地平線の上
暗くなり始めた空が
痙攣して
次々に白む
見えないあの向こうは
雷雨だろうか
(それともあれは戦闘だろうか?)
ここには
何の音も聞こえない
だがその痙攣のたびに
神経が痛む
見続けていると
光は少しづつ
南から北に移ってゆく
ここから遠くを
嵐が通ってゆくのだ
いつも
ぼくから遠くを
ここへ来い
稲妻
ぼくの真上を通れ
地面にたたきつけろ
息も詰まる雨
この体をを引き裂け
錐揉みする風
魂を持って行け
ぼくはもう長い間
待っている
ぼくの生は退屈すぎる
地平線の上
暗くなり始めた空が
痙攣して
次々に白む
見えないあの向こうは
雷雨だろうか
(それともあれは戦闘だろうか?)
ここには
何の音も聞こえない
だがその痙攣のたびに
神経が痛む
見続けていると
光は少しづつ
南から北に移ってゆく
ここから遠くを
嵐が通ってゆくのだ
いつも
ぼくから遠くを
ここへ来い
稲妻
ぼくの真上を通れ
地面にたたきつけろ
息も詰まる雨
この体をを引き裂け
錐揉みする風
魂を持って行け
ぼくはもう長い間
待っている
ぼくの生は退屈すぎる