TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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シャープ 過去最大5453億円の赤字

2013-05-14 19:21:03 | 経営全般

 経営の立て直しを進めている大手電機メーカーの「シャープ」は、ことし3月期の決算で、最終的な損益が過去最大の5453億円の赤字となったことを発表しました。

シャープが14日に発表した昨年度・ことし3月期の決算によりますと、売り上げは前の年度よりも0.9%増えて2兆4785億円となりました。ただ、最終的な損益は5453億円の赤字となりました。

 これは、主力の液晶パネル事業が1389億円の赤字となったことに加え、デジタル家電や携帯電話などの事業が98億円の赤字となったこと、液晶パネル工場の稼働率の低下などを受けて2646億円の特別損失を計上したことなどによるものです。
一方、今年度・来年3月期の業績予想では、最終的な利益が50億円と、3年ぶりに黒字に転換する見通しだとしています。

 また、シャープは、来月に奥田隆司社長が会長に就任し、片山幹雄会長が退任して経営陣を刷新する人事を内定したことも正式に発表しました。

 シャープの苦悩は日本の家電製造業界の苦悩そのものです。また、内部的にも社長が会長で、副社長が社長ではなにが変わるのでしょうか。


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