩みながら「漂流」する様子を表現するるものだそうです。
地域振興の方策は、いろいろありますが、大学のある町として、おもしろい企画ではないでしょうか。
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