TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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「デフレの正体」を読み始める

2011-03-08 20:35:02 | 今週の一冊

 ベストセラーになっている藻谷浩介氏の著書「デフレの正体」を読み始めました。

 この本は、昨年から今年にかけてのベストセラーで、管首相も読んだと発言しています。私は、もう少しブームが去ってから読んでみようと思っていたのですが、それでは話題に遅れてしまうと思い、読み始めました。読み始めると、最初から日本経済の常識を覆すことが書かれていて、その主張が納得いくことも多いです。

 藻谷浩介氏については、地元伊勢崎市で講演会を聞いたことがありました。平成18年だったと思います。伊勢崎青年会議所が主催の「街おこし講演」だったと記憶しています。藻谷氏は、パソコンを講演会に最中にに駆使して、データ検索して話をしていたのを記憶しています。

 池上彰のテレビ番組で、ゲストに藻谷氏が出演して、日本の元気な街を紹介していました。そのときも、パソコンを持ちながら街をあるいていました。その時は、活性化している街の要因を説明していたのですが、納得いくものでした。3月6日、日曜日の「サンデーモーニング」のもコメンテーターとしてテレビ出演していました。

 藻谷氏は、「デフレの正体」の著書紹介では、現在日本政策投資銀行企画部地域振興グループ参事役だそうです。2000年ごろから地域振興の分野で研究・著作・講演を行っており、合併前の約3,200市町村の99.9%、海外59か国を私費で訪問した経験を持つということです。また、この本は、著者が累計3,000回以上行った講演経験を構成されているおすです。

 そのため、藻谷の主張は、現場感覚にデータを加味しているので説得感があります。それにしても、サラリーマンでありながら、どのようにすれば、講演会や、全国市町村の訪問、外国の訪問ができるのでしょうか。

 


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