人材サービス業界では、日雇い派遣の原則禁止を見越した動きが活発化しています。業界大手のグッドウィル・グループ(GWG)は7月31日で日雇い派遣から完全に撤退しました。人材派遣業界も方向転換を余儀なくされていますが、労働者も仕事探しに方向転換を余儀なくされています。
GWGは技術派遣を中核に再建を進める方針を打ち出しています。業界大手のフルキャストはすでに、中長期の派遣契約への移行を進め、日雇い派遣は全派遣契約の2割程度になっています。
一方、31日に廃業したGWGのグッドウィルの派遣労働者は少なくとも900人が就労先が決まっていないないようです。グッドウィルによりますと、6月末時点で約6,000人いた派遣労働者のうち、約1,600人が派遣先に直接雇用され、約2,000人は同業他社に登録し直して同じ派遣先で働いています。ただ、約900人は就業先が決まっていません。残りの1,500人は自ら就業先を探す見込みですが、就業状況は不明だそうです。
日雇い派遣については、政府が基本的に禁止にする方針を示しています。その方針を受けての各企業の方向転換ですが、一番被害を受けているのは労働者ではないでしょうか。
セイフティーネットの必要性が前々から言われていますが、格差が顕在化している今こそほんとうに整備していくことが求められていると私は思います。
GWGは技術派遣を中核に再建を進める方針を打ち出しています。業界大手のフルキャストはすでに、中長期の派遣契約への移行を進め、日雇い派遣は全派遣契約の2割程度になっています。
一方、31日に廃業したGWGのグッドウィルの派遣労働者は少なくとも900人が就労先が決まっていないないようです。グッドウィルによりますと、6月末時点で約6,000人いた派遣労働者のうち、約1,600人が派遣先に直接雇用され、約2,000人は同業他社に登録し直して同じ派遣先で働いています。ただ、約900人は就業先が決まっていません。残りの1,500人は自ら就業先を探す見込みですが、就業状況は不明だそうです。
日雇い派遣については、政府が基本的に禁止にする方針を示しています。その方針を受けての各企業の方向転換ですが、一番被害を受けているのは労働者ではないでしょうか。
セイフティーネットの必要性が前々から言われていますが、格差が顕在化している今こそほんとうに整備していくことが求められていると私は思います。
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